「これはもうアカンな」そう呟いて、事実上の引退宣言をした田村正和さん。希代の名優の引退を惜しむ声が広がる中で、そんな田村正和さんの若い頃がイケメンすぎる!美しすぎる!と話題になっています。
そこで今回、特に田村正和さんの若い頃のカッコ良くて、美しい画像をネット中からかき集めて、年代順に並べてまとめてみました。
田村正和さんのプロフィール
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プロフィール
名前:田村 正和(たむら まさかず)
生年月日:1943年8月1日
出生地:京都市右京区
身長:172cm
職業:俳優
事務所:新和事務所
活動期間:1960年~
最終学歴:成城大学経済学部卒業
血液型:A型
田村正和さんの役者としての懐の深さ
田村正和さんと言えば、近年のヒット作である「古畑任三郎」シリーズに代表される、イケメンダンディ俳優としてのイメージが強いのではないでしょうか。しかし、1960年から約60年に渡って俳優として第一線で活躍されてきた田村正和さんは、これまで実に様々な作品に出演されています。
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それは田村正和さんのWikibediaを見れば明らかで、出演映画やドラマ、舞台の多さは他の一般的な俳優さんや女優さんの比ではないことに驚かされることでしょう。
つまり、田村正和さんは、その代表作とも言える「眠狂四郎」のようなクールでカッコ良いシリアスな役ばかりではないんですよね。「うちの子にかぎって…」のようなコメディ路線もあれば、一見ユーモラスでありながら、鋭く犯人を追い詰めていくという当り役「古畑任三郎」に至るまで、幅広く演じ分けることのできる、実に懐の深い俳優さんなんです。
田村正和さんの若い頃の画像があの人と完全一致!
そんな田村正和さんですが、2018年2月に放送された「眠狂四郎 The Final」で、田村正和さんご自身が「もうダメだな」と感じ、事実上の引退宣言をして話題になっています。
田村正和さんの引退を惜しむ声が多く寄せられる中、今、田村正和さんの若い頃のイケメンっぷりが評判になっているんですよね。田村正和さんの若い頃の妖艶な魅力を表現した代表的な画像がこちらです。
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この画像は、田村正和さんがデビューしたての10代後半から20代前半の頃のものだと言われていますが、正確な年齢やどの作品に出演していた頃のものなのかはわかりませんでした。
全てを見透かすような眼差しに、スッキリと通った鼻筋、そして何とも色っぽい唇がとても印象的な一枚なのですが……この画像を見て、最初に頭に浮かんでしまった類似画像がこれ。
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ココリコ田中の宗方コーチコスプレ画像
愛弟子、岡ひろみを見つめる厳しくも慈愛に満ちた眼差しやスッキリ通った鼻筋、そして意思の固そうな男らしい唇の形に髪型まで完全一致です!ってことは……ココリコ田中さんも世が世なら、絶世の美形とモテはやされていたってことでしょうか?
なんて冗談はさておき、今回は、田村正和さんの若い頃のカッコ良くて、美しい画像をかき集めてみました。年代の分かっているものを順番に並べてみることにしましょう。
田村正和さんの若い頃のカッコ良い画像
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田村正和さんの若い頃の画像①
1966年の「無口なエレキ男」での田村正和さん。タイトル横に「タレント・バンド『ザ・ダイアモンズ』とあるので少し調べてみたところ、田村正和さんが一時参加していたトニー・荒木さんのバンドのようです。竹脇無我さんらも参加していたことがあったのだとか。この画像の田村正和さんは、ちょっと木村拓哉さんに似てますね。
ちなみに、この曲の音声のみの動画もあったので貼り付けておきます。田村正和さんの情感たっぷりの歌声が……
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田村正和さんの若い頃の画像②
1967年の映画「痴人の愛」より。谷崎潤一郎氏原作の「痴人の愛」は、木村恵吾監督が1949年(出演:京マチ子、宇野重吉)と1960年(出演:叶順子、船越英二)に作られ、本作が3回目の映画化。田村正和さんは主役ではありませんが、若い頃の田村正和少年の可愛らしさに心奪われた人が続出したようです。
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田村正和さんの若い頃の画像③
1970年の映画「おんな極悪帖」より。「おんな極悪帖」は、永田雅一オーナー率いる大映映画末期の作品で、田村正和さんは年上女性を手玉に取る若く美しい剣豪役を好演しました。
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田村正和さんの若い頃の画像④
1974年のドラマ「運命峠」より。田村正和さんは徳川家康の子でありながら、孤高に生きる主人公「秋月六郎太」をクールに熱演。原作は「眠狂四郎」で知られる柴田錬三郎さんによるものなのだとか。
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田村正和さんの若い頃の画像⑤
