ハゲていると毎日のヘアスタイルも悩みですが、ハゲを目立たなくできる「坊主系」ヘアスタイルもあります。
今回はハゲの人が坊主系にするメリット7つ、デメリット4つ、ハゲの人でも決まる髪型のポイント5つなどを紹介します。
目次
ハゲの人におすすめできる「坊主」ヘアスタイルとは?
ハゲの人は潔く坊主にすると、ハゲが目立たなくなる、もしくはハゲの進行を食い止めることが出来る、といわれていますが、実際のところどうなのでしょうか。
ではそもそも坊主とはどういうヘアスタイルでしょう?
ハゲの人におすすめできるヘアスタイルの坊主とは、野球少年の坊主といった髪形とは違うものです。
美容院の中でも、ヘアスタイルを決めるときに坊主・坊主系のものが存在します。
坊主自体が女性受け良いのではなく、できるだけ短髪にした、ハゲでもかっこよく見せることのできるのが坊主系のヘアスタイルなのです。
具体的には、髪の長さを均一にそろえて刈り上げるというタイプではなく、髪の長さに強弱をつけながらオシャレに見せるテクニックです。
いろいろなアレンジ、バリエーションがあるのが、ここで紹介する「坊主」なのです。
坊主系ヘアスタイルの中でもスキンヘッドは女性受けが悪い?
ハゲだから坊主にすればよい、という考えと、坊主=野球少年というイメージからスキンヘッドにしてしまう人も少なくありません。
しかし、スキンヘッド系の髪型はパッと見が怖く、女性受けが悪いことは言うまでもありません。
髪型だけで人柄などを測ることはできませんが、ほとんどの女性からの第一印象が悪く始まってしまうことは避けられません。
坊主系の髪型にすることすらできないくらい髪がない、という状態なら、髪の毛を無駄に残さず、スキンヘッドにしてしまうのも一つの手段かもしれません。
スキンヘッドは女性にとって好き嫌いがはっきり分かれます。
本当に行動に移してしまう前に一度立ち止まってもう一度考え直してくださいね。
ハゲの人が坊主系ヘアスタイルにするメリット7つ
ハゲの人が坊主にするように、とよく勧められますが、坊主は根本的な薄毛対策とはなりません。
しかし、最も薄毛を目立たなくするためには、坊主という髪型が最適でしょう。
坊主にした方がいいのか考え中という方は、ここでご紹介する坊主にするメリットを見て考慮に加えてみてください。
①美容院に通わなくても済む
坊主にすることで、美容院や床屋に通う必要がなくなります。
坊主にすれば、家にバリカンを1つ置いておくと便利でしょう。
髪が伸びたかな、そろそろ切りに行かなくては、と考える必要は一切ありません。
意外と美容院に行くことがストレスになっていたり、出費がかさむという方も少なくありません。
坊主なら、家で自分の手でバリカンを使って髪を整えることが出来ますので、非常におすすめです。
②シャンプーが少量で済む
坊主にすることで、髪の毛を洗うという作業が必要なくなります。
そのためシャンプーの量もごく少量でよいでしょう。
リンスなんて必要なくなります。
髪質を変えるためのものですから、洗う髪がないので、本当に必要ありません。
シャンプーの量を抑えられることで、シャンプーのすすぎ残りが毛根に詰まることもなくなります。
シャンプーの消費量がすごくて、出費がかさむのも避けられるでしょう。
③髪のセットが不要
坊主にすることで、髪のセットが不要になります。
これまで薄毛をできるだけ隠すために、様々なヘアスタイルを試したり、髪のセットに時間をかけてきたかもしれません。
しかし、坊主にすればそのようなことで悩む必要はありません。
髪のセットのしようがありませんからね。坊主は坊主にしかなりません。
ですから、今まで悩んでセットにかけていた時間をもっと有効活用できるようになるでしょう。
朝に余裕が生まれるかもしれません。
④ヘアケアにお金がかからない
坊主にすることで、ヘアケアにお金を使う必要はなくなります。
完全放置状態で、何もしなくてもよいのです。
髪の毛を切りに行くのは美容院ではなくて、家でバリカンを使って行えますし、シャンプーも少量でリンスの必要がありません。
また、髪の毛をセットする必要がないので、アイロンやワックスやジェルなども必要ありません。
