今や、音楽に俳優にとマルチに活躍する星野源さんですが、実は、かつて死の淵をさまよう程の重篤な病気に見舞われた経験があることをご存知ですか?
また、若い頃からパニック障害に悩まされてきた他、“モニカ病”という謎の病気とも闘ってきたそうです。そこで今回、星野源さんが患った病気についてまとめました。
星野源さんのプロフィール
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プロフィール
名前:星野源(ほしの げん)
出身地:埼玉県蕨市
生年月日:1981年1月28日
身長:168cm
デビュー:2000年
最終学歴:自由の森学園高等学校卒業
所属事務所(俳優業):大人計画
所属事務所(音楽業):アミューズ
音楽に俳優にとマルチに活躍する星野源さんの経歴
星野源さんは当時19歳だった2000年10月、高校時代の同級生とバンド「SAKEROCK」を結成し、シンガーソングライターとしてデビューを果たします。バンドでは、リーダーとしてギターやマリンバを担当していました。
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また、2003年には舞台「ニンゲン御破算」に出演。それを機に“クドカン”こと宮藤官九郎さんも所属する劇団「大人計画」所属となり、俳優としても活動を開始します。
星野源さんと言えば、“恋ダンス”で話題になった、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で軽快な主題歌を歌いながら、“ガッキー”こと新垣結衣さんとダブル主演を務めた人との印象を持っている人も少なくないようです
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しかし、星野源さんの俳優としての経歴は意外にも長く、なんとドラマデビューは2003年に放送された「WATER BOYS(ウォーターボーイズ)」だったんですよね。
下の画像は「WATER BOYS」のワンシーンなんですが、この男の子達の中に星野源さんがちゃんといるんですが、どこにいるかわかりますか?クリックすると大きい画像で見られるようにしておきましたので、是非探してみてください。
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その後も、星野源さんは「マンハッタンラブストーリー」や「タイガー&ドラゴン」など、宮藤官九郎さんの脚本ドラマをはじめとして、数々の人気ドラマに出演しており、その演技力には定評がありました。
そして、2013年に公開された映画「箱入り息子の恋」や「地獄でなぜ悪い」での演技が高く評価され、第5回TAMA映画賞、第37回日本アカデミー賞、毎日映画コンクールで新人俳優賞を受賞しています。
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映画「地獄でなぜ悪い」のワンシーン
この映画で共演した二階堂ふみさんと星野源さんは後に熱愛に発展しました。
しかし、星野源さんが一般に一躍脚光を浴びたドラマと言えば、何と言ってもNHK朝ドラの中でも名作と名高い「ゲゲゲの女房」だったんですよね。このドラマの中では主演の松下奈緒さんの弟役を好演して、幅広い層に知られるようになりました。
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また、ちょうどこの頃は音楽活動も波に乗り始め、「フィルム」、「夢の外へ」、「知らない」とリリースするシングルが次々とヒットしています。
俳優としてもアーティストとしても、まさにこれから!という矢先だった2012年の暮れのこと、星野源さんはある病気療養のため、しばらくの間、芸能活動の休止を余儀なくされてしまいます。
星野源さんを襲った“ある病気”とは
その時、星野源さんを襲った“ある病気”とは、命を落とす可能性もある危険な病気、“くも膜下出血”でした。
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2021年の年末、その年の音楽活動を締めくくるべく、朝からレコーディングをしていた星野源さん。ただ、その日はずっと後頭部の痛みを感じつつも、頭痛薬などで痛みを抑えながらの辛い作業だったと言います。
どうにかレコーディングを無事済ませ、現場のスタッフ達と仕事の完成を喜び拍手をしていた時のことです・・・
「急に目の前がぐにゃっと曲がった」
「バットで頭を殴られたような痛みとともに、立っていられなくなり」引用:「窓から飛び降りたい」精神までむしばんだ、星野源の“壮絶”闘病生活 – ライブドアニュース http://news.livedoor.com/
しばらくはアイスノンで頭を冷やして横になっていたものの、症状はひどくなる一方だったことから、そのまま救急搬送されました。搬送先の病院で告げられた病名は“くも膜下出血”。まさに一刻を争う病状で、すぐに緊急手術が行われることになりました。
“くも膜下出血”ってどんな病気なの?
“くも膜下出血”ってしばしば耳にする病名ですが、具体的にはどのような病気なのでしょうか?
