翁長雄志知事のプロフィール

かつては自民党に所属し、辺野古移設派の急先鋒だった翁長雄志知事

現在の翁長雄志知事からは考えられませんが、実は、翁長雄志さんは1985～2014年までは自民党に所属しており、那覇市議をつとめていた頃から、辺野古移設にも賛成するどころか、むしろ辺野古移設派の急先鋒だったとも言われています。

ところがです！

当時、那覇市長を務めていた翁長雄志さんは、2014年6月、一部の自民党議員からの出馬要請を受けて知事選への出馬を表明するのですが、その頃から手のひらを返したように、辺野古移設反対の声を上げ始めます。

沖縄県知事選挙の当選を果たすと、当然のように自民党を離れ、辺野古移設反対を掲げている日本共産党などと手をとるようになります。

こうした翁長雄志知事の政治的な動きに対して、当時から批判する声も少なくありませんでしたが、特に2015年9月21日にスイス・ジュネーブで開催された、国連人権理事会での場違いな演説に批判が殺到することになります。

この演説の中には、沖縄県の独立を示唆するようなメッセージが込められていたことから、特にネット上ではネトウヨと呼ばれる人達から「中国寄りの売国奴」や「中国の手先」、さらには「翁長知事は琉球王になろうとしている」などと囁かれるようになっていきました。

2006年には初期の胃がんで全摘手術を受けていた翁長雄志さん

そんな翁長雄志さんは、那覇市長時代である2006年3月に初期の胃がんが見つかり、同年4月13日には、胃の全摘手術を受けています。なんと１ヶ月で10kgも体重が落ちたそうです。

一時見られた激やせが心配されたものの、術後の経過は良好で、それ以降は怖れていたがんの転移も見られず、ことあるごとに自民党を困らせるくらい、公務に励んでこられました。

ところが、2018年4月に受けた人間ドックで異常が指摘されることに……

翁長雄志知事にステージ2のすい臓がんが見つかる

2018年4月5日に受けた人間ドックからそのまま検査入院へ

全ての始まりは2018年4月5日に受けた人間ドックでした。そこで異常が発見された翁長雄志知事は、精密検査を指示され、そのまま検査入院することなります。

6日、7日の二日間に渡って行われた精密検査の結果、すい臓の腫瘍との診断が下されました。

4月10日に検査入院から退院した翁長雄志知事は、沖縄県浦添市の病院で会見を開き、すい臓がんが見つかった旨、月内にもその腫瘍を取り除く手術をすることを明らかにしました。

この会見に同席した主治医の説明では、翁長雄志知事のすい臓で発見された腫瘍は2～3cmの大きさで、その時点では良性か悪性かの判断はつかず、手術で摘出したがん細胞を調べた上で、今後の治療方針を決めるとのこと。

ただ、あくまで根治する方向での治療を考えているとの力強い言葉もあったようです。

また、前述した2006年の胃がんとの関連について問われた主治医は、この時の胃がんによる転移ではないと語っています。

2018年5月15日の退院会見で翁長雄志知事の病状が明らかに

当初の予定通りである4月21日、翁長雄志知事は沖縄県浦添市の浦添総合病院において、すい臓がんの摘出手術を受けました。

手術の翌日からリハビリを開始し、その後は順調に回復。翁長雄志知事5月15日、当初の予定よりも早く退院しました。その時のスーツ姿で病院玄関に姿を現した時の様子がこちら。

その後の約１ヶ月ぶりとなった記者会見で、病状について説明されました。それによると、摘出したがん細胞を病理検査に回した結果、腫瘍は悪性で、進行度は「ステージ２」のすい臓がんだったことを公表します。

また、心配されたがんの転移については、膵臓周辺のリンパ節にも腫瘍が見つかったため、それも併せて切除したことも明らかにしました。

今後は、定期的に通院して、再発や転移を抑える抗がん剤治療を続けながら、経過を注意深く観察するとのこと。その上で、１日も早く公務に復帰し、12月までの人気を全うすることに意欲を示されました。

県幹部によると、翁長知事は一時帰宅するなど順調に回復しており、まずは週１回程度議会に出席し、体力の回復を待って徐々に本格復帰を目指すとのこと。

最後に、現在注目されている次の二つの質問について、この退院会見で翁長雄志さんが語った言葉を、そのまま引用してみたいと思います。

今回の診断結果についてどう受け止めているか？

「膵がんとの診断結果を受けた。その結果についてだが、私は那覇市長になった６年目、胃がんで胃の全摘出手術を受けた。その時も回復に向けて色々あった。今回は膵臓の腫瘍。膵がんということでまた新たな課題だが、私からすると冷静に受け止めながら、これから治療に向けて全力を傾けて頑張っていきたいなと思う」

引用：翁長知事、膵臓がんの切除公表　知事選の対応は明言せず – 沖縄：朝日新聞デジタル　https://www.asahi.com/

秋に実施される予定の知事選への出馬はあるのか？

「これからのことだが、幸い今、流動食等々でやせた。そういうことで体力回復がまだだが、ここ数日、ぐんと元気になってきたので、公務をしっかりこなしていく。これが私の今一番の眼目でありまして。まずは、それをしっかりする中で、負託に応えていきたいと思っている」

引用：翁長知事、膵臓がんの切除公表　知事選の対応は明言せず – 沖縄：朝日新聞デジタル　https://www.asahi.com/

気丈にもこのように語り、公務への意欲をのぞかせる翁長雄志さんでしたが、その後の激やせぶりが話題になっていくことになります。

翁長雄志知事に心配されている“激やせ”を時系列で検証

無事、腫瘍摘出手術を乗り越えて、元気に退院された翁長雄志知事ですが、実は、その後の“激やせ”ぶりが大変な話題になっています。

まぁ、現在は術後の体力低下と、その後定期的に受けているであろう抗がん剤治療の影響により、どうしても痩せてしまうことは仕方のないことなのですが、やはり気になってしまいますね。

