安心の国産はもちろん、最近は海外メーカーのバイクも人気ですが、自分のライフスタイルに合ったバイク選びが大切です。
今回はバイクの選び方や購入時の注意点、日本と海外のバイクメーカーおすすめランキング20選を紹介します。
バイクの選び方の手順4つ
新しくバイクを購入し、バイク生活を楽しもうと考えておられる皆さん、バイクを選ぶとき、どのようなポイントをチェックするべきかご存知でしょうか。
バイクの選び方については、次の4つの手順を踏んでいくことをおすすめします。
まず、バイクの車種を選びましょう。バイクにはスーパースポーツバイク、ツアラータイプ、オフロードバイク、ビジネスバイク、スクータータイプという5つの種類があります。
このようにジャンル分けすることによって、それぞれの得意分野に特化したバイクに乗ることができます。
例えば、バイクを趣味として走行を楽しみたいのであれば、ビジネスバイクやスクーターは合いません。
反対に、普段の買い物や通勤通学などに使う実用性を重視する場合には、スーパースポーツバイクのような前傾姿勢のものは選ばない方が良いでしょう。
さらに排気量やエンジンタイプ、機能性や細かい特徴などを知っていく必要があります。
次に、乗り味をチェックする必要があります。
バイクは大きな目的が移動ですが、単なる移動手段としてだけではなく、スムーズな加速感を味わいたい方も少なくないでしょう。まずは試乗してから選ぶようにしましょう。
大型量販店であれば、広い構内で試乗できる場合もあります。
バイクはインターネットで購入することもできます。相場より安く購入できる場合もあるため、ネット購入を考えておられるかもしれません。
しかし、バイクは意外と高額な買い物です。それにメンテナンスも必要です。購入する前から購入した後までしっかりケアをしてくれる、バイク専門店で購入するのが1番おすすめです。
そして、新車を購入するか中古車を購入するかと言うことも決めなければなりません。
また、車両購入した後にはバイクの保険も選ぶ必要があります。自賠責保険は強制ですが、任意保険もつける必要があります。バイクでも大きなトラブルに巻き込まれることがあります。
バイクを購入する際にはこうした手順を踏んで賢く選ぶようにしましょう。
輸入バイク購入時の注意点
バイクメーカーには外国のものもあります。海外メーカーが展開している輸入バイクは、デザインから機能性まで魅力的なものが数多くあります。
では、輸入バイクを国内で購入する時、どのような点を注意すれば良いのでしょうか。
輸入バイクを購入する際には、信頼でき安心できる小売店を選ぶようにしましょう。
ハーレーダビッドソンやBMWなど、知名度の高い海外メーカーであれば公式取扱店があるので、そうしたオフィシャルショップで購入するのが1番安全です。
オフィシャルショップ以外で購入した場合、故障した時の保証が十分に受けられないかもしれませんので、注意しましょう。
また、日本のメーカーで製造されているバイクとは操作感が異なることもあります。
どのようにすれば安全に乗ることができるのか、そして、どうすればメンテナンスを行えるのかもしっかり確認しておく必要があるでしょう。
日本のバイクメーカーおすすめランキング10選
まずは日本のバイクメーカーをランキングでご紹介していきます。
①ホンダ
HONDAは、世界のバイクメーカーランキング第1である、安心と技術の素晴らしさを誇る、超有名なバイクメーカーです。
HONDAのバイクはどれもとても乗りやすいという特徴が、評判を集めています。非常に丁寧に作られており、HONDAの技術力はバイクの機能性に直結しています。
万人受けするベーシックなデザインが多いため、どんなシーンでも積極的に採用されています。教習所や警察の白バイにも取り入れられています。
車体のバランスや燃費、乗り心地全ての面において、完璧なバランスの整ったバイクを作り上げているメーカーと言えるでしょう。
HONDAのバイクは、非常に扱いやすく壊れにくいという点で、多くの方から高く評価されているものです。
②ヤマハ
バイクを知らない人は、ヤマハはバイクメーカーなの?と疑問に思われるかもしれません。
ヤマハは1955年7月からオートバイ事業をスタートさせています。トヨタと提携しているメーカーで、日本メーカーならではの高い技術力を誇っています。
トヨタの車にはヤマハの技術者が関わっているとも言われているほどです。
ヤマハのバイクはどれもおしゃれでデザイン性に優れています。バイクメーカーとして「デザインのヤマハ」「芸術のヤマハ」とも呼ばれるほどになっています。
機能性においても、トヨタと提携しているため、スポーツエンジンで培われた優秀なエンジンを搭載しています。カラーバリエーション豊かで、お洒落で綺麗な見た目が人気の理由です。
③スズキ
スズキは軽自動車として有名な日本のメーカーですが、バイクも展開しています。