ごくごく簡単に説明すると、頭蓋骨の中に収まっている脳は、下の画像のように“軟膜”と“くも膜”、そして“硬膜”という3つの膜で覆われています。
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そして、くも膜と脳の間(くも膜下)には、脳に多量の血液を供給するための動脈が走っており、その動脈にできた動脈瘤と呼ばれるコブのようなものが、ある日突然破裂することで起こるのが“くも膜下出血”です。
くも膜下出血は、脳の表面で起こる出血ですが、溜まった血液により脳が圧迫されることで、激しい頭痛や吐き気など、今までに経験したことのないような劇的な症状が起こります。
また、くも膜下出血が恐ろしい病気と言われる理由は、その高い死亡率や後遺症が残る確率にあります。
クモ膜下出血では30%の人は治療により後遺症なく社会復帰しますが,約50%は初回の出血で死亡するか,病院にきても治療対象とならず、残り20%では後遺障害を残します。
引用:脳神経外科で扱う病気と治療について http://www.akita-noken.jp/
実際、星野源さんのケースでも、手術前の主治医は、本人に対しては「絶対に助かります」と力強く宣言したものの、星野源さんのご家族に対しては、「後遺症が残る可能性も含めて全快できる可能性は低い」と語っていたそうです。
手術は成功するも術後に襲った想像を絶する闘病生活
手術は無事に成功するのですが、術後の星野源さんを襲ったのは、想像を絶する闘病生活でした。その過酷な状況を克明に記した記事を引用しておきましょう。
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食べ物はもちろん水も飲めず、「爆発的な」頭の痛みだけが、ただただ続く。動けないストレスからか、神経が過敏になり、ほかの患者の息遣いや機械の音が気になって眠ることもできない。「24時間、不眠不休で痛みと神経過敏に耐え続ける。それが三日間続いた」と、想像を絶する過酷な状況だったのだ。
引用:「窓から飛び降りたい」精神までむしばんだ、星野源の“壮絶”闘病生活 – ライブドアニュース http://news.livedoor.com/
そんな拷問のような苦しみを受け続けるうちに、いつしか精神も蝕まれていく星野源さん。自ら命を絶つ強い衝動にまで襲われたのだとか。
ただ、そんな中で気付いたことは、「生きることは、死ぬことよりもずっと苦しいこと」でした。やがて星野源さんは次のような考えに行きつきます。
「生きるということ自体が、苦痛と苦悩にまみれたけもの道を、強制的に歩く行為なのだ。だから死は、一生懸命に生きた人に与えられるご褒美なんじゃないか」
そして、まだ生に執着のある自分には、そんな“ご褒美”を貰える資格はないのだと考えるに至り、ジッと痛みに耐え、病を克服していったのだとか。
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ただ、星野源さんが戦った“くも膜下出血”のもう一つの特徴に、再発率の高さがあります。一般に、最初に発症して1年以内に再発する確率は30~60%、そして10年以内に再発する確率は80%に及ぶとも言われているんですよね。
残念ながら、星野源さんのくも膜下出血も、最初の発症から約半年後、再発していることが発覚します・・・
退院後の定期検査で“くも膜下出血”の再発が発覚!再手術へ
最初の手術の後、星野源さんは約3ヶ月の闘病生活を経た後、2013年3月に一旦復帰を果たしますが、その年の6月に実施された退院後の定期検査に引っかかり再入院、そして再手術することになります。
ただ、その二度目の手術は、あまりにリスクが高いため、担当医から手術を断られるほど程深刻な状況だったようです。幸い、笑福亭鶴瓶さんの紹介で名医と出会い、その難しいと予想された再手術は見事に成功!