ヘアケアのために用いていたあらゆるアイテムが必要なくなりますので、お金が浮きますね。
⑤洗い残しを減らせる
薄毛を隠そうと髪の毛を長くしていると、シャンプーをしてもその成分が頭皮まで届かずシャンプーが毛髪に残ってしまうということがあります。
こうした状態は、余計に頭皮環境を悪化させ、薄毛を進行させてしまいます。
これに対して、坊主にしておくことで、頭皮をしっかり直接洗うことが出来ますし、洗い流すときにシャンプーが髪に残ってしまうということもなくなります。
衛生面で非常に良い状態と言えるでしょう。
⑥育毛剤の効果が高まる
坊主にすることで、育毛剤の効果を高めることができます。
薄毛や抜け毛、ハゲを気にしている方は既に育毛剤を使った改善を始めていらっしゃるでしょう。
坊主にしておけば、髪の毛の障害がなく、直接頭皮へ育毛剤を塗布できます。
そのため、有効成分がより浸透しやすくなるため、育毛剤の効果は高まります。
坊主でなければ育毛剤の効果が得られなくなるということでは決してありません。
しかし、効果の差が出ることは明らかでしょう。
⑦髪が軽くなる
坊主にすることで髪が軽くなります。
髪1本1本の長さ分の重さがなくなりますから、かなり頭皮や毛根が髪によって受ける負担が少なくなります。
長い髪の毛により重力を下に向かって受けているときより、髪の毛を軽い状態にしておくことで、薄毛やハゲになるリスクを減らすことが出来るのです。
ハゲの人が坊主系ヘアスタイルにするデメリット4つ
ハゲの人が坊主にすることのメリットをいくつか考えることが出来ました。
これだけを見ていると、もう坊主にするしかないではないか!という気持ちになられたかもしれません。
しかし、ハゲの人が坊主にすることで起こりうるデメリットもいくつかあります。
この点も考慮しながら坊主にするかどうかを決めると良いでしょう。
①髪型が楽しめない
ハゲの人が坊主にする一つ目のデメリットは「髪型を楽しめない」というものです。
薄毛を隠そうとしてヘアスタイルに奮闘していただけではなく、そもそもヘアスタイルを自由自在に操ることがお好きだったという方は、坊主にするとそれが出来なくなります。
髪型を変えたいな、と思ってもまずは髪が伸びるまで待たなくてはなりません。
あの子の好きな髪形に似せたいな、と思っても、髪が伸びるまで非常に長い時間がかかることでしょう。
坊主にしてしまうと坊主しか髪型はありません。
②似合わない人が多い
坊主にすることによる他のデメリットは「似合わない人が多い」という点です。
大抵の人は坊主が似合いません。
こう言い切ってしまうと、あれだけメリットを言っていたのに、これでは坊主にする勇気などない、と思われるかもしれません。
でも、残念ながら事実なのです。
坊主が似合う人は、頭の形がきれいな丸の形になっていなければなりません。
後頭部が平たいなど、独特な頭の形であれば、坊主にすることによってそれがそのまま見えてしまいます。
勇気を出して坊主にしたのに、似合わないと後悔することは避けたいですね。
③ハゲを隠そうとしていることがばれる
実は、坊主にすることで薄毛を隠すことはできるのですが、ハゲを隠したくて坊主にした、というその過程をほとんどの人は気づいてしまいます。
ハゲかけていた人が急に坊主にすると、「あの人はハゲが目立たないように坊主にしたんだ」と直ぐ思うことでしょう。
陰口をたたかれることもあるかもしれません。
ハゲを隠すことは全然悪いことではないですが、それをあなたをからかう口実としてネタに使う人もいるかもしれない、ということを覚えておきましょう。
④一生ハゲになる
実はハゲの人が坊主にすることの最大のデメリットは、一生ハゲになるかもしれないということです。
実は、坊主にすることによってハゲを進行させてしまうこともあるのです。
坊主はいやだな、ハゲはいやだな、といわれたのであれば、もうあきらめるしかありませんね。
ハゲていてもカッコイイ髪型のポイント5つ
ハゲの人は薄毛で髪の量に自信がないために、ヘアスタイルによってできるだけ髪の量を多く見せようとしがちですね。
しかし、実際のところ、ハゲの人が髪型を考えるときに注意する点とはどんなものでしょうか?
