口元の印象は人に与える影響が大きいため歯のホワイトニングは非常に重要ですが、実は歯磨き粉で簡単に普段からケアできるのでおすすめです。
今回はホワイトニング歯磨き粉の効果、選び方、おすすめランキング20選を紹介します。
目次
ホワイトニング歯磨き粉と普通の歯磨き粉の違い
最近、歯のホワイトニングがよく広告に載るようになっています。白い歯の爽やかな笑顔は誰がみても素敵ですよね。
では、普通の歯磨き粉を使っていても綺麗な白い歯になれるのでしょうか?
実はそうではないようです。
ホワイトニング歯磨き粉には、一般的な歯磨き粉には含まれていない多くの美白成分が配合されているのです。
例えば、ポリリン酸ナトリウム、ポリアスパラギン酸、水酸化アルミニウムなどです。
こうした美白成分が配合されていると歯磨き粉なら、ホワイトニング効果のある歯磨き粉であるということが判ります。
ですから、ホワイトニング歯磨き粉を購入したいのであれば、パッケージや配合成分をしっかりチェックする必要があるでしょう。
ホワイトニング歯磨き粉の効果 【歯の状態8パターンで解説】
ホワイトニング歯磨き粉は本当に歯を白くする効果があるのでしょうか?
気になるその部分について、トラブルの元となる歯の状態をピックアップしてご紹介します。
①プラーク汚れのある歯
まず1つ目は、プラーク汚れです。
食事のたびにプラークは形成されており、毎回食後に歯磨きをすることによって取り除くことができます。この場合は歯磨き粉なしの歯磨きでも落とすことができます。
ですから、もちろんホワイトニング効果のある歯磨き粉を使用すると、着色は取り除くことができるでしょう。
②歯石汚れ
プラークが石灰化してできる歯石の場合は少し変わります。
この場合は、超音波スケーラーなどを使用して人工的に除去していく必要があります。歯石による着色は歯周病治療によっても取り除くことができます。
しかし、早い段階ならそれよりももっとお手軽に除去できるのが、ホワイトニング歯磨きなのです。
③着色
コーヒーやタバコなどを習慣的に嗜好している方は、色素が強いゆえに歯に着色汚れがついてしまうことが多々あります。
ニコチンやタールは、一般に販売されているホワイトニング歯磨き粉で除去可能です。
しかし、歯ブラシが届きにくい部分は難しいので、歯科医院に行った方が良いでしょう。
④摩耗
エナメル質が摩耗され表面が黄ばんでいる時も、ホワイトニング歯磨き粉によって白く綺麗にすることができます。
研磨剤が使用されているホワイトング歯磨き粉を使用し、マスキング効果を発揮させることで白い歯を取り戻すことができるでしょう。
⑤補綴(ほてつ)物
詰め物や被せ物をしている部分が年月ともに変色することもあります。この場合もある程度汚れを落とすことはできます。
しかし、漂白剤が使用されているホワイトニング歯磨き粉でもなかなか着色を完全に取り除くことはできないかもしれません。
どうしても難しい場合は、新しく歯科医院で作り直してもらうとよいでしょう。
⑥死活歯
神経が死んでいる歯が黒くなることもあります。神経が死んでいるため内部から変色しています。
ですから、外側からどんなにホワイトング歯磨き粉を使っても、白くすることはできません。
このような死活歯の場合は、「インターナルブリーチ」という特殊な仕様で内部から白くするしか方法がありません。
⑦虫歯
虫歯の場合は、ホワイトニング歯磨き粉で目立たなくすることができます。またフッ素を塗布したり、プラークコントロールを使用することで完治させることもできるでしょう。
しかし、ホワイトスポットを通り過ぎてしまうと、茶色く変色するため、虫歯治療をした方が根本的な原因を取り除くことができます。
⑧薬剤
抗生物質の服薬などにより、歯が変色してしまっている方もおられます。この場合はホワイトニング歯磨き粉の効果はありません。
マスキング効果のある漂白剤を使用すると、ある程度白い状態に戻るかもしれません。
ホワイトニング歯磨き粉の選び方のポイント2つ
ホワイトニング歯磨き粉はどのように選べばいいのでしょうか?選ぶときのポイントをいくつかご紹介します。
有効成分
まずは有効成分です。歯石や歯垢、ステインなどが歯の汚れの原因となります。そうしたものを除去してくれる成分が含まれているのかどうかを確認する必要があるでしょう。
また、それ以上の着色が起きないような予防成分も配合されているとなお良いでしょう。
ポリリン酸ナトリウム
有効成文の1つであるポリリン酸ナトリウムは、歯の表面の汚れを取り除いてくれます。また、それ以上汚れや歯垢が溜まらないように、寄せ付けないコーティング効果もあります。
そのため、歯磨きしたての白くて綺麗な歯をキープしやすくなるでしょう。
