カジュアルにもフォーマルにも使える「アップバング」は種類も豊富で自分の理想に合ったヘアスタイルがきっと見つかるはずです。
今回はメンズアップバングのおすすめ5選、やり方、セット方法、コツ、おすすめの整髪料を紹介します。
目次
アップバングとは?
アップバングというヘアスタイルをご存知ですか?
おしゃれに敏感なメンズの皆さんなら、きっと何度も聞いたことがあるはずです。
また挑戦してみた方も多いのではないでしょうか。
アップバングとはいったいどんなヘアスタイルなのでしょうか?
アップバングとはその名の通り、前髪を上げているスタイルのことを示しています。
前髪は顔に直接かかって、顔をある程度隠してしまうものですから、前髪をどのようにスタイリングするかによって、印象は大きく異なります。
アップバングは完全におでこを出しているスタイルですから、清潔感はGOODです。
また、男らしいスタイルでもありますから、女性受けもよいでしょう。
最近では芸能人の多くの人がアップバングになっています。
アップバングがメンズにおすすめのワケ!
アップバングは清潔感だけではなく、無条件にかっこいい髪型でもあります。
地味に髪の毛で顔を隠そうとするよりも、おでこをしっかり出して明るく見せたほうがモテ度はアップします。
顔がしっかり見えているので「自分に自信を持っていて余裕のある男性である」と思われやすいのです。
アップバングはセットがとても簡単なのに、男としての魅力をしっかりアピールできる髪型です。
前髪を上にあげるだけで、さわやかメンズになれるのです。
また、アップバングはどのように髪の毛を流すかによって、ビジネスシーンでも通用します。
スーツとの相性がいいアップバングヘアスタイルもあります。
毎朝前髪のスタイリングで悩んでいた皆さん、明日からはアップバングにしてみるのはいかがですか?
おすすめのメンズアップバングスタイル5選!
アップバングにも持ち上げ方によって、イメージが大きく異なります。
では、これからおすすめのメンズのアップバングスタイルをご紹介していきたいと思います。
基本的なものやビジネスシーンでおすすめなものなどがあります。
①王道アップバング
アップバングの王道ともいわれている、このアップバングの方法は、前髪を少し浮かせて、あまり男性の攻撃性が見られない優しい印象のアップバングになります。
優しさとさわやかさがあふれる、王道のアップバングです。
顔の形は丸顔から四角顔までどんな人でも似合うのがこのアップバングの利点です。
艶と毛束を自分で作るようにワックスを使うといいでしょう。
②ナチュラルアップバング
ナチュラルアップバングは、アップバングらしさがあまり見られないにもかかわらず、おでこがしっかり見えてさわやかな雰囲気の前髪スタイルです。
髪を両サイドに流すようにアップバングを作っているので清潔感があります。
丸顔の人がこのスタイリングにすると、サイドが膨張して見えてしまうので、視線をずらすためにトップにボリュームを出すように心がけましょう。
毛束が出やすいワックスを使うことで立体的なセットをすることができます。
③七三分けアップバング
長めの髪でできるアップバングの一つのスタイルは、七三分けです。
長すぎると清潔感にかけてしまうものでも、この七三分けのまじめで誠実な印象と、アップバングの男らしくてさわやかな印象が相まって、非常におしゃれなスタイルになります。
このヘアスタイルも、セット方法を間違えるとサイドにボリュームが出て、太って見えてしまうことがあります。
そうならないように、トップにボリュームを出すようにしましょう。
七三分けの髪の流れに艶を出すためのワックスを使うとよいかもしれません。
④無造作アップバング
休日用のアップバングスタイルの一つが、無造作アップバングです。
前髪をがっつりと上にあげて、太い束感で仕上げることによって、トレンド感とラフ感の両方を取り入れられます。
さらに、ツーブロックスタイルに合わせることによって顔周りの形をきれいに見せることができます。
油分の少ないワックスを使うことによって、より無造作感を出すことができます。
完成後はスプレーワックスでしっかりと固めましょう。
そうすれば休日の一日もずっとこのおしゃれな無造作ヘアで過ごすことができます。
⑤パーマ×アップバング
パーマヘアとアップバングの相性は抜群です。
ビジネスマンはこのようなパーマの柔らかい印象と、アップバングのワイルドな印象を組み合わせたヘアスタイルで魅力アップできるかもしれません。
顔の形に合わせて、サイドやトップのボリュームを調整するとよりよいでしょう。
パーマの動きをもっと出したい場合には、根元からしっかりと前髪をあげて、ワックスを使って束感を引き出すようにしましょう。
