大き過ぎず小さ過ぎず小回りが利くのが魅力のコンパクトカーは、日常使いに便利で経済的にもお得なことが多く、ファミリーカーにもおすすめです。
今回はコンパクトカーの人気ランキング30選、選び方のポイントをまとめました。
コンパクトカーとは
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初めての車選び、ファミリーカーとして、街中でのドライブやショッピングのために、こうした様々な目的に適応してくれる大人気の車の種類と言えばコンパクトカーです。
日々メディアで良く取り上げられているのもコンパクトカーですね。
では、コンパクトカーとは一体どんな車なのでしょうか。実は、コンパクトカーとは〇〇であるという回答はありません。
おおまかに軽自動車よりも大きく、乗用車よりも小さめサイズのコンパクトなものを総称してそう呼ばれています。
2ボックスタイプの車がコンパクトカーによく含まれています。ハッチバックやトールワゴンタイプの車もコンパクトカーによく見られます。
コンパクトカーおすすめランキング① 国産車TOP20
国産車のコンパクトカーを20選ご紹介いたします。
①ホンダN–BOX
軽自動車の中でも、最も人気のホンダN–BOXは、軽自動車なのに高台に室内空間を保持したことが魅力の1つです。その結果、コンパクトカーとしても名を轟かせることになりました。
燃料タンクを座席の下に搭載することで、居住空間と荷室容量の増加を実現させた車です。
ボディーサイズにおいて制限がある軽自動車ではありますが、乗用車のコンパクトカーと比べても劣らない、広々とした室内空間は多くの男性の心を引きつけています。
また、視界を損なわないほどの大きなのサイドウインドウを装備し、存在感のあるデザインを採用しています。
総合的に、走行性能や燃費なども申し分のないコンパクトカーと言えるでしょう。
②トヨタプリウス
トヨタのプリウスは、これまでの中で特に優れた環境性能のハイブリッドカーと言えるでしょう。すでに何度もモデルチェンジしており、さらなる進化を遂げ続けている車です。
燃費の良さと静粛性と快適な走り心地を提供してくれる車として、大変人気が高く幅広い年代に愛されています。
ハイブリットコンパクトカーとして失敗のない選択がしたいと言うのであれば、まず最初にプリウスを検討していただきたいと思います。
どんな口コミサイトや大手のレビューサイトでも、プリウスは常に評価が高い車です。
プリウスのハイブリット車は内部構造が非常に複雑になっていますが、長年蓄積された技術によって故障の心配が少ない、耐久性の高い車としても評価されています。
③トヨタアクア
プリウスと並ぶトヨタの優秀なハイブリッドカーであるアクアも、大変人気の高いコンパクトカーです。
コンパクトカーとは言え、重いものやタイヤバッテリーを積む必要があるため、アクアの様に燃費が良く軽量化を実現するためには、大変高度な技術が必要であると言うことになります。
また機能性だけではなく、色の組み合わせがスタイリッシュなデザイン性、またシンプルなインテリアなども若い年代の男性に人気の高い理由となっています。
④ダイハツムーブ
1995年に初代が販売された人気の車です。国内初のトールワゴンタイプの車として人気を集めています。
スズキのワゴンRのライバル車ともなっているほど人気の高いもので、ダイハツの看板とも言われる知名度の高い自動車です。
ムーブならではのデザインや走行性能の高さから、幅広い年代の男性に人気です。免許取り立てで初心者の方でも安定した走行性を見せてくれる機能性の高い車です。
コンパクトですし操作性もスムーズですので、難しい車庫入れでも簡単に行えることでしょう。燃費も良く維持費も安くて済む、おすすめの車です。
⑤日産デイズ
日産のデイズは2013年に登場しました。三菱と日産が互いに人材と技術を融合させ開発するという、新しい開発方法が使用された車です。
売り上げ目標の4倍にも到達したという実績は、他に例がありません。
日産の自信作とも言えるデイズは、高い安全性が魅力の1つです。
エマージェンシーブレーキが搭載されることで、衝突する危険性をあらかじめ知らせ、自動的にブレーキがかかるように設計されています。
この搭載装備によって、ブレーキとアクセルを踏み間違えるということを防ぐことができるでしょう。
⑥スズキスペーシア
スズキのスペーシアは、車内空間が非常に広いコンパクトカーです。
最新の安全装備や快適にドライブを楽しめるように機能性豊かな作りになっています。低燃費車としても知名度が高く、スーパーハイトワゴンNo.1の記録を更新しています。
