山田勝己さんのプロフィール

山田勝己さんの学生時代の経歴

山田勝己さんは1965年、兵庫県に生まれ、子供の頃からスポーツ万能少年で、小学4年生からマラソン大会で毎年優勝を飾っていたのだとか。そんなこともあって、中学時代は陸上部に所属しますが、同時にソフトボールで全国大会に出場した経験もあるそうです。

高校時代には硬式野球は未経験ながら野球部に入部し、全てを打ち込んで野球に没頭、高校3年生の時には、ついに4番打者の地位を獲得したそうです。山田勝己さんの一つの事に全てを打ち込む姿勢は、この頃に育まれたのかも知れませんね。

山田勝己さんのSASUKEとの出会いと経歴

山田勝己さんは、法政大学を卒業した後、損害保険会社に就職しますが、3年後には退社して地元兵庫に帰郷し、ボンベ配送業の仕事に就きました。

今にして思えば、この転職はトレーニングの一貫だったのかも知れませんね。働きながら筋トレができる！まさに山田勝己さんにとっては一石二鳥の転職先だったに違いありません。

そして1996年にTBSの番組である筋肉番付の「クイックマッスル全国選手権（3分間腕立て伏せ）」に出場し、準優勝を飾ったことが、その後の山田勝己さんの運命を大きく動かすことになります。

そう、その「クイックマッスル」で準優勝という実績を残したおかげで、1997年に開催されたTBS「SASUKE」の記念すべき第一回に出場することになるのです。この山田勝己さんと「SASUKE」との出会いは、山田勝己さんが31歳の時のことでした。

出典：https://www.youtube.com/

その後、「SASUKE」の第三回では、ファイナリストになっており、完全制覇まであと30cmに迫るという、その後に語り継がれるような活躍を見せるなど、通算三度の最優秀成績を残し、いつしか“ミスターSASUKE”と呼ばれるようになっていました。

その後も第12回くらいまでは、2ndステージ、3rdステージの常連でしたが、レジェンドと言えど体力の衰えにはあらがえず、その後は引退と撤回を繰り返し、欠場した第13回を挟んで、第14回以降は全て1stステージで脱落しています。

もちろんファイナルステージに進んだ時も、2ndステージ、3rdステージまで進んだ末に落ちた時もそうでしたが、たとえ1stステージで落ちた時にも、山田勝己さんのリタイアにはいつも特別な何かがあるように思います。

自宅にSASUKEのセットを自作したのは山田勝己さんが初めて

難攻不落のSASUKE攻略のため、今ではすっかりお馴染みの光景で、多くの方が実践されていますが、実は、一番最初に自宅にSASUKEのセットを自作し、練習に励んだのは山田勝己さんなんですよね。

ここまでのものを自作するためには、かなりの費用がかかったはずです。まさにSASUKEのために人生の全てを投げ打ってでも、その攻略のために没頭する……そんな山田勝己さんの強烈な意志を垣間見ることができます。

そして実際、山田勝己さんは人生の全てを投げ打ってしまうんですよね。この自宅のSASUKEセットでのトレーニングに没頭するあまり、筋トレしながらお金も稼げるという、一石二鳥だったボンベ配送業の仕事をリストラされてしまうことに……

もちろん山田勝己さんには、嫁さんも子供もいたそうですが、なんとSASUKEへの思いというか、執念が強かったため、リストラされても再就職はせず、嫁さんの実家である鉄工所でアルバイトをしながら、SASUKEに挑戦し続けることになります。

出典：https://www.youtube.com/

確かに、山田勝己さんがSASUKEに出場した際の選手紹介では、肩書きが「鉄工所アルバイト」と表示されていましたね。また、鉄工所でのアルバイトだけでは生活が成り立たなかったためか、野球場でのビールの売り子もしていたそうです。

一体何が、そこまで山田勝己さんをSASUKEに向かわせているのでしょう？後に山田勝己さんが語っている、SASUKEに対する思いを引用してみましょう。

「学生時代は人より運動ができたため、できない人の気持ちを理解することができなかったが、SASUKEは挑戦する度に落ち続け、非難を受けたことが挑戦を続ける理由の一つになった」