ハイドロキシアパタイト
ハイドロキシアパタイトと呼ばれる成分も、ホワイトニング歯磨き粉の成分として有効です。歯垢や着色をつきにくい歯にすることができます。
この成分はエナメル質に近いため、歯についた傷を埋めて滑らかな状態にすることができます。また、研磨剤として、すでについてしまっているものを取り除くにも効果的です。
フッ素
フッ素は歯の本来の成分を強くしてくれる成分です。
ホワイトニングに直結している成分ではありませんが、虫歯になりにくい歯にしてくれるため、着色を予防することができます。
通常は、約20分程度で歯は再石灰化します。ですから、フッ素を使用している歯磨き粉を使って、歯を守りましょう。
口の中を常に中性であるようにすることで、虫歯を予防できるはずです。
研磨剤・発泡剤
ホワイトング効果が強い方がいいからといって、研磨剤が大量の歯磨き粉を使用するのはおすすめできません。
研磨剤や発泡剤はできるだけ少ないものを選びましょう。なぜなら、歯の表面を傷つけ、さらに着色しやすい歯にしてしまうかもしれないからです。
研磨剤よりも粒子が小さいハイドロキシアパタイトがおすすめです。
また、できるだけ泡立たないものを選ぶことで、長い時間しっかり歯磨きをして、隅々まで汚れを取り除けるようにしましょう。
ホワイトニング歯磨き粉のおすすめランキングTOP20
ホワイトニング効果の高いおすすめの歯磨き粉ランキングをご紹介します。
①アパガードプレミオ
ハイドロキシアパタイトが非常に多く配合されている歯磨き粉です。ナノレベルになっているため、歯の表面の細部に入り込んで汚れをしっかり落としてくれます。
小さな傷の修復効果もあるため、非常に大きなホワイトニング効果を期待できる歯磨き粉と言えるでしょう。
②スーパースマイル
世界中で飛び抜けて売れているヒット商品であるホワイトニング歯磨き粉は、化学的に歯を洗浄するタイプです。
歯ブラシの届かない部分にも浸透力があるため、口の中全体の汚れを取り除いてくれます。
様々なメディアで取り上げられている歯磨き粉として、非常におすすめです。
③薬用歯磨きオーラパール
歯のダメージを修復し、黄ばんだ歯を白くしてくれる歯磨き粉です。
傷ついた歯は象牙色が透けて見えるようになります。しかし、この歯磨き粉は上から白くするのではなく、傷を修復し元々の綺麗な歯の色を取り戻すという方法をとります。
時間はかかりますが、根本的なホワイトニング効果を期待できるものと言えるでしょう。
④はははのはコハルトホワイトニングジェル
製薬会社と共同開発された無添加の歯磨き粉です。植物酵素が配合されており着色汚れをしっかり取り除いてくれます。
オーガニック成分により歯の表面をコーティングし、汚れのつきにくい歯になれるでしょう。
⑤ドクターオーラルホワイトニングパウダー
粉タイプの歯磨き粉です。ペースト状では扱えないアパタイトの高配合が特徴的です。
天然パール成分が配合されているため、白い歯と自然な輝きを手にすることができるでしょう。口コミでも絶賛されており、使えば使うほどどんどん白くなると言われています。
⑥薬用ちゅらトゥースホワイトニング
沖縄で開発された歯磨き粉です。ウーロン茶抽出物やホップエキスからできている、虫歯を防ぐ成分が配合されていることが特徴です。
リンゴ酸の配合により、汚れをつきにくい状態にしてくれます。
健康な歯茎や口内環境の改善など、ホワイトニング以外の効果もたくさん期待できる歯磨き粉です。
⑦オーラルケアアパガードリナメール
ミクロの汚れまできれいに除去してくれることで人気の高いホワイトニング歯磨き粉です。
微細なアパタイトが歯の表面の汚れを取り除いてくれます。
歯の傷の修復までしてくれるので、次からの着色汚れを防いでくれると言えます。歯の損傷防止にも貢献してくれる効果大の歯磨き粉です。
⑧ウェルテックコンクールリベリア
歯周病予防に使用されるものですが、ホワイトニング効果も期待できます。
ポリリン酸ナトリウムが配合されているので、着色汚れを取り除くことができます。
歯周病の初期症状を感じている方にもおすすめですし、口臭予防としても効果を期待できるおすすめのマルチな歯磨き粉です。
⑨ライオンブリリアントモア美白歯磨剤
カルシウムイオンとステインが結びつけば、汚れが取り除きにくくなります。それを防ぐための歯磨き粉です。ステインとの結びつきを分解する効果があるからです。
そうした歯磨き粉を使用していれば、新たにステインを歯に付着するのを防いでくれます。
長期的にホワイトニングしたいのであれば、こうしたものを使用すると根本的に綺麗な歯をゲットできるでしょう。
⑩トゥービーホワイト薬用ホワイトニングジェル歯磨き