スズキは「安い作りだから耐久性がない」と言われることもあり、人気がないように感じられますが、実際にはできるだけコストを下げて見た目が安っぽくなっているだけです。
性能に関しては一切妥協しておらず、エンジン性能に関しては自動車メーカーの中でも群を抜いてピカイチだと言えます。
スズキのハヤブサは、公道で走れるバイクの中でもほぼ最大のパワーを誇るエンジン性能を持っています。
スズキのバイクはデザインが個性的なため、周りとは違う自分だけの愛車を持ちたいというライダーに人気の高いメーカーです。
④カワサキ
KAWASAKIな日本で有名なバイクメーカーです。
「おじさんの家のバイクメーカー」と言われることもありますが、スポーティーで高性能を誇るバイクであることが見直され、最近では若い男性にも魅力的に映っているようです。
初心者でも扱いやすいスポーティーなバイクも展開されています。高機能なスポーティータイプのバイクは、長年バイクを愛用しておられる方にとっても憧れの的となっています。
ハヤブサのエンジンはファンが多く、KAWASAKIのバイクしか乗らないと言うもの方もおられるほどです。
KAWASAKIならではのライムグリーンが、メーカーの特徴的なカラーリングとなっています。
昔からやんちゃな人に人気のある、高機能でデザイン性がかっこ良いことで人気集め続けている、革新的なバイクメーカーです。
⑤スネークモータース
スネークモータースは、中国で生産され日本で組み立てるという製造方法が用いられている国産メーカーです。
スネークモータースで量産の発端となった非常に貴重なモデルは、ヴィンテージ感丸出しで、個性的な雰囲気がおしゃれで人気があります。
スネークモータースは、世田谷ベースから生まれたブランドです。
ビートたけし氏が「量産してもいいんじゃない」と述べたその一言により、日本のバイクメーカーとして量産を実現させたものです。
⑥ゼロエンジニアリング
ゼロエンジニアリングは、愛知県で生まれたカスタムショップです。オートバイの総合パーツメーカーとしてスタートしました。
ゼロエンジニアリングはエンジンの存在感が強調されています。
日本ならではのテイストを感じさせるスタイリングが、世界的に注目されています。
ゼロエンジニアリングのゼロスタイルはハーレーカスタムのジャンルとしてもよく知られており、オーダーが殺到しているといいます。
技術力も高く、バイクの操作性や信頼性、安全性や耐久性など、あらゆる次元でパーフェクトな、試行錯誤を重ねてきたバイクメーカーと言えるでしょう。
⑦フキプランニング
バイクは元々、自転車にエンジンをつけてそれを強化していったものだと言われています。
フキプランニングは、そのような元々のバイクの状態を実現させているクラシカルなバイクメーカーです。世界で初めてポケットバイクを作ったメーカーとしてもよく知られています。
一見、自転車に見えますが、実はエンジンが搭載されているというおしゃれで見た目がスマートなバイクを展開しています。
可愛いくかっこよく、デザイン性においては優れており、普通のバイクとは比べ物にならないおしゃれな雰囲気をまとっています。
値段も100,000円台で購入できますので、コスパ優秀で非常に手を出しやすいバイクメーカーと言えるでしょう。
⑧メグロ
メグロはかつて日本に存在していたオートバイメーカーです。今では中古車として出回っていると言われています。
元々は自動車修理とオートバイの部品制作でしたが、オートバイ事業も展開しています。
500CCバイクの好業績により、年間1万5000台のオートバイを生産したという歴史のあるメーカーです。
メグロのバイクの伝統は、今ではKAWASAKIに受け継がれており、今でもメグロの原型は影響し続けていると言われています。
また、メグロが開発したミッションエンジンは現在でもビジネスバイクで採用され、生き続けています。
⑨ダイハツ
ダイハツの軽自動車でお馴染みの自動車メーカーです。実質、トヨタ自動車の傘下に入っているメーカーです。
ダイハツのバイクには外見が特徴的なネイキッドという種類のものがあります。なかなか他のメーカーでは見られないタイプのもので、丸いライトが特徴的です。
軽自動車と同じ走り心地がダイハツのバイクのメリットと言えるでしょう。
⑩ロデオ
ロデオモーターサイクルも、日本でバイクを販売しているメーカーです。1994年に創業されて以来、20年以上安定したクオリティーのエンジンを搭載したバイクを販売しています。
ラジオモーターサイクルは、自由自在のスタイルを採用しており、安定したクオリティーが1番の特徴です。
海外のバイクメーカーおすすめランキング10選
続いて海外のバイクメーカーおすすめランキングをご紹介します。
①ハーレーダビッドソン
ハーレーダビッドソンはアメリカ合衆国のバイクメーカーです。
ハーレーダビッドソンのバイクは大排気量ツインエンジンを搭載しており、独特の振動を感じさせるものとなっています。
乗車姿勢も前傾しすぎておらず、ゆったりとした印象を与えます。