まずは、すい臓がんが見つかる前の元気な頃の画像をいくつかピックアップしてみましょう。

出典：https://twitter.com/

出典：https://twitter.com/

出典：https://twitter.com/

どれも馴染み深い翁長雄志さんの表情ですね。手術後の翁長雄志知事の写真と対比できるように、2018年4月10、検査入院から退院した時の、腫瘍摘出手術を間近に控えた翁長雄志さんの写真がこちら。

そして、この写真から約１ヶ月後の退院会見での翁長雄志知事がこちら。

画像の中の人物の大きさと、明るさなどが若干異なりますが、同じ背景ですので比較しやすいかと。やはりかなりゲッソリされてますね。

特に顔の横幅がかなり細くなっているように見えますね！そのせいで、翁長雄志さん自慢のかつらが合わなくなってきたためか、その後は帽子をかぶるシーンが増えていきます。

激やせによりかつらが合わなくなり帽子にかぶり替える翁長雄志知事

帽子はオシャレですが、激やせっぷりに加えて、顔色も悪いご様子。このシーンもそうですが、県議会でも帽子で登場するシーンが多くなっていきます。かなりの激やせに、かつらが合わなくなってきたためでしょう。

米軍に対してだけでなく、日本政府に対しても抗議する考えを示した、この時のコメントは次の通りです。

「昨年１年間で（米軍の）緊急着陸などが連続し、解決しない中でＦ１５が落ちた。このような状況では将来の子や孫に責任を持てない。先進国でこういう国はないのではないか」

引用：翁長知事「子や孫の将来に責任持てない」 F15墜落、やまぬ米軍事故に不快感　https://www.msn.com/

ちょうど同じ県議会でのシーン、同じ照明、さらに、同じカジュアルウェアに、同じような形の帽子ですので、19日の画像と26日の画像を並べてみました。

左の画像が6月19日で、右の画像が6月26日です。この１週間の間に、「沖縄全戦没者追悼式」があったり、手術後の検査、治療があったりで、病み上がりの中、大変なスケジュールをこなされたわけですが、たった１週間で顔が一回り細くなっていませんか？

遂にかつらだけでなく、帽子さえも脱ぎ捨てた翁長雄志知事

あまりの激やせぶりに、まるで別人のようですが、ネット上ではどさくさに紛れてかつらと帽子を脱いだ翁長知事に話題が集中することになりました。そして、こんな画像がシェアされまくることに……

出典：https://twitter.com/

え？
昨日、強風でカツラが飛んだって？#翁長知事 pic.twitter.com/M4VWGHLUKW

— kenken (@shundroid1015) 2018年6月24日

もちろんコラです。こんな悪ふざけもどうかと思うのですが……思わず笑っちゃいますよね。また、翁長雄志知事のハゲとかつらに関して次のような鋭い指摘も。

出典：https://twitter.com/

同じ人です

抗がん剤の副作用ってそんなに急激に来ないような・・
ヅラを取れた知事はすっきりしたね#翁長知事 pic.twitter.com/B4sxL5eiC6

— まー@チョコ&虎徹 (@wall_craftsman) 2018年6月23日

なるほど！今回の“全部脱ぎ”は、「すい臓がん治療による抗がん剤で抜けちゃったんだからハゲてて当然でしょ！」っていう翁長雄志知事の開き直りのなせる技だったという見立てですね。

ってことは……もしかして、翁長知事はバレていなかったとでも？

ってことで、最後のおまけ企画として、翁長雄志知事のかつら画像特集をお送りしましょう！

翁長雄志知事のかつら名場面集

この一枚の画像をネタに、某掲示板で次のような容赦ない会話が繰り広げられていました。

33: 名無しさん 2018/01/09(火) 16:52:26.45 ID:3x9597Bf0

奥の記者の視線が…

81: 名無しさん 2018/01/09(火) 17:04:32.58 ID:je5mM75e0

>>33

この子がサイコキネシスで浮かせてる

91: 名無しさん 2018/01/09(火) 17:07:15.52 ID:7pEvpm8R0

>>33

めっちゃ笑い我慢してるだけだろｗ

引用：【悲報】　産経写真部　翁長知事の顔写真に容赦ない一枚を選びネットに掲載　http://www.okutta.net/

翁長知事がヘリの不時着事故で無意味に怒りすぎて見えてはいけない物が見えてる？ pic.twitter.com/t2HdPDcwzG

— 和泉守兼定 (@netsensor1) 2017年10月18日

見えてはいけないものが見えちゃったシリーズをもう一丁！

以上、ともすると深刻になりがちな話題だったので、最後はちょっと茶化してみました。ゴメンナサイ

個人的には帽子もカッコ良いけど、坊主もとってもお似合いだと思うんですよね。「沖縄全戦没者追悼式」での翁長雄志知事はとってもカッコ良かったですよ。もうかつらはいらんでしょ！って思ってしまいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

膵がんは他のがんに比べると生存率も低く、なかなか厳しいと言われていますが、かつて胃がんも克服されている翁長雄志知事ですから、きっと今回も良い方向に向かうと信じています。

個人的には、かねてより翁長雄志知事の政治的な主義主張については、到底受け入れられないものがあることは否定しません。ですが、それはそれ、これはこれ。全ては命あっての物種ですからね。