ハゲてしまったらそれこそ一生の悩みになりますので、今からすぐにでもハゲを予防するためにできることを始めましょう。
今回はハゲ予防が大切な理由2つ、ハゲになる原因5つ、今日からできるハゲ予防策14選を紹介します。
ハゲ予防が大切な理由2つ
ハゲになる前に、できれば予防してハゲの悩みを持ちたくない、というのが当然の望みだと思います。
ハゲは予防しておかないと取り返しのつかない、大変なことになるからです。
ではいったいどうなるというのでしょうか?
ハゲは予防が大切であるといえる理由を2つ考えてみましょう。
ハゲはモテない
まず、ハゲてしまうとモテなくなります。
年齢を重ねていくと徐々に頭皮の環境が悪化し、細胞が老化し、髪の毛が元気に育たなくなってしまうのはしょうがないことです。
もともと相当のイケメンなら問題ありませんが、当然ハゲるとモテません。
ハゲの人の印象が何かと悪いからです。
例えば、かなり不潔、卑屈といったイメージを持たれてしまう可能性があります。
ハゲの人は自信がなかったり、不潔な生活を送っている、と思われてしまうのです。
さらに、女性からしてみると、このハゲが子供に遺伝するのでは?と考えて生理的に受け付けない、恋愛対象として見れなくなる、ということもあるようです。
ですから、ハゲてモテなくなってしまうのを避けるために、ハゲを予防しましょう。
一度ハゲると元通りにするのは大変
ハゲは、一度なってもすぐに元に戻せるというものではありません。
一度ハゲてしまうと、ふさふさの髪を取り戻すことは非常に難しく、多くの時間とお金が要ります。
発毛剤で髪の毛を活性化させる効果もあまり実証されていません。
育毛剤や発毛剤を駆使しても、完全に元通りになるのは難しいといえます。
一度ハゲてしまうと、どんなヘアケアを使ってもなかなか効果が得られなくなる可能性が高いといわれています。
ですから、ハゲてしまう前に、予防をしておくことが非常に重要です。
ハゲる前から育毛剤を使って発毛させていくこともよいかもしれません。
ハゲ予防① ハゲの兆候を見逃さない
自分の親はハゲてないから、と考えて安心しきってしまっていませんか?
実は「ハゲ」は男性にとって特別なものではなく、誰にでも起こりうることです。
ですから、いつハゲになるかわかりません。
最近ハゲてきたかも、という方はもちろんの事、今は大丈夫だけど将来ハゲるのが心配、という方も、予防をしっかりしていくと良いでしょう。
髪トラブルは最初の対策が非常に重要です。
ハゲになって時間がたてばたつほど、どんな処置も効果が出にくくなってしまいます。
今は大丈夫だろう、と油断するのではなく、常に気を付けてチェックしておきましょう。
少しでも薄くなってきたな、と感じたら今すぐできる対策をして早めにケアすることが大切です。
ハゲ予防⓶ ハゲになる原因を知ろう
ハゲを予防する方法がすぐに知りたくなったかもしれませんが、まずはハゲになる原因を考えてみましょう。
原因が知り、根源を断たないことにはハゲになる環境を解消できないからです。
ハゲの原因は人それぞれなので、同じ原因で同じ予防をすればいいというものでもありません。
以下に挙げるハゲの原因に自分が当てはまりそうなら、今のうちから改善して予防しておきましょう。
①男性ホルモン
ハゲの原因となるものは「男性ホルモン」です。
これはAGAと呼ばれている男性型脱毛症の大きな原因となっています。
これには「ジヒドロテストステロン」が関係しています。
また、遺伝によって生じるともいわれています。
テストステロンが5αリダクターゼによってジヒドロテストステロンを生成してしまい、男性ホルモンが活性化し、脱毛部分を増やしていきます。
そのため、新しい髪の毛が成長しなくなり、ハゲてしまうのです。
②乱れた食生活
乱れた食生活によって、髪に十分な栄養が行き届かなくなったり、血行不良に陥ってハゲになるかもしれません。
忙しい生活をしているため、ジャンクフードを食べたり、肉や乳製品などの動物性食品を取り過ぎるといった偏食もよくありません。
食生活が乱れることによって、髪を育てるための栄養が、毛母細胞までいきわたらなくなります。
その結果、頭皮の皮脂分泌が過剰になり、毛根を詰まらせて、炎症を起こすことさえあります。
③ストレス
ストレスもハゲの大きな原因です。
ストレスは決して避けては通れないものですが、過度に大きいストレスを抱えすぎると交感神経が優位になってしまいます。
これは血管を収縮させるので、血行不良が起きます。
慢性的なこのような状態がつづくと、髪の毛に必要な栄養や酸素が血液を通していきわたらなくなるので、健康で元気な髪の毛を成長させることが難しくなります。
正常だった発毛サイクルも乱れてしまいます。
④タバコやアルコールの摂取
タバコやアルコールの摂取は、ハゲを助長します。
これらは、血管を収縮させる働きがあるため、頭皮の血流が悪くなり、栄養が届かなくなります。
アルコールは飲み過ぎると、大量のアミノ酸やビタミンなどを消費します。
本当は髪の毛の成長に必要な栄養が消費されてしまうのです。
よって髪の毛に十分な栄養が届けられず、脱毛、ハゲが進行してしまいます。
⑤間違ったヘアケア
髪や頭皮をケアすること自体は間違ってはいませんが、その方法が適切でなければ、逆にハゲを進行させてしまうことがあります。
頭皮や髪をごしごしと力任せに洗ってはいないでしょうか?