世界中でハーレーは大人気で、日本でも憧れている男性は少なくありません。アメリカンスタイルのバイクを提案した世界初のバイクメーカーとして知名度の高いものです。
②ドゥカティ
ドゥカティはイタリアのバイクメーカーです。
このブランドは90度エルツインのエンジンが搭載されています。さらにバルブスプリングを用いて、より強制的にそして機械的に加速化させることができます。
すべての車種にこのエンジンを搭載させているのがこのメーカーの特徴でしょう。
また、バイクで一般的なカムチェーンではなく、コグドベルト駆動になっています。
③BMW
ドイツに所在するBMWも人気の海外バイクメーカーです。
BMWのバイクは歴史的にも特徴ある構造になっています。多くのモデルは左右につきだした水平対向エンジン搭載で、静粛性が高く長距離のドライブもストレスレスに行えるでしょう。
また、シャフトドライブのデメリットを改善するために、レバーリアサスペンションが搭載されています。
ブレーキをかけた時も安全に追従できるようにタイヤのグリップが高まっているメーカーといえます。コンパクトでありながら剛性が高い堅実な作りのバイクメーカーです。
④ケイティーエム
ケイティーエムはオーストリア素材のバイクメーカーです。
長い間オフロード車を製造しているメーカーでしたので、その機能や技術がバイクにも搭載されています。
スーパースポーツシリーズのバイクが特徴的です。3年連続マニファクチュアラードタイトルを獲得しているもので、実績においても優秀な評価を得ています。
⑤トライアンフ
トライアンフはイギリスに所在するバイクメーカーです。1885年に輸入貿易外車が始まり1887年にトライアンフサイクルと言うメーカーが設立されました。
他社のエンジンを自社のフレームに搭載することによって、耐久性のあるバイクが生産されています。1907年に始まったバイクレースに出場し活躍するなど、高い評価を得ています。
⑥ビューエル
ビューエルはバイクメーカーの中でも特殊なブランドとも言われるものです。ハーレーダビッドソンのエンジニアがバイクの制作を始めたことから始まりました。
ビューエルはハーレーのエンジンを使用していましたが、1998年にハーレーに買収されました。今ではハーレーブランドの1つとして、ツインエンジン搭載のバイクを展開しています。
ビューエルのバイクは低速域でも安定した走りをしてくれる、スポーツには不向きのハーレーとは違い、真逆の俊敏なハンドリングを実現させたバイクメーカーです。
ハーレーの特徴とも言われる振動が抑えられ、操縦性がスムーズになっています。
⑦ベスパ
ベストはレトロな外観を誇るバイクメーカーです。
ベスパの特徴の1つはグリップチェンジであり、ハンドルそのものがギアになっています。
この早さは少し慣れれば、ベスパのバイクならではの楽しさとしてドライブをより快適なものにできるでしょう。
⑧アプリリア
アプリリアがイタリアのオートバイメーカーです。
1980年代には小排気量のバイクでも他のバイクを圧倒するスピード性を実現しています。
現在でもイタリアのバイクメーカーとして価値が衰えておらず、一般的に受け入れられやすい海外メーカーのバイクです。
デザイン性においては劣っていますが、フレームの柔軟性が高く、イタリアならではのバイクの魅力が感じられるものです。
⑨キムコ
キムコは台湾のホンダブランドです。HONDAと技術提携しているため、非常に信頼のおける機能性の高いバイクが展開されています。
現在はヨーロッパ方面に輸出が盛んに行われており、世界的にも注目されているバイクメーカーです。
日本のバイクよりも若干割安になっているため、日本国内の男性からも注目されています。
始動性にももたつきはあるものの、足回りやブレーキ性能が高く安心して乗ることができるものです。
⑩SYM
台湾を代表する自動車メーカーであるSYMの二輪車を展開しています。
SYMは日本のバイクと比べると1~2割程度安くなっています。価格は安いですが、クオリティーは日本と同レベルですので、優秀でコスパ抜群という点で人気が高まっています。
またバイクのトランクスペースも収納性抜群で、普段遣いしやすいバイクを選べるでしょう。
また、スポーティーなデザインのものもあり、走行性、経済性、デザイン性全てにおいてうまく融合させたバイクメーカーです。
まとめ
・日本のバイクメーカーおすすめランキング1位は「ホンダ」。
・海外のバイクメーカーおすすめランキング1位は「ハーレーダビッドソン」。
バイクでの長距離ドライブに憧れているメンズは少なくありません。
バイクにも様々な車種があり、デザインも機能性もバリエーションに富んでいます。国内産の安心できるモデルから、海外の革新的なデザインのものまで様々です。
今回紹介したバイクメーカーランキングを参考に、これから一緒に生活していく新しい相棒を選ぶときの1つの目安にしていただければと思います。