スペーシアはスーツケースをモチーフにした作りになっており、おしゃれでキュートな印象を与えてくれます。老若男女、幅広い年代の方に愛されている車です。
28色のボディカラーが設定されているというのも、1つのポイントです。
⑦ダイハツタント
ダイハツのタントも人気の高いコンパクトカーです。
コンパクトカーなのに非常に広い空間が人気です。助手席側にセンターピラーレスを実現することによって、スムーズに人が乗ったり荷物を載せたりなどの乗降性が優秀な車です。
メーターはセンターに設置され、大きくて見やすい形状になっています。女性でも扱いやすいでしょう。
また、ワンタッチでドアが開く装備も採用されており、手荷物が多くて両手が塞がれている時も非常に便利な作りになっています。
⑧スズキワゴンR
軽自動車は室内が狭いと言うのが1番のデメリットでしたが、それを克服する軽自動車界を揺るがす車として注目されまHした。
現代はすでに第5代目のワゴンRとなっており、燃費性能や走行性能において優秀な車として人気を集めています。
ハイブリットカーとしての機能や軽量化されたことによる技術の進歩により、若い年代の男性からも愛される車です。軽自動車のワゴンタイプではトップクラスの低燃費を誇っています。
⑨トヨタヴォクシー
トヨタのヴォクシーは総排気量1986CCのミニバンタイプの車です。
ミディアムクラスのサイズ感となっており、家族が増えた時にもずっと使い続けることができる車として人気が高いものです。
また独身の間は友達をたくさん乗せて遊びに連れて行くこともできるでしょう。最大8人が乗れるのにコンパクトなボディーが基本となっています。
⑩日産ノート
日産のノートは、EVリーフ駆動用のモーターを搭載しているハイブリッドコンパクトカーです。
コンパクトカー市場では、アクアがぶっちぎりの1位を激走していましたが、e-powerが登場してからは、なんとノートが首位に立っています。
このコンパクトカーでは、ワンペダル感覚で走行できるモードが搭載されており、アクセルペダルを踏み戻すだけで、加速したり減速したりできる、とっても便利な機能付です。
スポーツカーのようなキビキビとした走りか、エコモードの燃費を重視した走りかを選択することもできます。
⑪ホンダフィット
ホンダのフィットもコンパクトカーとして非常に人気の高い車です。
2001年に初代モデルが登場しましたが、コンパクトカーとは思えない広い室内空間の実現が人気上昇の理由となっています。
モデルチェンジが行われていますが、支持された部分はしっかり受け継ぎながら、よりボディサイズを拡大し、快適で広い室内空間をさらに広げるために工夫されています。
最近ではガソリンモデルとハイブリッドモデルが登場し、フィットはコンパクトカーの中でも人気の車種に名が挙がりやすい車です。
⑫トヨタヴィッツ
トヨタのコンパクトカーを牽引してきた車種と言えばヴィッツです。
2017年、ハイブリッド車がモデルインしてからはその燃費性能ゆえにより、人気が高まった車です。パワーコントロールユニットが搭載されており、充電式のものが使用されています。
ヴィッツと同じ型の中では低燃費性能はトップクラスです。
また、ヴィッツのボディカラーは国内向けと欧州向けに分けられていましたが、今ではよりスタイリッシュな作りになっています。そして低重心な作りになっているのが特徴です。
⑬トヨタルーミー
トヨタのルーミーは、ダイハツから発売されているコンパクトカーです。
車の製造はダイハツがしているのですが、販売はトヨタがしているので新車価格が安くなっています。燃費性能も比較的高く、コンパクトカーにしては魅力的なものでしょう。
背が高い箱型のボディになっており、空間が広く保持されているのも人気の1つです。また、ボディサイズはコンパクトで小さいのですが、視野が広く取られているのも特徴です。
⑭スズキソリオ
スズキのソリオは、新プラットフォームが採用されているコンパクトカーです。
モデルのグレードがチェンジされるたびに軽量化が図られています。軽量化されているのに空間はどんどん広くなっており、しかも剛性も強くなって、耐久性に優れています。
エンジンは熱効率の高いものが使用されています。モーター機能付き発電機で充電できる仕様になっています。
軽自動車のエネチャージが採用されており、ハイブリッドカーとしての機能を併せ持っているコンパクトカーです。
⑮ダイハツトール
コンパクトカーでありミニバンである人気の高いファミリーカーの1つ、ダイハツのトール。
