保阪尚希さんのプロフィール

保阪尚希さんの壮絶な生い立ち

保阪尚希さんが最初に生死の境をさまよったのが7歳の頃、交通事故で4ヶ月入院して誕生日を前に退院しますが、その退院からわずか3日後、両親が自ら命を絶つという壮絶な経験をすることになります。

その後、祖父母のもとで育てられた保阪尚希さんですが、当時、妹さんがまだ小さかったこともあり、独立心が非常に強く、中学校を卒業した後は、アルバイトをしながら明治大学付属中野高等学校定時制に通い、苦学して卒業しました。

保阪尚希さんの芸能界デビュー

1986年にテレビドラマ「チェッカーズ・イン・涙のリクエスト」で俳優デビューを果たすと、1992年のえいが 「パ★テ★オ」で二役を演じ切り、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞したのをきっかけに、多くのテレビドラマや映画に出演することになります。

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特に、その甘いマスクから、萩原聖人さん、福山雅治さんと共に「新・平成御三家」と呼ばれていたほどです。

高岡早紀さん再婚、2児をもうけるも仮面夫婦から離婚へ

プライベートでは、一般女性との離婚後、1996年に交際して間もなかった女優の高岡早紀さんと再婚しました。当時、保阪尚希さんが29歳、高岡早紀さんが23歳のことです。

1998年には長男である虎太郎さん、2000年には次男の龍人（りゅうじ）さんをもうけるも、2004年6月に高岡早紀さんと布袋寅泰さんとのW不倫騒動が発覚し、離婚することになります。

実際、保阪尚希さんと高岡早紀さんの離婚の直接の原因となったのは、高岡早紀さんの不倫ですが、別れを切り出したのは保阪尚希さんではなく、高岡さんの方だったそうです。

離婚成立後も半年同居を継続した理由

ただ、世間を驚かせたのは、離婚が成立した後も、半年ほど同居を継続していたことです。その理由について、後に保阪尚希さんは次のように説明されています。

両親が突然自分の前から親が消えてしまったことが非常に辛い記憶になっており、何の予兆もなく、いきなり目の前から居なくなることをしたくなかった。同じような辛い経験を子供にはさせたくなかったから。

引用：保阪尚希 – Wikipedia（一部改変） https://ja.wikipedia.org/

保阪尚希さんは、家にいる時間を徐々に短くしていき、半年後に保阪尚希さんが家を出ることで、正式に同居を解消したのだとか。

離婚が成立し、しかもあんな不倫騒動があったにも関わらず同居を続ける……第三者から見ればとても奇異な行動に見えますし、保阪尚希さん、高岡早紀さん双方にとってもしんどいことだと思われます。

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いくら子供のためとは言え、そんなしんどいことをあえて決断したということは、逆の見方をすれば、それだけ保阪尚希さんが幼少期に負った心の傷がいかに深かったかを意味しますね。

そして、一般には“魔性の女”などと揶揄されていますが、そんな保阪尚希の気持ちをちゃんと理解して、その決断に従った高岡早紀さんもさすがです。

ご両親の供養のために仏門入り

保阪尚希さんは、2007年から約1年間、仏門に入られました。仏門に入ると言っても、お坊さんになったわけではなく、その年に33回忌を迎えるご両親の供養のための仏門入りだったようです。従って、剃髪をすることもなく、芸能活動も継続されていました。

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その後も、「BOX 袴田事件 命とは」や「クールガールズ」「オンナゴコロ」などの映画や、2時間ドラマ、「新・科捜研の女」や「おみやさん」など連続ドラマのゲスト出演など、年に数本程度の仕事をされていたようですが、2013年に放送された「家庭教師が解く！～殺人方程式の推理ドリル～」に出演されてからは、ほとんどテレビで見かけることが無くなっていました。

そんな保阪尚希さんは、現在どのようなお仕事をされているのでしょうか？

保阪尚希さんの現在の仕事は？

保阪尚希さんは現在、定時制高校生時代からイタリアンレストランでアルバイトをしていたという料理の腕と、ジュニア野菜ソムリエ、フードアナリストの資格も取得しているという豊富な知識を活かして、調理器具や健康機器などのプロデュースするお仕事で大成功をしているのだとか。

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ご自身でプロデュース販売する調理器具が次々と大ヒットし、現在では、なんとバブル絶頂期に人気俳優として活躍していた頃以上の、セレブな生活を送られているようです。

保阪尚希さんがプロデュースした調理器具がスゴい！

保阪尚希さんがプロデュース販売している代表的な商品がコチラ。

「野菜も魚も肉もヘルシーで、美味しく、簡単に」食べられると人気の、ヘルシークッキング調理器「LA COOKER（ラ・クッカー）」です。確かに、この動画を見てると凄く欲しくなっちゃいますよね！

その形からもわかる通り、話題の“タジン鍋”と日本の土鍋の良いとこどりをしたという、電子レンジ専用の調理器具なのですが、なんと通販で1日に1億7,000万円もの売上を記録し、これまでの累計販売数は50万個を超えている大ヒット商品になったのだとか。

出典：http://www.lacooker.com/

商品の単価が約6千円ですので、単純に計算しても、一日に約2万8千個も売り上げた計算になりますね。

保阪尚希さんが調理器具のプロデュースやコンサルタントを始めるキッカケ

保阪尚希さんが、イケメン俳優から一転して、調理器具のプロデュースやコンサルタント業務を始めるキッカケとなったのが、ご自身が経験した“あとちょっと遅かったら死んでた”といわれる大病でした。