メンズアップバングのやり方は髪の長さ別に3つ! 【セット方法も解説】
アップバングのやり方はいたって簡単です。
上げる前髪の量を取り分けて、上に上がるように熱を使って形を作り、ワックスなどの整髪料でキープさせるという方法です。
しかし、髪の長さやもともとのヘアスタイルによっては難しくなる場合もあります。
そこで、ショートヘアやベリーショートヘア、ツーブロック、パーマヘア別のおすすめのアップバングのやり方を解説していきます。
①ショートヘアのアップバング
まずは、ショートヘアのアップバング方法です。
これらのヘアスタイルは髪の毛の長さが短いので、あまり上に立ち上げることはできません。
ナチュラルアップバングや王道アップバングなど、少し前髪を浮かせる程度のアップバングがおすすめです。
どのスタイルをとるにしても、しっかりと根元から前髪を立ち上げるためにブローしていく必要があります。
トップと後頭部の髪の毛も、上向きに立ち上げていけるようにブローします。
立ち上げた後はワックスを根元からつけて、毛先をつまんで毛束感を出していきます。
髪の毛が短くても最初のブローの方法次第で、しっかり前髪を立ち上げることは可能です。
②ツーブロックのアップバング
ツーブロックでアップバングといえば…そう、三代目JSBでよく知られている登坂広臣さんです。
この人のような髪型にしたい、とあこがれて憧れているメンズの方も少なくないでしょう。
ツーブロックはすでに男らしく活発な印象を与えています。
さらに、前髪を立ち上げることによって、よりワイルドさが増すことになります。
毛先は散らさずにまとめれば、清潔感があり、結婚式などのフォーマルな場でも適応できる髪型になります。
ツーブロックでアップバングをする際には、後ろの髪を前に持っていくようなイメージでブローをしていきましょう。
そしてバングとトップの髪の毛は真上に垂直に立ち上げるようにすると、おしゃれに仕上がります。
③パーマヘアのアップバング
パーマヘアでアップバングをすると、パーマの柔らかくて優しい印象と、アップバングのワイルドで男らしい印象がミックスされて、魅力いっぱいの髪型になります。
パーマの場合は、なかなか上にバングが立ち上がらず、かき上げヘアのような形になります。
後ろに流れるようにブローをして、ワックスでさらに流していきましょう。
その後、毛先は前に出るように調節すれば、おしゃれな大人っぽいアップバングヘアスタイルの完成です。
メンズアップバングの印象別のセット方法4つ! 【必要な道具&手順】
アップバングにもスタイルはいろいろとあり、与える印象も様々です。
ここでは、4つのアップバングのスタイルをご紹介したいと思います。
自分の理想とする印象のアップバングをぜひ参考になさってください。
①さわやか系アップバング
前髪をしっかりと上げて、清潔感とさわやかさあふれるアップバングにするために必要な道具は、細めのカールアイロンと柔らかいワックスです。
前髪をアイロンで内巻きにしていきます。
自分の作りたい毛束感の細さを考えて手に取っていくとよいでしょう。
横にずらしながら、上に立ち上げる髪の幅を決めます。
ワックスを髪の根元からつけて前髪を上げていきます。
最後に根元からスプレーをかけてしっかりキープさせましょう。
②ジャスティンビーバー風アップバング
ジャスティンビーバー風のアップバングも最近人気になっています。
海外らしいアンニュイな雰囲気とワイルドな雰囲気を併せ持っている髪型です。
このスタイルに必要な道具は、ブラシとドライヤー、マット系のワックスです。
海外のヘアスタイルは、細かくなくざっくりとしているので大雑把な方や細かい動作が苦手な方にお勧めです。
ブラシで髪を巻くようにドライヤーの熱を使って髪を立ち上げさせます。
何回か繰り返せば、短い前髪なら立ち上がってくれます。
そのあと、ワックスでシルエットを整えて完成です。
本当に簡単ですから、初めてのアップバングはこの方法で挑戦するとよいかもしれません。
③スポーティーなアップバング
前髪が短いメンズも、スポーティーな印象を与えるアップバングをすることができます。
短いと垂直に立ち上げるのは難しいかもしれません。
スイングする形で下から上へと毛束感を動かすことができます。
短髪は女性受けがよく、スポーティーな髪形は活動的な印象を与えるのでお勧めです。
④大人の色気漂うアップバング
ミディアムヘアなど比較的長さのあるヘアスタイルの男性は、大人っぽい色気を醸し出すアップバングがおすすめです。
パーマを当てて、かきあげヘアのように前髪をあげる方法です。
ワックスは艶感が出るもの、ウェット感が出せるものを選ぶとよいでしょう。
よりセクシーな雰囲気になることができますよ。
メンズアップバングのやり方のコツ3つ!