一見維持費が高くかかりそうなもので、売れ筋も好ましくない、と思わせてしまうものですが、実際は軽自動車の新型モデルです。
トールは、軽自動車ではないからこその空間の広さで、ダイハツのデザイン力がよりアピールできている優れた車と言えるでしょう。
日本でトップクラスの販売力を持っているトヨタが販売しているからこそ、よりニーズに応えてくれるコンパクトカーとなっています。
⑯トヨタスペイド
トヨタのスペードはスペースとワイドが組み合わさってできた言葉で、その名の通り広々とした空間が最大の特徴となっているコンパクトカーです。
また、スペードは年配の方でも乗り降りしやすい形になっています。
そして、低燃費を追求しているため高効率なエンジンを搭載している車です。運転次第では燃費性能が高まるため、非常におすすめです。
アイドリングストップ後の再スタートがスムーズなので、ストレスなく快適なドライブを楽しめることでしょう。
⑰トヨタポルテ
トヨタのポルテは、トールワゴンタイプのコンパクトカーです。
子供のおられる家族や、年配の方でも乗り降りしやすいような車です。室内空間が広く取られており、車内でも着替えられるほどの、広々とした余裕のあるサイズ感が人気の理由です。
室内の小さな収納スペースもたくさんあり、機能性の高い車です。シーンに合わせてシートをアレンジすることもできます。
快適な乗車性と便利な収納スペースなど、ファミリーカーとしても非常におすすめです。
⑱スバルジャスティ
スバルのジャスティは、軽自動車のレックスをイメージし、ボディサイズを少し大きくしたコンパクトカーです。国産車で初めての無段変速機として世界に登場しました。
アメリカでは、ベストカーに3年連続で選ばれるなどの知名度の高い車種です。
ジャスティはプレジャーをコンセプトとしており、楽しみや愉快、喜びと言ったものを日常生活にプラスしてくれる車となるでしょう。
経済性を重視しているため1000ccのエンジンとなっています。アイドリングストップやスマートアシスト機能を全車標準装備している車です。
⑲三菱デリカD:2
三菱デリカD:2は、驚くほどの広さと利便性におもわず声を出してしまうほどのコンパクトカーです。
コンパクトカーのハイワゴンタイプではトップクラスの室内長となっており、くつろげるスペースを生み出してくれます。
自動ドアや一時停止機能なども搭載されており、手荷物が多い時でも便利に乗車できます。
⑳レクサスCT
レクサスCTは、エクステリアがエレガントデザインとなっており、躍動感が感じられます。また、シャープなフロントマスクは男性らしいワイルドな印象を与えてくれます。
車内もより使いやすくインテリアが設計されており、大画面のワイドディスプレイが装備されています。
視認性や利便性においても、以前のモデルよりかなり向上していることは明らかです。
メーターはドライバーの視界に自然と入るような構造になっており、ディスプレイは、電話や着信通知などが表示される非常に便利なコンパクトカーです。
コンパクトカーおすすめランキング② 外車TOP10
輸入車のコンパクトカーを10選ご紹介いたします。
①プジョー208
プジョーの208は、205と206の血を受け継いでいるコンパクトカーとして大ヒットしました。
排気量は1200cc、5速段階のマニュアル車です。
全長は4mもありませんが、コンパクトカーにしては広い室内空間となっています。大人が乗車定員乗っていたとしても、全く問題なく窮屈に感じられない車と言えるでしょう。
街で乗ることができるのはもちろんのこと、スポーツカーらしく走行性を楽しめる車でもあります。
②MINI5DOORONE
ミニのプレミアムコンパクトカーも人気の高いものです。1959年から2000年までの間生産されてきたものです。
ボディサイズは居住性を高めるために、コンパクトカーの中でも大きめのサイズとなっています。
3つドアのタイプや、SUV車仕様になっているものもあり、用途に応じてモデルを選択できるでしょう。利便性に富んでおり、広い室内空間が得られることで魅力的なコンパクトカーです。
③フィアット500
フィアットの500はアニメで同じみの車ですね。
初代のモデルはリメイクされ、よりおしゃれで目を惹くものとなっています。また、デザインだけではなく安全性能も先進技術が搭載されており、安心した走行性を期待できます。
ボディサイズはかなり小さいコンパクトカーですので、室内空間も狭くなってしまうのはしょうがない、と割り切って乗ることができればおすすめできるコンパクトカーです。
④ルノールーテシア
