カップルの会う頻度を決める要因2つ

カップルの会うベストな頻度は、実は年代によってかなり差があります。

なぜなら高校生と大学生では自由になる時間がかなり違いますし、社会人は仕事をしているため場合によっては全然会えないことだってあり得るわけです。

ですので、年代を考えずに会う頻度を決めるのはおかしなことになってきます。そこで今回は年代別にベストな頻度を紹介していきますので、是非参考にしてみてください。

また、付き合いが長ければ恋愛感情も落ち着いてきますので、最初の頃のようにはいかないでしょう。

交際期間に分けてベストな頻度も紹介していきますので、是非こちらも参考にして倦怠期も乗り越えていきましょう。

もし、自分と相手の年代が全然離れている場合は、自分の恋人は理想の頻度はこれくらいと思っているのか…と相手の年代を見るようにしましょう。

10代カップルにベストな会う頻度（学生｜中学生・高校生・大学1/2年生）

まずは10代のカップルですが、こちらは主に高校生や大学生の1年、2年のカップルでしょう。

会う頻度は同じ学校に通っていれば少なくとも顔くらいは毎日見るでしょうから、頻度としては自然と「毎日」になりがちです。

ただし、逆に改まって「デート」となると、10代ならではの懐事情もあって、どこかに頻繁に一緒に出掛けるのは難しいかもしれません。

しかし、10代のうちは会うこと自体で楽しいものです。毎日会って、一緒に帰るとか、休憩時間におしゃべりするだけでも良いわけです。

まとめると10代のベストな頻度は「毎日」ということになります。とにかく少しでも時間を共有したいと思うのがこの時期です。

もし、部活や勉強で忙しくて毎日のように会えないのであれば、LINEなどで毎日メッセージのやり取りをすると良いでしょう。10代のうちは相手と繋がっているだけで嬉しいものです。

ただ、10代のうちはやはりお互いに恋愛経験が浅いため、「自分が会いたいと思っているんだから相手も会いたいと思うのが当たり前」なんて思ってしまいます。

要するに相手の立場や予定などを全く考えていないわけです。

10代の理想の頻度が「毎日」だからと言って、相手も絶対にそうであるとは限りません。

相手のことを想いやってこそ付き合いが長く続くわけですから、自分の考えを押し付けるのはやめた方が良いでしょう。

20代前半カップルにベストな会う頻度（大学3/4年生・新社会人）

20代前半というと大学生の3年や4年生、または社会人になって数年というところでしょうか。

もちろん高校を出て働いている人は社会人になってから5年程度経っていることもありますが、いずれにしてもまだまだ世間的には若い世代です。

この世代のベストな頻度は「週に1～2日」になります。なぜなら、大学も後半になってくると就職活動で忙しいですし、社会人になってすぐは仕事を覚えるのに忙しいはずです。

この時期に毎日会いたいなんて言っているとどちらかが疲れてしまって、破局の原因になりかねません。

忙しい時は、お互いの都合のいい日にちをピックアップして週に1～2回数時間会うだけで留めておき、1か月に1度くらいきちんとしたデートをすればOKです。

お互いにそれを励みに1か月を頑張れるはずです。忙しい時はお互いに癒しの関係になれないと疲れてしまいますので、頑張って良い関係を築いてください。

この時期を乗り越えれば「結婚」も見えてきます。

大学時代に交際を始めそのまま社会人でも付き合っている人は、20代中盤から後半にかけて結婚する確率が非常に高いのです。

もし、相手のことを好きで結婚するならこの人しかいないと思っているのであれば、この時期に相手の負担になることだけは避けましょう。

20代後半カップルにベストな会う頻度（社会人）

20代後半になってくると仕事もある程度は落ち着いてくるはずです。女性は「結婚」を意識するころでしょう。

ただし、ここで気を付けなければいけないのが、男性も同年代だと結婚に対しての考え方にギャップがあることが多いということ。

女性は結婚したいのに、男性にその気がなくて破局…そんな悲しい結末を迎えるカップルが非常に多いのです。

そのためにも、「週に2日」は会いたいものです。結婚に向けてお互いの気持ちを高めるにはお互いに「もっと会いたい」と思うことが大事なのです。

そのためには週に1日では少し足りません。何とか週に2日くらいは会う時間を作りましょう。

どちらかが忙しくて会えない場合は、電話やLINEなどでフォローするように心がけましょう。

30代カップルにベストな会う頻度（社会人）

30代ともなるとかなり落ち着いてきます。結婚するならすぐにでもしたいのが本音ではないでしょうか。特に女性側は焦っているはずです。

そう考えると、結婚に向けて加速するために週に複数日会いたいところですが、30代になると男女ともある程度の仕事を任されることも多いため現実的には難しいでしょう。

それを踏まえると「週に1日」がベストな頻度かもしれません。それならお互いにあまり負担にならずに会い続けられます。

ただし、負担にならないようにすると言っても1ヶ月に1回とかはやめた方が良いです。結婚はある程度の勢いが必要だからです。

30代までお互い独身でいたということは、独身という状態が楽だから…という気持ちもどこかにあるのです。これは男性に多い傾向でもあります。

なので、あまりに会っていないと独身である状態に慣れきってしまいますので、時間の許す限りは会った方が良いのです。

週に1日と言ったのはあくまで忙しいことを前提にしていますので、時間があるならできる限り会うようにしましょう。そして、結婚についてお互いの考えを包み隠さず話してみましょう。

