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植毛の種類&デメリット7!失敗や効果が出るまで&費用比較まとめ

薄毛対策の中で最も効果があり最終手段である「植毛」は失敗のリスクやデメリットも多く、決断前にじっくり検討が必要です。

 

今回は植毛の種類、失敗などリスク4つとデメリット7つ、メリット3つ、費用、植毛技術4つを紹介します。

植毛には2種類

 

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薄毛や抜け毛ゆえにハゲになってしまい、もう打つ手がない…と悩んでおられる方は、最終的な手段として植毛を意識されることでしょう。

 

植毛とは、実際に頭皮に毛を植えて髪の毛のボリュームを加えるというものです。

 

 

しかし、植毛は簡単に手を出すべきものではありません。

 

一般的な薄毛手段として認められるようにはなってきましたが、植毛することによって考えられるリスクやデメリットについてなども知っておく必要があります。

 

まずは植毛の種類についてご紹介します。

 

 

①人工毛植毛

 

1つ目の植毛の種類は「人工毛植毛」です。

 

人工毛植毛はその名の通り、人工に作られた髪の毛を頭皮に埋め込む手術を行います。

 

しかし、最近では人工毛植毛は受け入れられなくなってきています。

 

過去は盛んに行われていた記録が残っていますが、1980年以降人工毛植毛はほとんど行われておらず、アメリカでは人工毛植毛が禁止されています。

 

なぜでしょうか?

 

 

手っ取り早く見た目は改善します。

 

しかし、毛は伸びず、異物を埋め込むことになるため拒絶反応が起こり危険だからです。

 

 

②自毛植毛

 

2つ目の植毛方法は、「自毛植毛」です。

 

自毛植毛は自分自身の髪の毛を、薄毛や抜け毛が気になる部分に埋め込むという手術です。

 

後頭部や側頭部は髪が多いという方は、その部分の髪の毛を皮膚ごと移植します。

 

 

自分の髪の毛ですから、移植が成功すればまた成長するようになります。

 

メンテナンスは必要なく、元々あるヘアサイクルに準じて抜け替わるようになるため、後々楽かもしれません。

 

しかし、これは成功した場合のみのメリットです。

 

定着しない場合もあります。

 

 

 

植毛には大きなリスクがある【失敗の可能性も】

 

 

男性型脱毛症を治療する方法はたくさんあります。

 

しかし、すでにハゲがかなり進行しており、つるつるの状態になっている場合、髪の毛を増やして完全にふさふさの健康的な髪にするのはとても難しいでしょう。

 

 

そのため、そのような場合に髪の毛を取り戻したい方たちは、最終的な手段として植毛を行おうとします。

 

最近は成功率を上げている医師も多く、自毛植毛が一つの手段としてお勧めされる時代です。

 

しかし、安易に決定するのではなく、大きなリスクがある、ということを覚えておきましょう。

 

 

①傷跡が残る

 

まず、一つ目の考えられるリスクは傷跡が残る、というものです。

 

植毛は外科手術です。

 

自毛植毛は、自分自身の皮膚を他の場所に移植する、という手術になります。

 

そのため皮膚を切り取ったり、毛根をくりぬく、など必ず頭皮が傷つきます

 

 

技術の進歩と共に、傷跡が残らないように植毛を行える病院も増えてきました。

 

しかし、このリスクがあることは覚えておきましょう。

 

 

②仕上がりが不自然になる

 

あなたはなぜ植毛をしたいのでしょうか。

 

ただ単に髪を増やしたいからでしょうか?

 

それともおしゃれな髪形を楽しみたいからでしょうか?