ハゲでもきまる髪型というものはどのようなものなのでしょうか。
①短髪がベスト
薄毛の人は髪の毛の量が少ないことへの不安から、できるだけ多く見せようとして髪の毛をのばす傾向になります。
しかし、髪の毛を長くしたからと言って薄毛が目立たなくなるわけではありません。
それどころか頭頂部の髪の毛が下に向かって引っ張られるため、余計ににハゲが目立ってしまいます。
ですから、短くしましょう。
横の髪の毛を刈り上げたりして残っている髪を短髪にすることでハゲを目立たないようにすることが出来ます。
②ハゲを隠さない
ハゲだからと言ってヘアスタイルによって、そのハゲている部分を隠すようなことはやめましょう。
ハゲていてもおしゃれに見せることは可能です。
ハゲているからモテない、ハゲているからブサイクということはありません。
薄毛を生かすようにしましょう。
実は髪の毛が薄い方がかっこよく見られるという実験結果もあるほどです。
あまりにも気にしすぎて不自然な髪形にするのではなく、自信を持ちましょう。
③サイドを抑えてトップにボリュームを出そう
サイドを抑えた髪型にすることによって、薄毛でもかっこよく見せることができます。
縦長のシルエットにすることによって、頭頂部にボリューがでて、かっこ良い髪型になることが出来ます。
ハゲている人の多くは、横と後ろの毛は残っているということがほとんどです。
それなのに、後ろと横の髪を伸ばしていると、余計に薄いところが目についてしまいます。
縦長シルエットを生かしたはスタイルにしてみましょう。
④スタイリング剤を使う
スタイリング剤を使うことによって、もっとおしゃれに見せることもできます。
ハードワックスなどを使うと、頭頂部の髪をたたせてボリュームをさらにつけることも出来るでしょう。
ワックスをつけすぎるとワックスの重みで髪がつぶれてしまうので要注意です。
⑤ヘアカラーを使う
ヘアカラーをすることによって、頭皮と髪の毛の色を近づけて薄毛の目立たないヘアスタイルにすることもできます。
学校や職場でヘアカラーをしても大丈夫だ、というのであれば、茶髪にしてみるのもよいでしょう。
坊主まで思い切れないときはショートヘアから
いきなり坊主にするのは、抵抗があるといわれてもしょうがないと思います。
確かに、坊主にするのは、これからのことを考えると後悔するかも、という気持ちが上回ってしまいますよね。
そのようなときは、ショートヘアから始めると良いでしょう。
ベリーショートから徐々に坊主へと遷移していけば、自分も周りもそれほど抵抗感がなくなるはずです。
なかなか決心がつかないという方は、まずはベリーショートにしましょう。
ハゲの人が坊主にしても髪の質は変えられない
一回坊主にすることで、髪の質が変わって硬くて太い髪の毛が生えてくる、という噂を聞くことがあるかもしれません。
しかし、実際のところ坊主にしても髪の質が変わる、ということはありません。
なぜなら、髪の毛を途中まで切っただけで何も変わっていないからです。
髪質には遺伝や栄養などが関係しています。
髪の質そのものを変化させたいのなら、生活習慣や食習慣などを改善していく必要があります。
坊主はハゲの根本の解決にはならない
ハゲたから坊主にするとしても、ハゲの進行を食い止めて改善できるわけではありません。
坊主は根本的な解決策ではありません。
坊主にしても薄毛対策をしなければハゲはどんどん進行していきます。
坊主にすることによって写真を撮ったりすると、頭皮が光って恥ずかしい思いをするかもしれません。
髪の毛に関する悩みが全て解決するとは限りません。
坊主にすることにより様々なメリットがありますが、人によってそれを上回るデメリットもあります。
ですから、結局後悔する人はしますし、坊主のほうが良かった、開放感が最高だ、という方もおられます。
ハゲていてもやはり髪は少しでもあった方がいい、と思う方もおられます。
ここで提案した坊主はハゲの人にもおすすめできるヘアスタイルの一つ、として考えておいてほしいと思います。
ハゲの進行を防ぐための薄毛対策をしよう
ハゲ対策に坊主にする人も少なくないでしょう。
しかし、先ほどもご紹介したように、坊主にすることで、ハゲの進行を止めることも改善させることもできません。
ですから、髪型を変えるだけでなく、薄毛対策もきちんと行うようにしましょう。
育毛剤や育毛効果のあるシャンプーなどがおすすめです。
自分にできる薄毛対策を行っていきましょう。
まとめ
・スキンヘッド系の髪型はパッと見が怖く、女性受けが悪い。
・ハゲ対策のために坊主にしても根本的な解決にはならないので、進行を防ぐための薄毛対策は必要。
ハゲていても、坊主にすることによってオシャレになることが出来ます。
ハゲだからと言ってあきらめてはなりません。
坊主のメリットを生かして、薄毛であることを気にしすぎないようにしましょう。