使っているシャンプーは保湿成分が含まれているでしょうか?
パーマやカラーリングを頻繁に行っていますか?
頭皮や髪にできるだけダメージを与えないようにしなければなりません。
ハゲ予防③ 今日からできる予防対策14選
では、ハゲの原因が分かりましたから、早速ハゲの予防に実際できる方法についてご紹介していきたいと思います。
頭皮や髪のケアをすることも大切ですが、生活習慣の改善や、食事で内側から整えていくことも大切です。
予防の効果を実感するためにはそれを続けていく必要があります。
全部の方法をやる必要はありません。
自分が実践できそうなものから始めてみましょう。
それが生活の一部になれば、ハゲ予防が確実にできるでしょう。
①育毛剤の使用
ハゲを予防するためにまずできることは育毛剤の使用です。
え?と目を疑った方ももしかしたらおられるかもしれません。
育毛剤は薄毛やハゲが気になり出してから使用するものだと思ってこられた方は特にそうでしょう。
確かにそれも大切ですが、育毛剤は抜け毛を予防する効果が認められています。
ですから、ハゲを予防する点で最もおすすめできる方法なのです。
育毛剤を使用していれば、育毛や発毛だけではなく、フケやかゆみの抑制もできます。
ですから、髪の毛を生やすだけでなく、毛髪や頭皮の環境を整えておくことが出来ます。
育毛剤には副作用がないため、安心して予防のために使用できるでしょう。
②栄養をしっかり摂る
髪の毛が元気に成長するためには、栄養が必要です。
ですから、食事を工夫して、栄養バランスのとれた食事を毎日規則正しくとるようにしましょう。
ではどんな栄養素が最も効果的なのでしょうか?
ビタミン
まず、おすすめしたいのはビタミンです。
ビタミンには、毛母細胞の細胞分裂を行うためのエネルギーとなります。
また、毛細血管を丈夫にし、タンパク質から髪の毛を作るといった、ハゲ予防のための様々な良い働きをします。
緑黄色野菜など色の濃い野菜を積極的に食事に取り入れていきましょう。
髪の毛の健康と同時に全身の健康状態を維持する効果もあるでしょう。
亜鉛
亜鉛には髪の毛のために非常に役に立つ働きがあります。
それは、タンパク質を髪の毛を構成している「ケラチンタンパク質」に変換する、というものです。
タンパク質をいくら摂取しても、それが髪の毛になるわけではありません。
髪の毛をつくるためにはどうしても亜鉛が必要なのです。
牡蠣やカズノコ、豚レバーなどに亜鉛はたくさん含まれています。
それでも摂取しにくいものですからサプリメントを使ってもよいかもしれません。
ミネラルやヨウ素
ミネラルやヨウ素も髪の毛には必要です。
新陳代謝を促し、細胞の成長が促進されますから、髪の毛を作り出すための毛母細胞の働きが活発になるでしょう。
昆布やわかめ、ひじきなどの海藻類にミネラルやヨウ素は豊富に含まれています。
酸化防止効果のある食品
活性酸素は、皮膚の参加や新陳代謝の滞りなどを引き起こします。
これらはハゲにもつながっていきます。
ですから、この活性酸素を中和するための酸化防止効果を持っている食品を摂るようにしましょう。
魚の脂や落花生やクルミなどのナッツの良質な脂が、酸化防止効果を持っています。
食事や間食でこうしたものを食べると良いかもしれません。
③スカルプエッセンスを使う
スカルプエッセンスを使用することもハゲを予防する一つの方法です。
頭皮が乾燥していると皮脂が過剰に分泌されたり、炎症を起こしたり、かゆみを生じることが起きやすくなります。
頭皮が不健康であればハゲになるのも時間の問題ですから、スカルプエッセンスを使って、頭皮の乾燥を防ぎましょう。
育毛剤ではないですが、頭皮環境を整える効果があります。
④質の悪い油を摂らない
質の悪い油を取ると、酸化してしまうため活性酸素が増加します。
そのため細胞分裂を抑制し、皮脂を過剰に分泌させてしまうため、頭皮環境が悪化し、髪が抜けやすくなります。
ですから、ファーストフードやカップ麺など質の悪い油が入っているような食品を極力避けるようにお勧めします。
⑤摂り過ぎは禁物
ハゲを予防するために食事で気を付けなければならないことを考えてみましょう。
できるだけ食べないようにしたいのは次のようなものです。
動物性食品
動物性の食品は、良質なタンパク質とともに脂肪分もたくさん含まれています。
そのため、それらの影響によって、皮脂が過剰に分泌されて毛穴が詰まってしまうと、髪の毛が健康に成長することを妨げられてしまいます。
