カッコイイオープンカーは男性の憧れですが長所と短所を正しく理解し、機能やデザイン、使い勝手を把握した上で購入することが重要です。
今回はオープンカーの選び方3つ、国産&外車それぞれの人気おすすめランキングを紹介します。
目次
オープンカーとは
オープンカーに憧れている男性は少なくありません。
一般にオープンカーは映画や漫画の中で登場する、お金持ちのかっこいい男性もしくは女性が乗っているものというイメージを抱かれています。
オープンカーならではの、太陽の光や心地よい風を直接感じながらドライブを楽しむことができるという状況に自分もなってみたい、と思われることはないでしょうか。
では、そもそもオープンカーの定義とはなんなのでしょうか。
オープンカーとは、屋根がないもしくは屋根の部分を解放することができる乗用自動車のことです。これは和製英語であり、日本でしか通用しません。
オープンカーのメリット4つ
屋根の部分がない。もしくは屋根の解放する機能が付いているオープンカー。そう聞くだけでも魅力的ですね。
では、オープンカーのメリットをいくつかご紹介したいと思います。
開放感
まず、1つ目のメリットは開放感があるというものです。
オープンカーは屋根を解放することができますので、一般的な乗用車とは比べ物にならないほどの爽快感を感じることができます。
春や秋などは、その暖かくて快適な気候をしっかり堪能することができるでしょう。日本ならではの四季をドライブで直接感じることができる車とも言えますね。
かっこいい
2つ目のメリットは、ただただかっこいいということです。
オープンカーは非常に目立つ車です。車種にもよりますが、オープンカーの外装は非常にこだわってデザインされており、かっこいいので、見た目の印象も非常に良いものです。
ステータス
オープンカーは男性にとってステータスともなるでしょう。
所有しているだけで楽しく、価値があり、周りの人からの評価も上がるものです。特に高級ブランドメーカーのオープンカーであればなおさらです。
周りの人に自慢しすぎて、他の人から敬遠される存在にはならないように注意が必要ですね。
日焼け
4つ目のメリットは日焼けができるというものです。
最近、日焼けしていない色白の肌をコンプレックスにしている男性は少なくありません。
オープンカーは太陽の光を直接浴びることができるので、ドライブしているだけで日焼け出来ます。
オープンカーのデメリット5つ
では、オープンカーにはデメリットはないのでしょうか。
もちろんカッコよくてステータスともなるオープンカーに乗りたいのは山々、という方でもデメリットを感じて手を出せない、断念している、という方も多いでしょう。
狭い
まず、1つ目のデメリットは狭いというものです。
オープンカーのほとんどの場合、室内空間が狭いものです。荷物の積載量も少なく、荷物の持ち運びには適していません。
ですから、もちろんファミリーカーにも適していません。
高い
オープンカーは価格が高いので、なかなか手を出せないというメンズも少なくないでしょう。
屋根が開くように設計し製造するためには、かなりの技術力やコストがかかるのは言うまでもありません。
また、その機能によってボディの剛性が低くなり、周りを補強しなければならないので、通常の乗用車に比べてかなり価格は高くなります。
オープンカーは、スポーツカーとして取り上げられている車種が多く、エンジンも良いものが使われています。パワフルな走りになるよう設計になっているため余計に高くなっています。
汚れる
オープンカーは、走っているだけで中が汚れるというデメリットもあります。それはもちろん屋根が解放されているからです。鳥のフンが落ちてくることさえあるでしょう。
いつも清潔な状態を保つためには、毎回乗るたびに清掃しなければなりません。
さらに、内装のインテリアや電子制御システムなどに汚れがつくと故障する恐れがあるので、定期的なメンテナンスが必要です。
真冬や真夏はしんどい
真冬や真夏は乗りにくいというデメリットもあります。
オープンカーは暖かい時期、季節を楽しめる時期は快適なのですが、寒い時期や暑い時期は屋根が解放されていることで、余計にその気温を生で感じることになります。
さらに、風を切るので真冬の体感温度は非常に低いことでしょう。
真夏に走るときにも、水分補給とサングラス、帽子は欠かせません。紫外線をもろに受けることになりますので、体調に気を使う必要があるでしょう。
目立ちすぎる
最後に、悪い意味で目立ってしまう可能性もあることを覚えておきましょう。オープンカーの乗っていると中の状態は外から丸見えです。
見られていない、1人だから、と思って恥ずかしい行動に出てないかも注意が必要です。
よく目立つので、何か違反したときに警察に捕まる可能性も高くなります。
