大型バイクを颯爽と乗りこなすことに憧れている男性は多いですが、実際に購入する場合には選び方のポイントをしっかり押さえることが重要です。
今回は大型バイクの特徴や魅力、選び方、人気のバイクランキング25選を紹介します。
大型免許で乗れるバイクとは
排気量が大きな大型バイクに憧れを持っている男性は少なくありません。
大型バイクは車一台を購入するのと同じほど高額な費用がかかるものです。
しかし、バイクを趣味としている方などは特に大型二輪の免許を取って、ぜひとも大型バイクを乗りこなしたいと思っておられることでしょう。
大型二輪の免許で乗れる大型バイクには、400ccの排気量を超えた全てのバイクが含まれています。
また、大型バイクに乗るためには、教習所でバイク免許を取得するという方法と一発試験を受けるという方法の2つがあります。
原付は16歳から乗れるのに対し、大型バイク免許取得には満18歳になる必要があります。大型と言うだけあって、通常のバイクよりもかなり重く、体力や扱うコツが必要になります。
なんの免許を持っていなくても、大型バイクの免許は取得することができますので、「車は乗る必要ないけれどバイクは挑戦したい」という方にはぜひ免許の取得がおすすめです。
もちろん、排気量の少ないバイクから順に免許を取って行って、挑戦するという方法もありますので、これが全てではありません。
大型バイクの免許を取るには、一般的には1ヶ月以上かかります。時間と期間に余裕を持って挑戦しましょう。
大型バイクの特徴&魅力とは
大型のバイクの特徴と魅力を知っておくと、大型二輪免許を取っておきたい!とってよかった!という気持ちになるでしょう。
大型バイクの魅力の1つは、なんといってもその加速力と走りに余裕があることでしょう。
市街地などでは、特に停まらなければならないことが多いため、その優れた加速力がよくわかります。
中高年のメンズが、大型バイクに乗って連なって走っている場面を見たことがあるのではないでしょうか。なんといっても爽やかで爽快感がありますよね。
もちろん、小さな排気量でもバイクでのドライブを楽しむことができますが、重圧感があり、どっしりと構えている大型バイクならではの存在感と、走り心地は何にも勝てないでしょう。
大型バイクの選び方のポイントとは
大型バイクを選ぶときのポイントを紹介したいと思います。
ハンドルやライトやエンジンなどの大切な部分を覆っているものを「カウル」と呼んでいます。この部分がどれだけ性能が良いかによって、ライダーの体調にも関係してきます。
大型二輪免許で乗れる大型バイクは高速道路にも乗れますので、絶大な威力が必要です。ライダーの体温を奪うことなく、乗り心地を楽しむためにも慎重に選ぶようにしましょう。
その次にハンドルやステップなどの部分もチェックしましょう。
バイクは運転するときは前傾姿勢を保つことが大切です。しかし、大型バイクの場合は非常にその体勢がきつくなるため、ハンドルやステップの部分の位置を確認しておきましょう。
さらに、車両のサイズも重要なポイントです。
自分の体型や体重に合っていなければ、転倒した時などに持ち上げることができません。試乗することはどうしても必要です。
体力と身長などもバイクを選ぶときのサイズ感のポイントとなります。時にはバイクを押すこともある、ということを忘れないようにしましょう。
大型バイクの人気ランキング25選
大型バイクは男性からすると、ほとんどの人が憧れる乗り物です。大型バイクの人気ランキング25選を紹介いたします。
①CB1100RS
2017年に登場したホンダの大型バイクです。このシリーズは、ネイキッドスタイルにカフェレーサー風の味付けがされている、個性的でおしゃれな人気バイクとなっています。
17インチのホイールが付いており、前傾姿勢が増していることで、運転姿勢はきついかもしれませんが、ライダーの理想を追求しているバイクと言えるかもしれません。
ハンドルやキャスター角などのこだわりが、走るためのバイクとしての魅力を増し加えていると言えるでしょう。
②FJR1300AS
ヤマハのFJR1300ASは、水冷並列4気筒DOHCエンジンを搭載している大型バイクです。
2000年に販売され始めましたが、2016年にマイナーチェンジしました。
ミッションが5段になり、クラッチ操作なしでシフトチェンジができるよう、ヤマハ電子制御システムが搭載されるなど機能性を増していっています。
ヤマハならではの高性能な機能が大型バイクライダーを魅了しているようです。
③XSR900