「『俺より出来るやつなんて世の中おらへん』と思っていたんですよ。でも、SASUKEはやっても出来ひん、やっても出来ひんという。そこで自分って何やろうと考えたとき、自分って何にも出来ひんのやって気付かされたし、自分の弱さも実感出来ました」

引用：山田勝己 – 人物 – Weblio辞書 https://www.weblio.jp/

サスケマニアに語り継がれる「山田勝己さんの手袋失格事件」

山田勝己さんの面白エピソードの代表である、いわゆる“手袋事件”についても取り上げておきましょう。

それは第12回大会で、2ndステージまで進んだ時のことです。

手袋をつけて挑戦するチェーンリアクションの後、スパイダーウォークに進むのですが、その際必ず手袋をはずすのがルールとなっていました。山田勝己さん本人も、本番前にしっかりと把握しており、次のようにつぶやかれていました。

「手袋すぐ脱げるのかな」

出典：http://web-chiku.info/

ところが、山田勝己さんは焦っていたためか、手袋をしたままスパイダーウォークに突入！時間内にクリアしたものの、失格判定を受けること……

納得できない山田勝己さんは、次のように抗議します。

「手袋を脱がなければならないとは聞いていたが、それをしない場合失格になるとは聞いていない」

すったもんだの末、結局再挑戦が許され、その2回目の挑戦では、ギリギリでクリアボタンを押すことができず、タイムアップに……

すると今度は、自分がボタンを押したのは時間内であると主張し譲りません。機械の故障に違いないと。

ふたたびすったもんだの末、3回目の挑戦が許されますが、結局は体力が残っておらずチャレンジ失敗になりましたとさ。このお話はフィクションではありません。現在でも「山田勝己さんの手袋失格事件」として語り継がれている伝説です。

山田勝己さんに対する面白いクチコミ集

そんな山田勝己さんに対する、SASUKEファンによる面白いクチコミを拾い集めてみました。ご堪能ください！

山田フォントが何なのかほんと知りたいｗ #SASUKE2017 pic.twitter.com/IeF73EqrYz

— もちぇ (@moche_) 2017年3月26日

#SASUKE2017 山田勝己はサスケの英雄。 pic.twitter.com/K1SPCi8G4W

— kon@アニメ (@ultraringo1123) 2017年3月26日

今日の山田勝己がキレッキレだったので、キャプ画待ち pic.twitter.com/x0dgTYm9my

— DOKiDOKiさん (@maketeOREshine) 2016年7月3日

山田さんって変なカリスマ性があるんだよなーーー #SASUKE2017

— Kumi (@sasukekumi) 2017年3月26日

山田勝己って自宅にベッドがなくていつも反り立つ壁で寝てるって都市伝説マジ？ pic.twitter.com/k476sLSzez

— バッタみん (@hopper_min) 2016年7月3日

山田勝己さんの現在の仕事は？年収はどれくらい？

山田勝己さんがボンベ配送業をリストラされたのが2000年でした。その後は、嫁さんの実家である鉄工所でアルバイトをしつつ、野球場でビールの売り子をして生計を立てられていたようです。

しかし、2017年頃から、肩書きが「鉄工所アルバイト」から、「鉄工所社長」に変わっているので、どうやら鉄工所の元社長だった嫁さんのお父さんである義父の跡を継いで、社長に就任したと言われています。

出典：https://matome.naver.jp/

ただ、山田勝己さんの現在のお仕事はそれだけではないようです。一般人でありながら、CMやドラマ、バラエティ番組などにもひっぱりだこのようです。特に、ダウンタウンに目をかけられていて、TBS系列の「水曜日のダウンタウン」には10回以上の出演経験があるのだとか。

また、最近では山田勝己さんを慕う若手を集め、「山田軍団・黒虎」というチームを結成し、そこから指導料も得られているようです。

ちなみに、この「黒虎」という名称は、SASUKEに出場するきっかけになった、「クイックマッスル全国選手権」において、山田勝己さんにつけられた愛称「ブラックタイガー」が元になっているとのこと。

さらに、山田勝己さんはこれ以外にも、サプリメント関連の講演による収入があるようなんですよね。それも年間30回で、一回の講演につき50万円の報酬と言いますから、かなりの収入になっているようです。