 

何を重視して植毛という手段に踏み込むかによって、このリスクへの見方が変わってくるでしょう。

 

 

髪はいろいろな方向に向いて生えているため、髪の流れや髪質が異なります。

 

そうした自然な流れ、生え方が植毛した髪では再現できないのです。

 

質感が違う髪の毛、見た目が不自然、生え際が不自然、といった違和感を感じるというリスクがあります。

 

 

③ショックロス

 

3つめの考えられるリスクは、ショックロスです。

 

これは植毛という大きな刺激が頭皮に加わるため、一時的に髪が抜けるという症状です。

 

麻酔の影響もあるでしょう。

 

自毛植毛をした人の20%がショックロスを起こすようです。

 

 

せっかく植毛したのに髪が抜け落ちた!と非常に大きな挫折感を感じることになりかねません。

 

だいたい数週間~数か月後までに髪が抜け始めます。

 

また生えてきますので心配する必要はありません。

 

 

しかし、植毛したとはいえ、AGAの症状の方が強かった場合には植毛の効果が見られず、生えてきてもすぐ抜けるというサイクルが始まってしまうことがありえます。

 

そのため、植毛と同時に育毛剤や薬などでしっかり治療していく必要があるでしょう。

 

 

④定着しない

 

定着しないというリスクも考えられます。

 

生きた細胞を取り出して別の場所に移植するという植毛は、細胞に大きなダメージを与えます。

 

この細胞へのダメージを極力少なくして、髪の毛を新しい場所に定着させる必要があります。

 

移植時に密度が高まると、移植する髪にダメージが与えられ、定着率は低下してしまいます。

 

ですから、クリニックや医師は慎重に選ぶべきです。

 

 

くわえて、AGAの影響を強く受けている場合、移植した髪が正常なヘアサイクルに入っても、またAGAの影響ですぐに抜け落ちていってしまう可能性があります。

 

 

 

植毛のデメリット7つ【効果実感までには長くかかることも】

 

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植毛をすることには様々なリスクが付きまといます。

 

これだけではなく植毛によるデメリットも存在します。

 

こうしたデメリットやリスクと付き合っていく自信はあるでしょうか?

 

ここでは主に植毛の7つのデメリットを解説していきます。

 

 

①まぶたや顔が腫れる

 

1つ目は、まぶたや顔全体が腫れてくる、というものです。

 

手術翌日から一週間ほどまぶたや顔が腫れるかもしれません。

 

これは麻酔の影響によるものです。

 

移植をした場合必ず起こるといっても大げさではないほど、可能性が高いです。

 

 

手術時に使った麻酔がまぶたや顔に付着することによって、腫れてしまいます。

 

また、頭全体が腫れているように感じて、顔や頭が違和感MAX状態になるかもしれません。

 

しかし、1週間ほどでこの症状は消えていきます。

 

 

②痛みが出る

 

植毛は一つの手術ですから、痛みが生じるデメリットがあります。

 

頭皮は傷が出来ている状態です。

 

麻酔が利いている間は痛みを感じませんが、切れると頭皮の痛みや頭痛が生じるかもしれません。

 

 

痛みに耐えられない時は鎮痛剤を打ってもらうことが出来ます。

 

一時的に痛みは治まりますが、しばらくは痛みと付き合っていかなければならない、ということを覚えておきましょう。

 

 

髪の毛を皮膚ごと取り出した場所と、新しく移植した場所は、しばらくはどこにもつけてはいけません。

 

そのため、枕に頭を付けることが出来ません。

 

1週間ほどそうした決まりがあるため、寝づらくなることでしょう。

 

これも一つのデメリットです。

 

 

③後頭部のツッパリ感がある

 

皮膚を切り取って、髪が必要な場所に移植しますが、その切り取った場所は縫合します。

 

そのため、以前皮膚があった部分まで、残った皮膚を引っ張って付けている、ということになります。

 

ですから、皮膚が突っ張ったような感じを抱くかもしれません。

 

 

皮膚は自然に伸び縮みするものですから、心配する必要はありませんが、1カ月ほど頭が突っ張っているように感じるかもしれません。

 

しばらくの辛抱が必要です。

 

 

④術後に目立つ

 

健康な髪の毛と皮膚を確実に切り取るために、植毛前に刈り上げます。

 

ですから、手術後は刈り上げられており、傷が丸見えで非常に目立つ状態です。

 

刈り上げた部分をしばらくはウィッグを使って隠すという方法もあります。

 

 

料金がかさみますが、刈り上げずに、また傷跡が目立たないように植毛をすることが可能なクリニックもあります。

 

そうした植毛方法やクリニックの特徴をよく調べることはお勧めです。

 

 

⑤本数には限りがある

 