ヤマハのXSR900は、人気ランキング第3位の大人気の大型バイクですが、排気量は1000ccないというのがポイントです。
排気量が大きくなればなるほど規制にかかりやすくなりますが、この排気量でも大型バイクの中で人気が上昇するほどの魅力があるということです。
スポーツモデルのバイクですので、高性能な走りを見せてくれるだけではなく、シンプルなエクステリアが魅力的です。
レトロなデザインが施されてあり、モダンな大人っぽい雰囲気を醸し出してくれています。
④Z900RSCAFE
カワサキのZ900RSCAFEは、2017年に登場したカフェレーサータイプの大型バイクです。
ビキニカウルやローハンドルなど、ライダーから魅力的に思えるたくさんの機能を搭載しているバイクです。
黒塗装のローハンドルを採用し、高級感とともに男のワイルドな印象を植え付けられるデザインです。また、ミラーを短くすることで、よりレトロな印象を感じさせるエクステリアです。
⑤SCR950
ヤマハのSCR950は、人気ランキング5位になっています。
アメリカンバイクの中でも非常にレトロなデザインが人気の理由でしょう。スクランブラーのデザインをベースとしており、古くからの落ち着いた雰囲気が人気です。
液晶メーターを搭載し、テールライトはLED、ABSを標準装備という最先端のハイテクノロジーを搭載している、デザインと機能性とのギャップがより一層魅力を引き立てています。
⑥MT–10
MT-10は、日本こ屋内のバイク市場においてMTシリーズが登場してから、最高格のモデルです。セッティングや仕様は変更されていますが、人気のYZF-R1をベースに設計されています。
トルク感やハンドリングの柔軟性などが魅力的です。また、フルカラーの液晶モニターを搭載しています。さらに、オーリンズ製電子制御サスを搭載しているバイクでもあります。
最新の装備が揃っている走行性の安定を期待できる大型バイクです。
⑦ボルト
ヤマハのボルトは大型バイクの中でも空冷式エンジンを取り入れており、ツインエンジンを搭載しているからこその心地よい振動を感じることができます。
ショートライドに適しているモデルとしてヤマハでは評価されています。
燃料タンクの容量が増やされるたり、ABSが標準装備されるようになったりなどの性能のアップも現在行われています。
⑧VFR800X
ホンダのVFR800Xも人気の大型バイクです。
ロングツーリングはもちろんのこと、都会の街走りにおいても魅力的な走行性能の高い大型バイクです。余裕を持って安定した走りができるような設計になっています。
ホンダならではの、Hondaセレクトダブルトルクコントロールが採用されており、駆動力もシーンに合わせて選ぶことができるというのも一つのポイントです。
⑨CRF1000L Africa Twin
ホンダのCRF1000Lは、2018年に同シリーズで発売されたものです。
スロットルバイワイヤが採用されている大型バイクで、走行状況によって、エンジンの出力特性を4つまで選ぶことができます。
また、好みのシフトタイミングを作ることができるように、Sモードと呼ばれる機能が搭載されています。駆動力に途切れがこないので、より素早く変速し走行をスムーズに行えます。
スポーティに楽しみたい時や、オフロードでも走破性を高めることのできるものです。
⑩CB1000R
ホンダのCB1000Rは、2018年から日本市場に導入されています。
細部までこだわりを持って設計されており、伝統的なデザインを受け継ぎながらも最先端の機能を持ち合わせている大型バイクです。
密度が濃いシャシーにエンジンが搭載され、スロットルバイワイヤが採用されています。さらに、電子制御が行われることにより、走りがよりスムーズなものとなっています。
また、エアクリーナーボックスを新設計することにより、より低回転域から吹き上げるエンジンによる加速力を実現しています。
⑪Z1000ABS
カワサキの大型バイクの中でも、水冷エンジンを搭載しているタイプの頂点に立っているのがZ1000ABSです。
このモデルは最高出力141psとなっており、最高のハイパワーを発揮してくれるものです。
また、マウントされたフェイスは睨みを効かせた顔にも見え、男性にワイルドな印象を引き立ててくれることでしょう。
装備に関して言えば、全てにおいてカワサキオリジナリティに富む専用サスペンションが備え付けられています。
また、路面がどんな状況でも追従していける装備が搭載されています。エキゾーストサウンドと加速力の強烈さが特徴的です。