それは2000年の元旦のことです。いわゆる2000年問題で、当時のコンピュータが2000年を正しく認識できなくなる可能性が危惧されていたため、例年であれば保阪尚希さんご家族は、お正月は芸能人らしくハワイで過ごす習慣だったのですが、その年はあえて取りやめて日本で新年を迎えることにしたのだとか。

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年賀の挨拶を済ませて帰宅した2時間後、突然の激しい腹痛に襲われて、当時の妻であった高岡早紀さんに付き添われて、救急車で病院へ。なんと腹膜炎による内臓破裂を起こしていて、そのまま8時間に及ぶ大手術の末、2日間の集中治療室での治療と、一ヶ月に及ぶ入院生活を余儀なくされました。

主治医の話によると、あとちょっと遅かったら亡くなっていた可能性もあったのだとか。もしも例年通りハワイでその瞬間を迎えていれば、慣れない海外のことですから、もしかすると命を落としていたのかも知れませんね。その意味では、保阪尚希さんは、多くの人に恨まれたであろう、あの忌まわしき“2000年問題”によって命拾いしたとも言えます。

保阪尚希さんの当時の多忙ぶりは、同じ時期に放送される6本もの連続ドラマを掛け持ちするという異常な状況だったようです。同クールで6本の掛け持ちって、今じゃ考えられませんよね。

出典：http://edoyasai.sblo.jp/

保阪尚希さんは、さすがにこの大病を機に、健康や食を根本から見つめ直すことを決意し、ジュニア野菜ソムリエやフードアナリストの資格を取得。そして、それによって得られた知識を活かすために、調理器具のプロデュースやコンサルタント業務を始めたのだとか。

保阪尚希さんの年収はどれくらい？

保阪尚希さんは、まだ俳優として活躍していた2010年頃から、自身のオリジナルブランドである「保阪流」を立ち上げ、最初にプロデュースしたと言われる「湯切り達人 パスタパン」や、前述した「LA COOKER（ラ・クッカー）」などの調理器具。

さらに最近では、肩甲骨と骨盤はがしでコリをとる、ストレッチ器具「ストレッチハーツ」などの健康機器の開発だけでなく、讃岐うどんのプロデュースなど、まさに食と健康をテーマに幅広く手がけられています。

保阪尚希さんが通販番組デビューを果たしたのが40歳の時なのだとか。それから考えると、既に10年以上もこの世界で活躍していることになりますね。特に現在では、365日、24時間放送しているテレビショッピング番組「QVC」の中で、オリジナルブランド「保阪流」として、自身がプロデュースする商品を紹しています。

今や知る人ぞ知る健康ブランドとなっている保阪尚希さんの「保阪流」は、プロデュースする商品が次々と大きな話題となり、現在では年商10億円規模にまで成長しているとも言われています。

出典：http://media-groove.com/

残念ながらと言うか、当然と言うか、保阪尚希さん自身の年収は公開されていませんが、「保阪流」全体の年商が10億円ということですから、年収にすると少なくとも5千万円以上は確実とも言われています。

保阪尚希さんの驚くべき車好きエピソード

芸能界にも多くの車好き芸能人がいますが、保阪尚希さんの車好きのハンパの無さは以前から有名でした。2018年1月18日に放送された「じっくり聞いタロウ」に出演した際、これまでの車の購入代数について明言されました。

それによると、これまでの車の総購入代数は300台異常に及び、一時は最大で38台もの車を所有していたのだとか。その当時借りていた月極駐車場を全て保阪尚希さんが所有する車で埋め尽くし、なお入り切らなかったという驚くべきエピソードを語られています。

出典：https://dailynet366.com/

そういう無茶なことができたのも、当時の保阪尚希さんは22歳の人気絶頂期で、ドラマ1本のギャラが300万円、それを1クールに数本ずつ掛け持ちし、CMも1本1億円というバブル期だったのだとか。しかも、お酒もタバコもやらず、ギャンブルにも興味がなかったため、お金の使い途が無く、税金対策として大好きな車にお金を使っていたようです。

保阪尚希さんの現在の自宅がスゴい！

今や通販コンサルで10億円もの年商を上げている保阪尚希さんの自宅は、現在、都内の高級住宅地にあるタワーマンションの最上階にあるそうです。保阪尚希さんはそこで、4匹の愛犬と悠々自適の独身生活をしています。

保阪尚希さんの自宅の様子が、ある番組内で公開されていますので、画像と一緒に内覧してみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

1990年代は、多くのドラマや映画に引っ張りだこ保阪尚希だったイケメン俳優のさん。保阪尚希さんの人生を一変させることになる、あの腹膜炎を発症する直前には、1クールに6本ものドラマを掛け持ちしていたというくらいですから、当時の人気の高さがうかがえますね。

そんな保阪尚希さんが、大病をキッカケに俳優業から調理器具や健康機器などのプロデュース業へとシフトし、今やオリジナルブランド「保阪流」を掲げて、年商10億円の通販王と言われるまでになった経緯と、現在の年収や趣味の車、豪華な自宅などについてまとめてみました。

保阪尚希さんの壮絶な生い立ちや、生死をさまようような大病を経験したことも、現在の保阪尚希さんのプロデュース業での大成功に繋がっているに違いありませんね。今回、色々と調べてみて、保阪尚希さんの人間としての強さを感じずにはいられなかったと同時に、ラ・クッカーがめっちゃ欲しくなりました。