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しかし、一度目の手術の後の闘病生活やリハビリも非常に辛かったわけですが、二度目の手術の後のそれはさらに過酷だったと言います。しかも、後遺症の恐怖や“また再発するのではないか”という不安は計り知れません。
それでも、星野源さんはそんな恐怖や不安、そして地獄のようなリハビリを乗り越え、その約3ヶ月後の9月には、無事退院されています。そして、そんな経験は、星野源さんのその後の音楽性にも影響を与えたと言います。
星野源さんの過酷な闘病を支えたのは当時交際中のaikoさん
実は、星野源さんが“くも膜下出血”で倒れた時、プライベートではシンガーソングライターのaikoさんと交際している時期でもあったんですよね。
「フライデー」によって、星野源さんとaikoさんの熱愛が報じられたのは2009年ことでしたが、二人の交際が始まったのは2007年頃と言われていますので、病気で倒れた時点での交際歴は、5年にも及んでいたことになります。
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この記事のタイトルには“イケメン新恋人”として、一般人として紹介されていますが、実は、このスクープが出た時はまだ世間的に知名度が高くなかった星野源さんのことだったんですよね(笑)
当時、交際中だったaikoさんは、星野源さんの入院中は足繁く病院に通っていたそうです。きっと、再発や後遺症への恐怖と、過酷なリハビリに耐えることができたのも、aikoさんの献身的な看病があったからこそなのかも知れません。
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星野源さんとaikoさんの交際はその後も続き、お互いのファンの間でも公認の仲だったようですが・・・2015年に「日刊スポーツ」によって報じられた、星野源さんと二階堂ふみさんとの熱愛によって立ち消えになったと言われています。
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ただ、同じ2015年の12月25日に放送された「Mステスーパーライブ」で、星野源さんとaikoさんがオープニングの登場シーンなどで同じポーズを披露したことから、二人の復縁説もまことしやかに囁かれていますが・・・本当のところはどうなんでしょうね。
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また、星野源さんとaikoさんの復縁に関して、おそろいの腕時計をしてるって指摘もあるようです。
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時計さー、一緒じゃないー?#星野源 #aiko pic.twitter.com/4lRdEyZ4u8
— アイラ@ (@evergreen7979) 2016年9月26日
星野源さんを悩ませた“パニック障害”と謎の病気“モニカ病”
以上、星野源さんがまさに命の危機をさまよった大病“くも膜下出血”についてまとめました。しかし、星野源さんが闘った病気は、実はそれだけではなかったんですよね。
最後に、星野源さんが悩まされたという、くも膜下出血以外の2つの病気についてもご紹介しておきましょう。
星野源さんのその他の病気① “パニック障害”
星野源さんはデビュー前、パニック障害を患っていたことを、後に出演した「情熱大陸」で語り話題になりました。
なんでも星野源さんは、小学生時代に学校でおもらしをしたことがきっかけになって、壮絶なイジメにあっていたのだとか。そして、そのイジメがひきがねとなってパニック障害を発症し、やがて精神安定剤を常用するまで悪化したようです。
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パニック障害の症状は高校生になっても改善せず、不安神経症にまで進行し、遂には家から一歩も外へでることができなくなるまでに・・・そんな星野源さんを救ったのが、「そのうちなんとかなるだろう!」の歌詞でお馴染みの、植木等さん率いるクレージーキャッツの名曲「だまって俺についてこい」だったそうです。
星野源さんのその他病気② “モニカ病”
さらに、星野源さんは、2010年10月7日放送の「ぴったんこカン・カン」、2011年11月26日放送の「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングに出演した際、謎の病気“モニカ病”に悩まされていることを告白しています。
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なんでも、この“モニカ病”が発症すると、肛門のすぐ上辺りに座っていられないほどの激痛が走るのだとか。
そうなると、もう立ち上がって耐えるしかなく、その時の姿が、かつて吉川晃司さんがデビュー曲として歌った「モニカ」のダンスに似ていることから、星野源さんが勝手に“モニカ病”と名付けたそうです。
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とても痛そうではありますが、もし近くに人がいた時は、一見真面目そうなお兄さんが、突然「モニカ」を踊り出すわけですからビックリですよね(笑)
ちなみに、この星野源さんが名付けた“モニカ病”、一般的には“突発性肛門痛”という立派な病名があるようですが、検査しても原因がわからないことが多く、精神的な原因で発症している可能性が高いとも言われています。
ともあれ、2011年の「笑っていいとも!」で語って以来、星野源さんは“モニカ病”を語っていないことから、現在は完治している可能性が高そうだとも言われていますが、どうなんでしょうね。
まとめ
・星野源の病気はくも膜下出血。
・星野源を悩ませた病気は他にも「パニック障害」と謎の病気「モニカ病」がある。
いかがでしたでしょうか。
命の危険もある大病“くも膜下出血”に、パニック障害、モニカ病と、様々な病気を経験されてきた星野源さん。
普段、テレビで見せる明るい笑顔からは想像もできないほどの、過酷な闘病生活を経験されてきたわけですが、逆にそんな経験があるからこそ、滲み出る何かがあるのかも知れませんね。
出典:https://2xmlabs.com/
こんな底抜けの笑顔がいつまでも続くよう、俳優としてもアーティストとしても、お忙しい毎日を送られていると思いますが、どうか再発にだけには気をつけていただきたいと、一ファンとして切に願うばかりです。
だからこそ歌うことができる
2020/05/02 11:32
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