アップバングをしてかっこよく見せたい!と思ったもののなかなか思ったように前髪が上がってくれない、とお悩みの方もいることでしょう。
立たせたのにすぐに落ちてきたり、上げる量が多すぎて不自然な形になったり…。
そのようにならないために、かっこいいアップバングを作るために注意してほしい3つのポイントをご紹介したいと思います。
きれいなアップバングができればその日のテンションも上がりますからね!
①ブローで形を整える
まず、一つ目のコツはブローでしっかりと形を整える、ということです。
アップバングをしたのに、時間がたつと前髪が落ちてきてしまう…という方は、そもそも根元から上がっていないのかもしれません。
ドライヤーの熱を借りてアップバングの形をしっかりとつけるようにしましょう。
ワックスだけでは髪の毛を立ち上げることはできません。
特に軟毛の方はそういえます。
ワックスの重みによって逆に髪を垂れさせてしまうことになります。
ですから、まずはドライヤーを使ってアップバングの土台となるものをしっかり作っておきましょう。
温風で癖づけた後、冷風で定着させて、そのあとワックスを使って形を整えていく方法がおすすめです。
②黒目の中心側に分け目を作る
2つ目のコツは、黒目の中心側に分け目を作るというものです。
アップバングは前髪を上げればいいというものではなく、顔の形がきれいに見えるように前髪をあげるコツが必要です。
持ち上げる前髪の量が多ければ、ただおでこを前面に見せつけているだけ、というヘアスタイルになってしまいます。
アップバングでおすすめの前髪を持ち上げる量は、黒目の内側の部分です。
つまり、右目の黒目から左の黒目までの内側の部分です。
その範囲内で持ち上がるように、ドライヤーを使って乾かしていきましょう。
それよりも外側の部分は持ち上がらないように気をつけることで、立体的なヘアスタイルになります。
③ワックスはつけすぎない
さらに気を付けなければならないことは、ワックスの分量です。
しっかりバングを持ち上げたいからと言って整髪料を大量に付けてしまうと、ワックスの重みで前髪が落ちてきてしまうかもしれません。
いっぱいつけたくなる気持ちはわかりますが、初めにしっかりと土台を作っておけば大丈夫です。
少量のワックスで上手にアップバングの形をきれいに作っていきましょう。
量の多いワックスでスタイリングすると、髪が全体的にべたついてしまいます。
最後の仕上げとして毛先に少しつける、というイメージが一番良いでしょう。
アップバングにおすすめのメンズ整髪料4選!
アップバングにおすすめのワックスを4種類ご紹介したいと思います。
柔らかいワックスで髪の毛の流れを作ったり、かためのマットなワックスでしっかり形を整えたりなど、用途によってワックスの種類も異なります。
①リップス
まず、おすすめするのはリップスのワックスです。
柔らかいので、着け心地がよく、伸びがよいのが特徴です。
髪になじみやすくキープ力もしっかりあります。
バランスの良い形に整えるためには、このワックスがおすすめです。
②クールグリース
クールグリースのワックスはウェット感を出したいときにおすすめです。
パーマヘアと合わせることで、大人っぽいつややかなアップバングができます。
まるで濡れているかのようなヘアアレンジがしたいときにはぜひ使ってみてください。
③ピース
髪が柔らかすぎて、なかなかうまくアップバングができないという方はこのワックスがおすすめです。
もっとも固いワックスですが、クリームタイプなので伸びがよく髪になじんでくれます。
柔らかい髪でもアップバングができるワックスです。
④スーパーハードジェル
どうしても前髪が垂れてきてしまう、という場合はハードジェルで固めてしまいましょう。
髪につけて3分程度でガッチガチに固まってしまいます。
どうしても髪が崩れてはいけない場面でこのジェルはとてもおすすめです。
まとめ
・アップバングは顔がしっかり見えるので自信を持ち余裕のある男性と思われやすい。
・アップバングは根元から前髪を立ち上げるためにブローしていく必要がある。
アップバングは男らしさと清潔感のある素敵なヘアスタイルです。
ビジネスシーンでも休日でもこのアップバングで見せたい自分をアピールできることでしょう。
おでこが見えることで表情が明るく見えるようになります。
自分に自信をもってアップバングにチャレンジしてみませんか?