研磨剤を使用しなくても、ポリエチレングリコールが配合されているため、ホワイトニング効果を期待することができます。
光沢剤が使用されているので、実際の歯の美しさをより強調してくれるものとなるでしょう。フッ素が2種類配合されており虫歯予防もできます。
⑪アパガードスモーキン
アパガードスキンは、着色汚れに特化している歯磨き粉です。
マクロボール400やポリビニルピロリドンと呼ばれる有効成分が配合されています。
歯石を吸着し、傷を埋め、これ以上汚れがこびりつかないように予防することもできます。特にヤニケアに効果が期待できるので、喫煙者の愛用者が多いようです。
GCルシェロ歯磨きペーストホワイト
歯の質感よりもさらにきめ細やかな粒子を使用し、細かい部分の着色も取り除いてくれるホワイトニング歯磨き粉です。
弱アルカリ性なので、ステインを浮かせて取り除きやすくする効果があります。こびりつくタバコのヤニなどの着色にも威力を発する強力な歯磨き粉です。
⑬薬用シュミテクトトゥルーホワイト
知覚過敏の方でも使用できるホワイトニング歯磨き粉といえば、シュミテクトのトゥールホワイトです。
一般的な研磨剤ではなく、ポリリン酸ナトリウムを使用することによって、歯に刺激を与えることなく歯垢や着色汚れを除去することができます。
フッ素も配合されているので、虫歯の対策にもおすすめの歯磨き粉です。
⑭薬用しろえ歯磨きジェル
しろえの歯磨きジェルは、合成界面活性剤や発泡剤が使用されていません。天然成分をたっぷり使用することで、歯に優しいホワイトニング歯磨き粉として人気があります。
12種類の植物成分が配合されています。天然の爽快感が感じられる歯磨き粉です。
発泡剤が配合されていないので、本来の唾液の力を利用することができる歯磨き粉です。
⑮デンティッセトゥースペーストホワイトニング
天然粘土が主成分となっているデンティッセのホワイトニングトゥースペーストです。
この歯磨き粉は研磨剤の役割を天然粘土に変えることによって、歯を一切傷つけずに汚れを取り除くことができます。
粒子が円盤状になっているため、歯の表面と粒子の面が触れて効率よく汚れを除去できる設計です。
⑯メイドオブオーガニックスホワイトニング
できるだけ自然由来の成分を配合し、刺激を少なくしているホワイトニング歯磨き粉です。
天然由来のものなので、合成化合物は使用されておらず、研磨剤の代わりとしてバンブーパウダーとシリカが配合されています。
これによって、歯肉を健康的に促す効果も期待できる歯磨き粉となっています。
⑰ロックスプロデリケートホワイトニング
ロックスのプロデリケートホワイトニングペーストもおすすめです。
構造の異なる研磨剤を3種類配合し、歯の負担を軽減できるような作りになっているこだわりが詰め込まれた歯磨き粉です。
しっかり汚れを落としてくれますが、歯に傷をつけることはないので安心して使用できるでしょう。口臭予防に使用している男性も少なくありません。
⑱オーラツープレミアムクレイジングペースト
ステイン除去成分が高濃度配合されている、ホワイトニングに特化している歯磨き粉です。
蓄積してしまった着色汚れもしっかり落とすことができる強力な歯磨き粉として人気があるものです。週に1度の使用がすすめられています。
これを使用することで、毎日の食事による着色も防止できるのが嬉しいポイントです。
⑲クリアクリーンプレミアム美白
歯のくすみを綺麗に除去し、本来の白い状態に戻してくれるクリアクリーンの歯磨き粉です。光沢材が配合されています。
着色汚れを浮かして取り除き、清掃剤で蓄積された汚れを除去してくれます。また、ポリリン酸ナトリウムが歯をコーティングしてくれるので、予防にもなるでしょう。
⑳小林製薬美白スミガキ
炭の粒でホワイトニングができる歯磨き粉です。
傷ついた歯の表面に付着してしまった、落としにくい着色汚れもシャリッとした炭で簡単に落とすことができます。
歯石が沈着していたり、汚れゆえの口臭が生じていたりしても、この歯磨きで綺麗な白い歯に生まれ変われるでしょう。安いのでずっと続けやすいコスパ優秀な歯磨き粉です。
まとめ
・ホワイトニング歯磨き粉の選び方のポイントは「有効成分」「研磨剤・発泡剤」。
・ホワイトニング歯磨き粉のおすすめランキング1位は「アパガードプレミオ」。
いつまでも白くて綺麗な歯を保てるように、ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使用してみましょう。
凝り固まってしまう前に汚れを取り除けば、意外と簡単に着色も落ちるものです。
第一印象にも大きく影響を与える歯のメンテナンス、ケアにも力を入れるメンズになりましょう!