実は、移植できる髪の毛には限りがあります。

 

自毛植毛は、自分の側頭部や後頭部の髪の毛を皮膚ごと移植することになります。

 

皮膚ごと切り取るともうその部分には髪の毛が生えてきません

 

 

側頭部や後頭部にハゲが出来るまで移植してしまうと、薄毛対策、植毛の意味がありません。

 

ですから、最大で12000本~15000本が植毛限界となるでしょう。

 

一番髪が多い人は10万本以上ありますから、薄く見せない為に最適な本数といえます。

 

 

⑥効果を実感するまでに時間がかかる

 

基本的に植毛の方法は、髪を沿ってから皮膚ごと移植するというものになります。

 

ですから、髪が生えてくるまでの時間がかかります。

 

また、移植した髪の毛が定着しても、植毛直後は抜け毛が増えるようです。

 

 

髪の毛は徐々に生えてきますが、髪の毛が増えたとわかるようになるまでには半年ほどかかります。

 

髪が生え、成長し、抜けるという健康的なヘアサイクルが元に戻って、また新しい髪の毛が成長するまでには約3か月ほどかかります。

 

髪の毛が新しく生えてきても、健康的で太くて強い髪の毛になるには1年近くかかるでしょう。

 

 

一番効果的で即効性のある薄毛対策として、植毛がよく挙げられていますが、実際は時間がかかるものなのです。

 

 

⑦費用が高い

 

植毛の最も大きなデメリットは、他の薄毛対策方法に比べ、圧倒的に費用が高いということです。

 

植毛する本数によって費用は変動しますが、最低でも30万円かかります。

 

100万を優に超えて植毛する方もいます。

 

 

 

植毛のメリット3つ

 

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たくさんのリスクとデメリットがありますが、

 

植毛が今、薄毛対策方法として人気があるのは、メリットもちゃんとあるからです。

 

AGA脱毛症の方はもう植毛しか手段が残っていない、と考える人もいます。

 

それほど、髪の毛がまたふさふさになる可能性が高いのです。

 

少々痛みを感じても、費用が掛かっても、リスクやデメリットを気にしなくてもいいほどの効果が実際にあるのでしょうか。

 

 

①男性ホルモンの影響を受けにくい

 

1つ目のメリットは、男性ホルモンの影響を受けにくい頭皮になれるということです。

 

主に植毛するときは側頭部や後頭部の髪の毛を移植します。

 

こうした部分は生え際や頭頂部よりもAGAの影響を受けにくい部分です。

 

 

完全に髪がなくなってしまうほどの脱毛症でも、男性ホルモンが原因であるなら、後頭部と側頭部が最後に残ります。

 

ですから、そうした部分の髪の毛、頭皮を移植することでAGAの影響を受けにくくなるのです。

 

 

②半永久的に生え続ける

 

移植した髪の毛が定着すれば、徐々に髪は成長していき、太くて長くなる、しっかりとした髪の毛になります。

 

こうした植毛が成功した髪の毛は、AGAの影響を受けにくい部分のものですから、もう薄毛を心配する必要はありません。

 

 

よほど遺伝の影響が強かったり、最悪な生活環境に置かれているわけでなければ、半永久的に髪の毛は映え続けます。

 

正常なヘアサイクルが取り戻せるのです。

 

 

 

③髪の細胞が死滅していても改善する

 

髪の細胞が完全に死んでいると、育毛剤や治療薬を服用しても回復の見込みはありません。

 

それらの効果が出るのは、髪の毛を育てる細胞の活性化だからです。

 

しかし、植毛は皮膚ごと、細胞ごと移植するため、生きた細胞がない部分にまた髪が存在することになります。

 

ですから、髪がもうなくなって細胞が死滅していて、もう生えてくる見込みがない人にとって最終的な方法なのです。

 

 

 

 

植毛の費用を検証【5つのクリニックを比較】

 

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植毛にはどれほどの費用が掛かるのでしょうか?