1977年~のNHKドラマ「鳴門秘帖」より。「鳴門秘帖」は吉川英治さんの原作を現代的なタッチで脚色した娯楽時代劇。当時30代半ばの田村正和さんが演じる美剣士「法月弦之丞(のりづき げんのじょう)」は、巧みな剣さばきで幕府転覆の陰謀を暴きます。
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田村正和さんの若い頃の画像⑥
さらに「鳴門秘帖」より。美剣士「法月弦之丞」のトレードマークである虚無僧姿の美しさも、当時大変な話題になりました。
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田村正和さんの若い頃の画像⑦
もう一丁「鳴門秘帖」より。もちろん、田村正和さんの美剣士っぷりは言うに及ばずで、いまだに語りぐさになっているほどです。
引退した田村正和、個人的なベスト・オブ田村正和といえば子供の頃、NHKでやってた鳴門秘帖の法月弦之丞、そりゃもう子供心にも惚れ惚れするくらい美しかった。 pic.twitter.com/39pGovQZjo
— 吉衛門 (@kitiemon999) 2018年4月26日
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田村正和さんの若い頃の画像⑧
1978年のドラマ「若さま侍捕物帳」より。城昌幸さんの小説『若さま侍捕物手帖』をテレビドラマ化したものです。この作品での田村正和さんは、「べらんめぇ口調」の“粋でいなせなチャキチャキの江戸っ子”という、これまでにない役どころを演じて話題になりました。
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田村正和さんの若い頃の画像⑨
1979年の画像です。ずっと時代劇の紹介が続きましたが、もちろん田村正和さんは時代劇だけでなく現代劇にも出演されています。寄り添う女性は故大原麗子さん。とってもお美しいですね。
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田村正和さんの若い頃の画像⑩
1984年~ドラマ「うちの子にかぎって…」より。「3年B組金八先生」など既存の学園ドラマのイメージを打破し、“生徒に振り回される教師”を描いたコメディ作品で、田村正和さんのコメディドラマ路線の最初の作品でした。
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田村正和さんの若い頃の画像⑪
1987年~ドラマ「パパはニュースキャスター」より。「うちの子にかぎって…」を手がけた伴一彦さんと八木康夫さんらと再びタッグを組んで制作された、コメディドラマ路線の2作目の作品です。視聴率も高かったため、レギュラー放送が終了した後も、3本のスペシャル番組が制作されました。
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田村正和さんの若い頃の画像⑫
1988年~ドラマ「ニューヨーク恋物語」より。ニューヨークで暮らす8人の男女達の儚い夢が描かれた作品です。最終回で田村正和さんが、ヒロイン役の岸本加世子さんとの別れを前に、テラスで髪を洗うシーンが話題になりました。
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田村正和さんの若い頃の画像⑬
1989年~特番ドラマ「眠狂四郎」より。田村正和さんが眠狂四郎に初めて向き合ったのは20代最後の1972~73年にかけての全26回に渡る連続ドラマです。しかし、役者としての円熟味が増した40代~50代の頃にも、合計4本の特番ドラマが制作されており、20代の頃の眠狂四郎よりも妖艶な魅力が増していると放送の度に話題になりました。
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田村正和さんの若い頃の画像⑭
1994年の舞台「刀化粧」のパンフレットです。父親である阪東妻三郎さんを忍んで、殺陣にこだわっていたという田村正和さん。舞台では独特の空気感を作り出して、観客を魅了していたとのこと。
1989年に放送された時代劇スペシャルの予告CM動画が残っていたので、ここにも貼っておきます。共演は竹脇無我さん、多岐川裕美さん、芦田伸介さん、国生さゆりさんなど。
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田村正和さんの若い頃の画像⑮
2000年の舞台「乾いて候 PARTⅡ ~切なく生きて~」のパンフレットです。「乾いて候(かわいてそうろう)」は小池一夫さん原作の時代小説。主人公「腕下主丞(かいなげ もんど)」は田村正和さんの当り役の一つとして有名です。
まとめ
・田村正和は幅広く演じ分けることのできる、実に懐の深い俳優。
・田村正和は事実上の引退宣言をして話題になった。
いかがでしたでしょうか。
田村正和さんの若い頃のカッコ良くて、とっても美しい画像をネットの隅々からかき集めて、それを年代順に並べた上で、一つ一つ簡単な解説を付けてみました。
時代劇に現代劇、そして映画やドラマ、舞台と活躍の場を選ばず、さらには妖艶な魅力を放つニヒルな二枚目役からユーモラスな役、果てはチャキチャキの江戸っ子役まで、多様な役をこなした田村正和さんの懐の深さを実感いただけたと思います。
事実上の引退宣言をされた田村正和さんですが、“希代の名優”の名にふさわしい実績と、見事なまでの潔い引き際に、あらためて拍手を送りたい気持ちを込めてまとめさせていただきました。