大型バイクとしてのパフォーマンスを求める男性からすると、憧れの存在となっているかもしれません。
⑫CB1300SF
CB1300SFは、誰もが挑戦できる安定型のホンダの大型バイクです。
水冷エンジンを使用しているネイキッドフラッグシップモデルとして、馴染み深いものです。オリジナリティあるモデルを上回って、多くの男性に愛されている支持率の高いバイクです。
ほぼモデルに変更点はなく、エンジンのスムーズな吹き抜けによる加速力の強さが人気の理由です。操縦性は素直で扱いやすいので、ネイキッドバイク初心者にも人気があります。
装備がしっかりしているので、かなり重量なバイクとなっていますが、それによる重厚さは大型バイクならではの魅力を引き立ててくれれいることでしょう。
⑬GSXーS750
スズキのバイク界のエースとしてもてはやされているGSXーS750は、大型ネイキッドバイクです。
1000ccを超える大型バイクが定番化している中、750ccのバイクがリリースされることによって、いい意味で注目されています。
フロント部のサイドにはSをモチーフとしたカバーを装着することで、スズキらしい印象と、おしゃれなイメージを持たせることができています。
ハンドルの位置もよく考えられているため、姿勢を無理に前傾させることなく、楽にドライブを楽しめることでしょう。
⑭ハーレー XL1200Xフォーティーエイト
ハーレーのXL1200Xは、名前を知らない人はいないと言えるほどの世界的に人気の高いバイクです。ハーレーはバイクの一大メーカーですね。
大排気量のV型ツインエンジンを搭載しており、ライダーであれば誰もが憧れるものです。
モデルチェンジされるごとに魅力を増しており、オートバイとしてバランスのとれた設計になっています。
トリプルクランプによって、フロントフォークが装着されており、それによって衝撃吸収性が高くなっています。
こうした、ハーレーならではの機能性の高さにより、快適な乗り心地を提供してくれます。また、エンジン性能もコントロールしやすくなっています。
人気モデルがさらに改良をすすめ、より人気のものとなっていっています。
⑮ワルキューレ
ワルキューレは、スペシャルアメリカン大排気量バイクとして人気のものです。
アメリカンバイクはカスタムすることに喜びを見出すライダーが多いのですが、ホンダのワルキューレはその点でも、個性の面白さを感じさせることのできるバイクと言えるでしょう。
水平対向気筒エンジンが搭載されています。以前はアメリカ限定販売されていましたが、今では国内でも購入できるようになっています。
個性的なヘッドライトが特徴的ですね。またリアフェリンダーも大柄で、タイヤをすっぽり覆うものとなっています。
エンジンはメッキ処理を施されており、長大なサイズと相まって存在感と高級感あふれるバイクとなっています。
⑯レブル500
女性でも扱いやすいミドルクラスの大型バイクとして人気があるのが、レブルです。
排気量はそこまで大きくなく不利な部分もあるかもしれませんが、今注目されているバイクです。空冷2気筒エンジンが搭載されているアメリカンバイクです。
今ではABSを表重装備しているモデルとなっています。
機能性も十分にあり、メタル感の強い高級感のあるデザインやボディとなっているのに、価格帯はリーズナブルですので非常におすすめの一台です。
⑰ニンジャZXー14R
ニンジャZXー14Rは、ツアラーバイクとして非常に人気のある大型バイクです。
最高速競争を繰り広げてきたツアラーバイクでありますが、300km規制の関係車両ともなっているバイクです。
最高出力は200hpとなっており、有り余るほどのハイパワーを持っているバイクです。トラクションコントロールやパワーモードが快適な操作性を生み出してくれています。
ABSも標準搭載されています。
⑱R1200RT
BMWのR1200RTも人気の大型バイクです。1976年に登場したツアラーバイクです。
欧州市場では非常に人気が出て販売実績がつくりあげられました。BMWとしても絶対的な最高峰ツアラーバイクとなっています。
大型スクリーンが搭載されており、エアインテークなども装備されているため、ライダーが不必要に疲労感を感じないように工夫されています。
ハイスピードツアラーにとって非常に魅力的な、傑作のモデルと言えるでしょう。
⑲ニンジャ1000H2
最強で最速という異名を持つ、カワサキのバイクはニンジャシリーズの1000H2です。