 

先ほどもご紹介しましたが最低で30万円です。

 

クリニックや植毛方法によって料金が変動していきます。

 

主に安くて安心できるクリニックを、5つ比較して費用をご紹介します。

 

 

アイランドタワー

クリニック

TOM

クリニック

AGA

ルネッサンス

親和

クリニック

聖心美容

クリニック

基本料金100,000300,000200,000
500グラフト600,000340,000498,000800,000498,000
1000グラフト1,200,000600,000880,0001,400,000800,000
2000グラフト2,400,0001,200,0001,460,0002,200,000要相談

 

 

TOMクリニックが一番安く植毛を行ってくれるクリニックですね。

 

しかし、植毛が出来る場所が限られています。

 

植毛と治療薬を併用していくことを考えると、AGAルネッサンスの方がコスパは良いでしょう。

 

 

 

植毛後の整髪がデメリットに感じることも

 

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自毛植毛をする方のほとんどは、お店での整髪時に頭皮を見られることを恐れることがあります。

 

自毛植毛の後は1か月間はしっかり目立ちます。

 

美容室や床屋によっては傷跡が気になって話題にする方もおられます。

 

適当な言い訳を考えておく必要があります。

 

 

移植が丁寧に行われていれば、手術跡が3か月ほどできれいに消えるため、心配いりません。

 

最初の1カ月の整髪は少し気を遣うかもしれません。

 

 

 

植毛技術4つを紹介 定着せずに失敗する率も技術によって変わる

 

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植毛方法には4種類あります。

 

1つずつご紹介していきます。

 

 

①FUT法

 

頭皮を帯状に切り取り、髪の毛の下部を分けて植毛を行います。

 

これらすべては手作業になります。

 

毛根が切断される可能性が少ないため、定着率は85%~95%といわれています。

 

失敗する危険性が少なくて済みます。

 

 

しかし、皮膚を切り取って縫合するため、そうした傷跡がしっかり残りますし、頭皮のツッパリ感が気になるかもしれません。

 

手作業ですから柔軟に移植をしてもらうことが出来ます。

 

 

②FUE法

 

FUE法は、後頭部や側頭部の髪の多い場所から機械を使って毛包ごとくりぬいて、ドナーを取り出します

 

そしてあらかじめ開けておいた箇所にそのドナーを移植してきます。

 

頭皮を切り抜くという方法ではありません。

 

 

そのため傷が残りにくく痛みも少ないかもしれません。

 

しかし、機械を使ってドナーを取り出すときに毛根を切断する可能性があるため、手作業で行うFUT法よりも失敗率が上がります

 

 

③ニードル法

 

ニードル法は、髪の毛一本一本を鍼で採取して薄毛部分に植え付けていくという植毛方法です。

 

一本一本を丁寧に行うため、自然な仕上がりになります。

 

角度や感覚もしっかり調整していくので、繊細な技術力が生かされた方法です。

 

 

しかし、この方法を用いているクリニックは少数です。

 

手術時間が長くなり、広範囲の植毛が行えないからです。

 

さらに、針で採取するときに毛包を傷つけてしまう恐れがあり、定着率が落ちてしまいます。

 

 

④ARTAS法

植毛ロボットを使った移植方法です。

 

毛穴ごとくりぬいて採取します。

 

毛根の向きは手作業では正確に採取することが出来ません。

 

しかしロボットなら正確に算出し、最も自然な仕上がりになるようにできます。

 

 

しかし、この方法を使っているクリニックは今のところ少なく費用も高いので、実際に使うにはいろいろな決断が必要ですね。

 

 

 

まとめ

・植毛には「人工毛植毛」と「自毛植毛」の2種類がある。

・植毛には傷が残ったり、抜け毛が増える、定着しないなど失敗するリスクがある。

・植毛は無限に増やせるわけではなく、最大で12000本~15000本が植毛の限界。

 

ビジネス 考える

 

植毛は確かに効率よく、確実に髪を増やす方法です。

 

しかし、リスクやデメリットがたくさんあります。

 

失敗して髪の毛が定着しないケースも稀ではありません。

 

それでも高い費用を払って植毛をされますか?

 

 

植毛以外にもう手段がない!というときに限ってそうされることをお勧めします。

 

植毛した時にしっかり定着するように、あらかじめ髪の細胞を健康的にする努力を地道に行っていくこともお勧めします。

 

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