出典：http://blog.livedoor.jp/

山田勝己さんと言えば、今や相当な知名度もありますし、50歳を過ぎてもなお筋肉ムキムキで、筋力維持や体力強化には相当な知識がありそうなので、その手のサプリメントに関する講演なら需要がありそうですね。

ちなみに、一説にはあのアムウェイ関連の講演会らしいです。調べてみると、講演内容に関する書き込みがあったので、簡単に引用してみましょう。

今まで、「俺にはサスケがある。」と思ったけど、

違った。俺にはサスケがあるんだけど、

Amwayしかない！って思っている。

Amwayをやることでサスケの可能性も出てくる、

仲間もついてくるし、

全てがついてくる。

引用：http://mixi.jp/

かなりの熱の入れようですね！そりゃぁ、ギャラを考えればこれくらい熱が入っても不思議じゃないですが、これを目の前でやられると、さすがにちょっと引いちゃいそうです。まぁ、山田勝己さんだから許されるって面も確かにありそうですが。

山田勝己さんの年収がネット上で推定される！

以前に、山田勝己さんの年収がネット上で話題になった際、推定された年収の内訳は次の通りです。

• アルバイト代　　：250万円
• SASUKEギャラ　　：400万円
• 黒虎コーチ料　　：450万円
• 講演料(年間30回)　　：1500万円

ざっと合計すると2,600万円になりますが、現在は鉄工所のアルバイトはなく社長さんですし、テレビの出演料も年間ベースでは、かなりの額になると予想されます。また、黒虎コーチ料も、メンバーの増殖により増額するでしょうし、講演料の単価も上がっている可能性があります。

それらを考慮すると……現在では、その倍の5,000万円近くは稼いでいる可能性もあるんじゃないでしょうか。

まぁ、山田勝己さんにしてみれば、どの収入源もSASUKEに関連しているものばかりなので、ただがむしゃらにＳＡＳＵＫＥに取り組んできて、ふと気付いたらお金も人も集まってきてるやん！って感じなんでしょうね。

山田勝己さんは嫁さんと離婚したって本当？

山田勝己さんについて調べるために、「山田勝己」で検索してみると、関連キーワードとして「離婚」が出てくるんですよね。

常々、思ってたんです。「山田勝己さんの嫁さんは、よくこんな年がら年中SASUKEに夢中な旦那さんについていけるよなぁ……」って。だいたいボンベの配送業をリストラされた際、SASUKEに専念するために定職につかない決断をした時点で、普通の奥さんなら即離婚ですよね。

出典：https://www.youtube.com/

で、関連キーワードに「離婚」の文字を見つけた時、遂に離婚したか！と、一瞬色めき立ったんですが……色々と調べてみると、どうやらガセというか、離婚の事実はないようでした。

きっと、多くの人が同じように思っていて、それっぽいキーワードで検索してたんで、関連ワードに「離婚」が出てくるようになったんでしょうね。Ｇｏｏｇｌｅ先生ってやっぱスゴイわ。って、関心するのはＧｏｏｇｌｅじゃなくて、山田勝己さんの嫁さんの方ですよね。

しかも、奥さんは山田勝己さんのSASUKE挑戦を応援していたそうです。夫婦二人だけならまだしも、お子さんもいたみたいですし、これはなかなかできることじゃありませんよね。

でも、その甲斐あって、現在では色んな方面から様々な仕事が舞い込み、かなりの高収入を得るようになっていることを考えれば、やっぱり何にでも良いから、一つの事に専心して頑張ることが大切なんですね！

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ＴＢＳ系列の番組「SASUKE」の“サスケオールスターズ”の一人、山田勝己さんについてまとめてみました。

山田勝己さんは、「ミスターサスケ」と呼ばれるほどSASUKE愛に溢れ、自宅にSASUKEセットを作って日夜練習に励むあまり、当時の勤め先からリストラされるも、嫁や子どもがいる身でありながら、SASUKEに専念するために定職につくことなくアルバイトで生計を立てながら、SASUKE挑戦を20年以上に渡って続けました。

しかし、現在では、愛するSASUKEのおかげで、様々な仕事が舞い込み、高収入を得られていいるようです。そうなるまで頑張った山田勝己さんも立派ですが、離婚せずに連れ添ってこられたお嫁さんが何よりスゴいと感じました。