さらには、見た目だけで高級車に乗っている金持ちがいると見られて、車上荒らしに会う可能性も高まります。目立ちすぎるといろんな弊害も生まれますので注意しましょう。
オープンカーの選び方のポイント3つ
オープンカーを選ぶときどんな点を考慮すればいいのでしょうか。
オープンカーの性能で一番重要視するべきなのは、オープン性能です。オープンカーはどれだけ開放感があるかで、魅力が変わってきます。
この時にチェックするのは着座位置です。実際に試乗してみて、横から見た時にドライバーの肩や腕が見えると、ベストかもしれません。
顔を上げた時に、フロントウィンドウで視界が妨げられてしまうと、オープンカーの意味がありません。
開放感がどれだけ感じられるか、実際に乗ってみてチェックするのが非常に大切です。
続いて、インテリアもチェックしましょう。オープンカーは良くも悪くも目立ち、車内も外部の人から丸見え状態になってしまいます。
ですから、インテリアのデザインもエクステリアと同じようになるため、色合いや素材感などのトータルコーディネートがマッチしているかをチェックする必要があります。
加えて、シートヒーターが装備されているかどうかもチェックポイントに入れましょう。
屋根を解放して頭は涼しい空気を浴びながらも、足元は暖かいというオープンカーならではの素晴らしい時間を得られるでしょう。
オープンカーの人気おすすめランキング① 国産車5選
国産のオープンカーの人気おすすめランキングをご紹介します。
意外と国産メーカーはオープンカーを生産していないため、どれも希少価値があり、国産車ならではの魅力が詰まった一台一台になっています。
①マツダ ロードスター
国産のオープンカーとしておすすめなのは、マツダのロードスターです。
マツダが自社で開発している車の中でも、一番人馬一体を体感できる車で、1989年に発売されてから人気が途絶えることなく、オープンスポーツカーとして受け継がれてきた車です。
車のボディーの剛性は確保しながらも、より車の重量は軽量化されており、トランク部分にはキャリーケースを2つ入れられる設計となっています。
オープンカーとしての見た目のデザイン性は保持しながらも、より利便性が向上されている車となっています。
②トヨタ MR-S
「トヨタのオープンカーなんて聞いた事無い」と思われるかもしれませんが、1999年から2007年にかけて、MR-Sと呼ばれるオープンカーが販売されていました。
このオープンカーはパワーが強い、じゃじゃ馬ぶりを愛する男性たちにとって、非常に魅力的な車となっています。
ミドルエンジンとリア駆動が搭載されており、車の中でも1番真ん中にエンジンを配置することで、車体のバランスが良く運転しやすいものとなっています。
他のスポーツカーに負けない、圧倒的な加速感がオープンスポーツカーとして人気の理由でしょう。
③ホンダ S2000
ホンダシリーズの中でも最高傑作と言われているオープンカーです。
見た目は普通のオープンカーに見えますが、エンジンの出力やボディータイプが周りのオープンカーとは異なり、非常にスピードを感じやすい車体となっています。
さらに、車中バランスを50対50にすることで、どんな道でも車中バランスを崩すことなく、エンジンの機能を最大限生かして、走りを楽しむことができるものとなっています。
国内での本格的オープンスポーツカーとしての地位を築きあげてきた分、それだけの機能性があると言えるでしょう。
ただし、今の時代に必要な安全装置が装着されていないので、自分の腕に運転性能がかかっています。
④ホンダ S660
軽自動車のオープンカーもおすすめです。ホンダのオープンカーモデルビートの後継車としてS660が発売されています。
ターボチャージャーが搭載されており、より軽快なハンドリングとパワフルな走りでドライブを楽しませてくれるオープンカーです。
トップ部分は巻き取るタイプのロールトップ設計となっています。
この機能が少々面倒に感じることがあるかもしれませんが、国産車ではなかなか見られない特徴的なトップですので、自分だけの個性として楽しむこともできるでしょう。
⑤ダイハツコペン
ダイハツのコペンも、多くの人々を魅了してきた軽自動車のオープンカーです。
コペンはハードトップという自動オープン式になっているため、経年劣化したりいたずらなどによってトップ部分を破かれる心配もありません。
屋外にしか駐車できないという方も安心して乗ることができるオープンカーです。
また、コペンは着せ替えができるオープンカーとしても魅力的です。専用のパーツさえ集めることができれば自分仕様のコペンに変更することができます。
オープンカーの人気おすすめランキング② 外車15選
続いて外車のオープンカーをご紹介したいと思います。外国の車メーカーはたくさんのオープンカーを生産しています。