近代的で目を惹くモデルデザインも素敵ですが、その空力効果には驚かされます。それぞれのポジションに意味があり、こだわりが感じられるバイクです。
強めの前傾姿勢を強いられる形になっていますが、快適性も重視されており、足つき性もよいため、ツアラーたちにとっては是非一度は乗ってみたいと思える魅力的な大型バイクです。
⑳CBR1000RRSP
ホンダのCBR1000RRSPは、レプリカモデルとして登場したスーパースポーツタイプのフラッグシップモデルです。
欧州との規制共通化によって、ハイパワーは減少しましたが、それによって軽量化も行われており、扱いやすい大型バイクとして人気のあるものです。
電子制御システムも搭載されるようになり、より乗り回しやすいものとなっています。また、走行フィーリングがよりナチュラルに感じられるようになっているのも特徴的です。
スロットルワークも不安を感じることなく、いつでもゆとりと余裕を持って安全な走行ができるでしょう。
㉑ドゥカティスーパースポーツ
ドゥカティスーパースポーツは、芸術を追求して出来上がったバイクです。
大型バイクのファンである方なら誰もが憧れる、イタリアのメーカーのバイクです。スーパースポーツカーとしての可能性を見せてくれるバイクとして注目されています。
最高出力は控えめになっている一方でトルクは低くなっており、低回転域でも粘り強い走りを見せてくれる魅力的なバイクです。
同クラスのスペックと比べると、この走行性能はなかり高いものと言えるでしょう。
㉒ハヤブサ
ハヤブサと聞くと、誰でも知っていると言えるほど世界的に知名度の高い最高速マシンです。
このバイクにより、ニンジャの高速性能も少し印象が薄れるほどの影響力です。カラーリングのみの変更が行われ、ハヤブサの歴史はしっかり刻み込まれていっています。
トルクは非常に太く操縦性は素直なので、操作性において優れており、スーパースポーツタイプの大型バイクとして非常に優秀で、多くのバイクのファンたちから注目されています。
ハヤブサの完成度や満足度も定評が付いており、中古でも100万以上で取引されるようになっています。
㉓R1200GSアドベンチャー
R1200GSアドベンチャーは、BMWの大型バイクです。
30Lという大容量タンクを採用しているため、航続距離は700kmとなっています。アドベンチャーバイクとして大変人気の高いものです。
日本で日帰りツーリングをしたいという方には、最適のバイクと言えるでしょう。
アドベンチャーバイクの中でもシート位置が高く、2段階の調節ができるようになっています。路面状況が悪くてもある程度適応できるようにもなっています。
舗装されている道だけではなくオフロード走行も可能です。軽やかにエンジンが吹き上げるため、バイクの楽しさを教えてくれます。
㉔KTM1190アドベンチャー
KTM1190アドベンチャーは、男性の憧れのBMWが展開している大型バイクです。
タフなエンジンが使用されています。良質な中古車も中古バイク市場に展開されていますので、中古で購入するのも良いでしょう。
オートバイとしてのタフさが最大限追求されており、維持していく上で壊れにくい、耐久性が高いという非常に大きなメリットを備えたバイクだと言えます。
㉕ドゥカティムルティストラーダ1200sツーリング
世界一美しい、とも言われるドゥカティムルティストラーダが、最後に紹介するバイクです。
高い走行性と美しい外観が、他にライバルを作らないほどの人気です。走破性の高さも定評を得ており、どんな道にも適応できる走行性能を持っているバイクです。
ドゥカティ定番の11℃テスタストレッタが搭載されており、低速トルクによる、安定感が感じられるバイクです。
また、このバイクならではの躍動感や鼓動感も楽しみながら、柔軟なドライブを楽しめることでしょう。
まとめ
・大型バイクを選ぶときのポイントは「カウル」「ハンドルやステップ」「サイズ」。
・大型バイクの人気ランキング1位はホンダ「CB1100RS」。
漫画やドラマなど、男性が憧れるきっかけとなるものに登場しやすい大型バイク。
大型バイクにかっこよく乗ることに憧れて、18歳になると車の免許を取るより先に、大型二輪を取得する、という人も少なくありません。
今回、大型バイクならではの魅力を知って余計に乗りたくなったことでしょう。
初めての大型バイク選びに押さえておきたいポイントをいくつか紹介しましたので、購入時には是非参考になさってください。
また、人気の大型バイクランキングも参考に、トレンドを押さえつつ、加速力が素晴らしいバイクを選んでいただきたいと思います。