女性の場合、30代ともなると出産へのタイムリミットを感じているはずですので、もし、相手からはっきりとした答えが聞けなければ付き合いを考え直すのもありでしょう。

交際したてのカップルにベストな会う頻度　

次に付き合っている期間でベストな頻度をご紹介しましょう。まずは、付き合い始めて間もないカップルから見ていきましょう。

交際したてのカップルは、とにかく相手のことがお互いに知りたくてたまらないはずです。なので、基本的には時間が許す限り会った方が良いでしょう。

なので、ベストな頻度は「毎日」になります。

付き合い始めなのに相手が会うのが面倒くさそう…なんて場合は、あまり長続きしないかもしれません。

本来は、付き合い始めが恋愛は一番盛り上がっている時期です。その時期に会うのが面倒だと感じる状態は未来に希望があるとはあまり思えません。

相手のことを好きなら努力してもいいですが、ある程度努力しても相手がそういう態度であれば、次の恋愛を考えてもいいかもしれません。

ベストな頻度は「毎日」ですが、社会人であれば中々難しいのが現状です。なので、ここで言う「毎日」というのは「会える時間がある日は毎日会う」と言う意味です。

時間がない日は、電話やLINEでコミュニケーションを密に取りましょう。

とにかく最初にグッとお互いの距離を縮めることが大事なのです。面倒だと思う人もいるとは思いますが、そのうち落ち着いてきますのでそんなに深く考える必要はありません。

交際1年未満のカップルにベストな会う頻度　

次に付き合って1年未満のカップルはどうでしょうか？1年未満というと幅がありますが、大体半年～1年程度のカップルのことです。

これくらいになると、大体のカップルは最初のドキドキワクワク感が少なくなってくる頃です。なので、自然と会う回数も減ってきます。

しかし、これは特におかしいことではなく、至って普通のことです。毎日会っていたのが週に2～3日になり、1年も経つ頃には週末だけに…という事はザラにあります。

これを悲しいと思って、「以前のように会いましょう」なんて提案したらダメです。自然と減っていったのですから、受け入れましょう。

なので、1年未満（半年から1年）のカップルのベストな頻度は「週に1日もしくは2日」ということになるでしょう。

時には、一緒に旅行など行ってイベントを作るようにすれば十分ではないでしょうか。

交際1年以上のカップルにベストな会う頻度　

1年以上付き合っているカップルのベストな会う頻度はどうでしょうか。

1年以上付き合っているとなると、かなりお互いが自由になっているはずです。

1年以上付き合っているのに未だにラブラブで毎日会っている…そんなカップルはあまり多くはありません。いたとしたら、すでに同棲している可能性が高いでしょう。

従って、1年以上付き合っているカップルの会う頻度のベストは「会いたい時に会う」です。

頻度の明確な答えになっていないのですが、しっかりと約束せずとも「明日会えない？」くらいで会うことも可能な仲になっているはずです。

もちろん遠距離恋愛など特殊な事情があれば別ですが、「ツー」と言えば「カー」の仲になっているはずなので、何となく予定は合わせられる関係なのです。

お互いに必要だけど、会わなければいけないと言う強迫観念がなくなってくるのが1年を過ぎたころです。また、お互いに相手の性格やスケジュールを大体把握できるようにもなります。

逆に、1年すぎても相手に合わせた生活をずっとしているなら、好きなうちはいいですが、ちょっとでも冷めてくると付き合うのが一気に苦痛になります。

相手があなたにまったく合わせてくれないようなら、付き合い方を考えた方が良いかもしれません。

本来なら、お互いを尊重して、良い感じの距離感を持って付き合える時期です。この時期が一番恋愛としては面白いという人もいます。

きっとそれは「相手に合わせすぎる必要がなく、自然体で楽だから」でしょう。

カップルのLINEの頻度

会う頻度は、年代や付き合っている期間でそれぞれベストな頻度は変わりますが、今はネットで繋がることができるため、昔よりは身近に感じられるのかもしれません。

特に、チャットアプリのLINEは今や30代以下でやっていない人がいないと言われるほど、誰もが使っていますよね。スマホを持っていれば、ほとんどの人がインストール済みです。

チャットアプリなので、基本的には文字でのコミュニケーションですが、相手が読んだかどうかがリアルタイムでわかるので、会話もサクサク進むのです。

カップルの親密度を高めるのにこれほど良いアプリケーションはないでしょう。

事実、LINEを1日に100回以上やり取りするカップルも非常に多いです。他愛のない話から簡単に送れるのがカップルの距離を縮めるのです。

そんなLINEは、基本的にはLINEの頻度は「毎日複数回」と言うのが基本になります。

「毎日なんて面倒」と思う人もいるかもしれませんが、LINEがない時代にはもう戻れません。ただ、LINEも交際期間が長くなるにつれ1日のメッセージの数は自然と減っていくはずです。

なので、それまではある程度LINEのやり取りに付き合うのも、現代のカップルの交際の常識だと思って諦めましょう。

まとめ

今回はカップルの会う頻度についてお話しましたが、いかがでしたでしょうか。

「そんなに会っていない」「自分たちはもっと会っている」というカップルの方もいるでしょうが、あくまでも目安になりますので、参考程度に読んでいただけると幸いです。

もちろんいつまで経ってもラブラブで毎日会いたい…というのがカップルとしては理想でしょう。しかし、人の感情にはムラもありますし、他にやりたいことが出てくる場合もあります。

その時に「毎日絶対に会う」と決めると、どちらかが息苦しくなってしまう場合があります。

カップルはあくまで2人の合意の下で会う頻度も決めるべきでしょう。あなたに今恋人がいるのであれば、是非一度会う頻度について話合ってみてはいかがでしょうか。

お互いの理想的な頻度が解れば、ある程度の格差があっても落としどころを見つけられるでしょう。

長く付き合いたいのであれば、「自分がそうしたいから」で決めるのではなく、相手のことも考えながら決めてください。それが本当の理想のカップルへの道なのです。