ですから、動物性食品を楽しむのは少量にして、一緒に野菜を食べるようにして、脂肪分の悪影響を直接受けすぎるということがないように食事を工夫しましょう。
刺激物
カプサイシンには育毛効果があるといわれているため、トウガラシを大量に食べようとする人がいるようです。
しかし、刺激物の食べ過ぎは皮膚分泌を促進させるため、毛穴が詰まる元になってしまうかもしれません。
砂糖
砂糖を大量に摂取すると、それを分化し、消化するために大量のビタミンやミネラルが必要になります。
そのため、髪の毛に必要な栄養が髪の毛まで届かずに消費されることになります。
また、砂糖は皮脂を分泌させるため、頭皮がべた付いてしまうかもしれません。
砂糖はほどほどにしましょう。
アルコール
アルコールも適度な量に保つようにしましょう。
アルコールを肝臓で分解するためにアセトアルデヒドが生成されます。
この成分は毒性を持っており、解毒されるときに大量のアミノ酸やビタミンが消費されます。
そのため髪の毛に必要な栄養が消費されてしまうのです。
⑥シャンプーの仕方を変える
シャンプーの仕方を変えてみましょう。
毎日するシャンプーのやり方によってはハゲになるかもしれません。
間違ったヘアケアはハゲの原因となってしまいます。
まずは、お湯でしっかり洗い、シャンプーは泡立ててから頭につけます。
ごしごしするのではなく、指の腹で頭皮の皮脂を落とすようにやさしくマッサージします。
すすぎはしっかり丁寧に、洗い残しがないようにします。
最後にきちんとドライヤーで乾かすようにしましょう。
⑦頭皮マッサージ
頭皮マッサージを行うことで頭皮の血行を促進することが出来ます。
毎日朝と夜の習慣にすると良いかもしれません。
力を入れ過ぎないように気を付けながら、頭皮をやさしくマッサージしましょう。
⑧長時間の帽子やヘルメットの使用をしない
紫外線を避けることによって、ハゲの予防をすることができます。
しかし、長時間帽子やヘルメットをかぶっていると、頭皮が蒸れて雑菌が増えてしまいます。
これはハゲの原因となってしまいますので、できるだけ長時間かぶらないようにしましょう。
頭皮は清潔な状態を保つようにします。
⑨パーマやヘアカラーはできるだけ避ける
パーマやカラーリングは頭皮に何らかのダメージを与えてしまいます。
どうしてもおしゃれのために欠かせないというのであれば、あまり頻繁に行わないようにしてハゲ予防をしましょう。
⑩ストレスを発散する
ストレスはハゲの原因の一つです。
全身の血行不良を招いてしまいます。
ストレスを全く感じない生活というのは不可能ですが、できるだけストレスを発散するためのリフレッシュタイムを作るようにしましょう。
⑪軽い運動をする
頭皮の環境を改善するのに運動は最適です。
有酸素運動を行うと全身の健康を促進させることが出来ます。
激しい運動ではなく軽い運動が良いでしょう。
まとまった運動時間が取れなくても、階段を使ったり、一駅分歩くなどのちょっとした工夫で運動できるでしょう。
⑫睡眠をしっかりとる
新しい髪の毛が成長し、ダメージを受けた細胞が修復されるために、睡眠はしっかりとる必要があります。
特に夜の10時から2時までは成長ホルモンが分泌されやすいゴールデンタイムです。
この時間に就寝しておけば、ハゲを予防できます。
⑬タバコを止める
タバコをやめましょう!
タバコに含まれているニコチンは毛細尾血管を収縮させるため、血行が悪くなり髪の毛の成長を妨げてしまいます。
また、ビタミンを大量に消費して解毒しなければなりませんし、男性ホルモンが増えるので脱毛ホルモンの活性化を促してしまいます。
⑭ドライヤーのかけ方を変える
ドライヤーのかけ方を変えることでハゲを予防できます。
髪の毛に負担がかかってしまうドライヤーの使い方をしないようにしましょう。
頭皮や髪の根元に風を当てるようにします。
一点に集中させないように気を付け、距離は10センチ以上離すようにしましょう。
まとめ
・ハゲは遺伝だけではなく、男性なら誰でもなる可能性がある。
・ハゲになってきた原因を考えて生活習慣や食生活を改善するところからはじめる。
ハゲは予防が肝心です。
一度ハゲてしまうと、ふさふさの状態に戻すのは非常に難しいことです。
まだ、薄毛が気に気ならないような毛量であったとしても、良い生活習慣と食習慣を保ち、正しいヘアケアを心がけましょう。