ルノーのルーテシアは、ベーシックなコンパクトカーです。排気量は1200ccとなっておりターボエンジンが採用されています。
他のコンパクトカーよりも少しランクアップしたものですので、車体のサイズも大きいものとなっています。
インテリアも質の高い上品なものがこだわりを持って選択されており、乗り心地も快適です。
このタイプのスポーツモデルも別の車種名を持って展開されているため、ドライブを楽しみたいという方はそちらもチェックしてみることをおすすめします。
⑤ルノートゥインゴ
5速マニュアルと6速オートクラッチから選ぶことのできる、トゥインゴというルノーのコンパクトカーもおすすめです。
スポーツモデルになっており、走りを重視してコンパクトカーを選びたい方にピッタリです。
室内空間は広めに設計されているため、定員数大人が乗ったとしても、窮屈に感じさせない快適な車です。
⑥シトロエンC3
シトロエンC3は、シトロエンらしいフランスならではの独特なデザインが人気です。伝統を長年受け継いでいる車です。
1200ccの排気量はコンパクトカーの中では一般的ですが、ターボ供給エンジンとなっているため、排気量以上の走りの良さを感じさせるものとなっています。
また、国産車と同じほどの安全装置の充実性も人気の理由です。フランスの優美な雰囲気がそのまま感じられるインテリアと、室内空間となっています。
⑦フォルクスワーゲン up!
フォルクスワーゲンup!は、ターボエンジンなしのリッターカーとなります。
コンパクトなサイズですが、室内空間は広々と設計されています。
⑧Smart forfour
メルセデスベンツの作りを継承しているコンパクトカーとして、人気の高い車です。
軽自動車と同じようなサイズ感で、特殊な構造になっているのが特徴的です。これまでずっと国産車に乗っていたという方でも乗りやすい快適なコンパクトカーでしょう。
⑨アウディA1
アウディのA1も人気の外国製コンパクトカーです。
高級車ブランドとはいえ、扱いやすく、初めての外車に選ぶのもおすすめです。ターボエンジンによる供給車となっています。
もちろん価格はそれなりにしますが、内外装ともに高級感あふれるものとなっており、都会ドライブも楽しめるでしょう。
⑩フィアットパンダ
1980年に登場したコンパクトカーの2代目も人気上昇中です。
初代のコンパクトカーのイメージは残しつつも、モダンな印象を与えてくれる曲線によるデザインもおしゃれですね。
また、室内空間を広く取るための工夫がなされており、フル乗車しても余裕の感じられる作りになっています。
コンパクトカーの選び方のポイント
コンパクトカーは、普通乗用車よりもコンパクトな作りになっているため、それだけ小回りが利きますし、低燃費になっています。
ですから、この条件が満たされていないコンパクトカーは論外と言えるでしょう。
コンパクトカーを選ぶときに重視して欲しいのは、乗員数や室内空間です。
コンパクトカーだからと言って、車内空間まで狭くなっていると窮屈で、ドライブを楽しむことも、荷物を十分に収納することもできないかもしれません。
確かに、コンパクトカーですので普通乗用車のセダンやミニバンと比べると室内空間も小さくなるのは当たり前です。
しかし、その限られた空間の中で、どれだけ居住性を確保し、他のコンパクトカーの車種との差別化を計れているかをチェックするようにしましょう。
さらに、コンパクトカーは走行性や安全性能の点で差別化を図っているメーカーもあります。
衝突回避システムや被害軽減ブレーキシステムなどの安全装備は、どれほど標準装備されているでしょうか。
コンパクトカーは小排気量になりますので、燃費もいい車種がほとんどです。ガソリン代や自動車税などの維持費を通常よりも安く済ませることができるかもしれません。
セダンやミニバンなどの大型車と比べると、維持費が安く済むのは大きな魅力でしょう。
まとめ
・コンパクトカーおすすめランキング1位はホンダ「N–BOX」。
・コンパクトカーおすすめランキング2位はトヨタ「プリウス」。
コンパクトカーは小回りが利くため、初心者や女性にも大人気の種類です。
街中でショッピングに行く時や、少しドライブしたいというときにも最適なサイズと言えるでしょう。
そんなコンパクトカーを選ぶときには、室内空間をしっかりチェックしましょう。
いろんなメーカーのいろんな性能をチェックして、長年愛用できる快適なドライブを提供してくれる車を賢く選べるといいですね。
今回紹介した人気のコンパクトカーランキングを参考に、選んでいただけると嬉しいです。