外国ならではの開放感と大胆な印象を与えてくれるオープンカーを、15台ご紹介いたします。
①ポルシェ 718ボクスター
ポルシェの718ボクスターは、オープンカーでは欠かせないものと言えます。
スポーツモデルのオープンカーですので、ダイナミックでドライビングをより刺激的に楽しめるものとなっています。
ミッドシップエンジンコンセプトによって、運転パフォーマンスが向上し、スムーズなハンドリングを可能にしてくれています。
日常から外れて興奮できるドライブが楽しめる、オープンカーを必要としているメンズにおすすめです。
②メルセデスベンツSL
メルセデスベンツのSLは、オープンカーではあまり見られない快適な装備が詰まった車種です。
高級車の代名詞とも言われている、メルセデスベンツならではのスタイリッシュで高級感あふれる車体が魅力の1つとなっています。
ルーフトップはボタン1つで濃淡を切り替えることができます。また、トップをクローズしている時でも、オープンカーと同じような感覚で走ることが出来るのも特徴です。
真冬のオープンカーでのドライブは非常に辛いものがありますが、首周りを温めるエアスカーフ機能も付いているため、普通のオープンカーとは違い、快適なドライブが楽しめます。
ラグジュアリータイプのオープンカーとして非常に人気の高いものです。
③MINI THE NEW MINI CONVERTIBLE
ドイツの自動車ブランドであるMINIは、可愛くて実用的なオープンカーを提供してくれています。
アップ、ダウン、サンルーフの3段階の伝統ルーフが搭載されています。オープンカーにしては珍しく、乗車定員が4名という実用性性にも優れたオープンカーと言えるでしょう。
また、開放感あふれるオープンカーならではの魅力とラゲッジスペースのゆとりある室内空間も魅力的です。
国産車並みのの価格帯になっているため、手が届きやすいのも特徴です。コンパクトカータイプですので、都心に住んでおられる方でも乗りやすいサイズ感でしょう。
④ランボルギーニ アヴェンタドール Sロードスター
ランボルギーニのロードスターは、パワフルなドライビングを楽しめるオープンカーです。
闘牛を意味する「アヴェンタドール」という名前が用いられている通り、新型エンジンを搭載することによって、より力強い走りを見せてくれるオープンカーとなっています。
計算しつくされており、シャープで美しい車体デザインも魅力の1つです。
ランボルギーニのオープンカーは個性が美しく輝くものとして、ドライバーが満足できる車と言えるでしょう。
⑤フェラーリ488
フェラーリ488は、イタリアのスポーツカーブランドから出ているオープンカーです。
ですから、力強さやスポーティーな印象を受けるデザインとなっています。強烈な加速力を持つエンジンが搭載されています。
また、オープンカーならではの開放感が得られる、非常に素晴らしい魅力を持つ車です。
オープンカー初心者から、サーキット経験者まで、幅広いジャンルの方がドライブを楽しめるオープンカーといえます。
難しいルートだからこそ、フェラーリで鍛え上げられた力を発揮するダイナミックな特性がこのオープンカーの1つの魅力です。
⑥ロータス エリーゼ
ロータスのエリーゼは、イギリス拠点のスポーツカーメーカーが提供しているオープンカーです。
徹底的に軽量化を図っているため、エアコンやオーディオやフロアマット等は一切装備されていません。
余分な装備がない分スポーツカーならではの、走りのダイナミック性は他の車種とは比べ物にならないと言われています。本格的な走りへのこだわりを見せてくれるオープンカーです。
純粋にオープンカーでのドライブを楽しみたい方には非常におすすめです。
⑦モーガン4/4
モーガンのオープンカーもおすすめです。現在イギリスで少量生産を行っており、本格的なスポーツを楽しみたい方におすすめです。
皆の視線を一気に惹きつけるヴィンテージ感のあるデザインも魅力的です。
軽量ボディーとなっており、タイヤも細いため、スポーツカーならではの本格的な走りを体感できることでしょう。
車としての実用性はあまりありませんが、運転技術を試したい方や純粋にドライブを楽しみたい方におすすめできるオープンカーです。
⑧フィアット500C
フィアットの500Cは、コンパクトカータイプのオープンカーです。電動でトップが開閉する仕組みになっています。
全開にしたり半開にしたり自由に操作することができますので、その日の天候や気分に合わせて選ぶことができます。
コンパクトなボディーサイズとなっており、小回りが利くので日常使いにもおすすめです。
あまり目立ちすぎることなく、風を感じながら走りたい方や家族で使いたい方にもぴったりの手を出しやすいオープンカーの1つです。
⑨アルファロメオ 4C
アルファロメオの4Cです。世界的によく知られているスーパーオープンカーです。
レーシングカーと同じような洗練された美しいフォルムが特徴的で、車好きな男性を魅了してきました。F1マシンと同じ素材を使うことによって、ボディーは非常に軽量化されています。
そのためコントロール性能が高く、どんな道でも走りを楽しむことができるでしょう。
エレガントな車で開放的なドライブを楽しみたい方や、レーシングカー好きな方には非常におすすめのオープンカーです。
⑩アウディ TTロードスター
アウディのTTは、走りを楽しむのにぴったりのスポーツオープンカーです。
日本でも大人気で、その洗練されたアウディならではのデザインが魅力的です。スポーツカーやオープンカーにはあまり見られない、低燃費性能なので家計にも優しいと言えるでしょう。
アルミニウムボディとなっており、力強い印象を与えてくれるフォルムが魅力的です。走りの性能だけではなく、デザインにもこだわりたい方に特におすすめのオープンカーです。
⑪アバルト 124スパイダー
アバルトの124スパイダーは、アバルトマジックとも呼ばれており、多くのレースで勝利を得てきたメーカーのオープンカーです。
124スパイダーは初代モデルのエクステリアを持っており、より軽量化されているパッケージングがオープンカーとして魅力的です。
ビルシュタイン製のサスペンションを搭載していたり、ブレンボ製のブレーキを使用することによって、より力強い走りを予感させるデザインとなっています。
⑫BMW 2シリーズ カブリオレ
BMWの2シリーズカブリオレは、BMWから展開されているオープンカーです。
スポーティーな印象とエレガントな雰囲気どちらも醸し出してくれるエクステリアとなっています。BMWならではの理想的な、高級感あふれるデザインが特徴です。
コンパクトなツインパワーサブエンジンが搭載されており、BMWの伝統的な後輪駆動車です。
さらに、電動ソフトトップには遮音性素材のクロスを採用することによって、クローズ時には静粛性が保たれています。
オープンカーにすればボディラインが強調され、シルエットが強く美しくドライブへの喜びを見出してくれるものとなるでしょう。
⑬レンジローバーイヴォーク コンバーチブル
レンジローバーイボークのコンバーチブルは、高級SUV車の中でも特に人気のある車です。
オープンモデルのコンバーチブルでは、最新エンジンが搭載されています。
また、アダプティブダイナミクスやオールテレーンインプログレスコントロールなど、より走光性を高めてくれる機能がたくさん搭載されている車です。
トップは、わずか18秒でフルオープンになる高機能が搭載され、高質なオーディオ機能も装備されています。ドライブをあらゆる面で楽しめる装備多彩なオープンカーです。
⑭ジープ ラングラー サハラ
ジープのラングラーサハラは、米国で軍用として開発されている車両です。今ではそのジープブランドのスピリッツを受け継ぐモデルとして展開されています。
ジープらしく、力強く堅牢なスタイルとなっております。
オフロード性能を持ち合わせているため、レジャーやアウトドアにもぴったりのオープンカーと言えるでしょう。
高剛性と耐久性を実現しているボディータイプなので、走行性だけではなく長年愛用できるオープンカーとしてもおすすめです。
インテリアは非常にシンプルになっており、視認性が高いため、ジープとしての魅力をよくわかっている男性にしては非常に魅力的な車でしょう。
⑮メルセデスベンツ SLC
メルセデスベンツSLCは、SLKの後継者として2015年に販売されています。
電動格納式のトップを採用することによって、クローズ時には通常のメルセデスベンツならではの高い高級感のある居住性を発揮してくれる車です。
メルセデスベンツらしいエクステリアが特徴的で、スポーティーなデザインも魅力的です。
エアガイドやエアスカーフなど、オープンカーに必要なあらゆる機能が搭載されており、質の高いオープンカーとなっています。
新開発されたコンパクトタイプのエンジンが搭載されており、上質で伸縮性の高いドライブを実現してくれるでしょう。
まとめ
・オープンカーはメリットも多いが、デメリットもある。
・オープンカーの人気おすすめランキング1位(国産車)はマツダ ロードスター。
・オープンカーの人気おすすめランキング1位(外車)はポルシェ 718ボクスター。
男性ならほとんどの人が憧れるオープンカー。オープンカーにはメリットもありますが、多くのデメリットも存在することを知った上で選ぶようにしましょう。
オープンカーならではの開放感をしっかり感じられるよう、機能性はもちろんインテリアとエクステリアのトータルコーディネートもしっかりチェックして、お洒落な車に乗りましょう。
今回ご紹介した国産車と外車のオープンカー人気おすすめランキングを参考にして、自分だけのお気に入りの1台を見つけていただけると嬉しいです。