室伏広治のプロフィール＆経歴

 

 

室伏広治さんは、日本陸上界において数々の記録を更新し、五輪や世界陸上競技選手権大会では、常にメダルを期待されるなど、日本陸上界を代表するアスリートとして有名でした。

 

室伏広治さんはアスリート一家に生まれ（後述あり）、幼少期から桁違いな才能を発揮していたようで、なんと生後数ヶ月にして「懸垂」の動作をしたそうです！

 

 

ハンマー投げ選手になるまでは、テニスや水泳、野球、少林寺拳法などさまざまなスポーツをしてきたそうですが、高校1年の夏にハンマー投げに出会いました。

 

ハンマー投げを始めたのは遅かったのですが、すぐさま日本の高校新記録＆最高記録を更新していきました。

 

室伏広治さんの受賞歴がこちらです。

 

 

 

 

 

輝かしい記録を次々と残していった室伏広治さんでしたが、2016年6月に競技生活を引退。

 

現在は東京医科歯科大学の教授や東京五輪組織委員会のスポーツディレクターや理事などに就任しています。

 

 

室伏広治はハーフ

 

 

室伏広治さんは、ルーマニア系の”ハーフ”です。

 

父親が日本人で、母親がハンガリー系ルーマニア人だそうです。

 

見た目で分かる人もいますが、本人もハーフであることをあえて話したりしていないので、意外と知られていない情報だそうです。

 

 

室伏広治の父親

 

 

室伏広治さんの父である重信さんは、室伏広治さんと同じくハンマー投げで活躍し、日本記録保持者でもあります。

 

1972年のミュンヘン五輪から1984年のロサンゼルス五輪まで、日本代表選手に選ばれていました。

 

また、「アジア大会5連覇」という無敵ぶりでも話題となり、「アジアの鉄人」と呼ばれていました。

 

重信さんは、現役時代から大学の教員としても働いていましたが、1980年には中京大学の准教授へと昇進し、現役引退後の1989年には、同大学の教授にまで上り詰めました。

 

 

 

室伏広治の母親

 

 

室伏広治さんの母であるセラフィナさん。

 

セラフィナさんは、18歳の時にやり投げの「欧州のジュニアチャンピオン」に輝くなど母もまた優秀なアスリートだったようです。

 

セラフィナさんと、父の重信さんが知り合ったのは10代の頃とのことで、19歳になると重信さんはプロポーズを申し込んでいたようです。

 

 

その後、1972年にルーマニア代表としてミュンヘン五輪に出場した後、重信さんと結婚をしましたが、結婚生活17年目でさまざまな理由で2人は離婚してしまいました。

 

ちなみに、離婚後すぐに再婚した相手との間に子供を1人もうけています。（※室伏秀矩（ひでのり）さん）

 

 

室伏広治の妹

 

室伏広治さんの妹は、アテネ五輪女子ハンマー投げ代表であり、女子円盤投の日本記録保持者である室伏由佳さんです。

 

 

 

室伏広治の結婚相手

室伏広治さんは、2015年5月に、一般会社員女性と結婚しています。

 

 

「本日２８歳の日本人の一般会社員の方と、入籍いたしましたことを報告させて頂きます」と、リリース文でコメントした。

 

お相手の女性とは知人の紹介で知り合ったといい、「性格は大変明るく穏やかで思いやりがあり、良きパートナーとして人生を共に歩んで行きたいと思います」と幸せな家庭を築くことを誓った。

名前や、写真の公表は差し控えるとした。

 

引用：ハンマー投げ室伏広治が入籍

 

 

室伏広治の高い身体能力伝説5選

 

室伏広治さんを一目見ただけで驚いてしまうのは、プロのボディビルダーに近いレベルの全身の筋肉ではないでしょうか？

そして、「伝説」と呼ばれるほど、室伏広治さんの身体能力は抜群と話題になっています。

何をさせてもずば抜けている、優れたその身体能力をご紹介していきます。

 

最強伝説1：握力が凄い！

 

 

2008年に開催された北京五輪の数か月前のことになりますが、バートン・ソリン（握力王と呼ばれたリチャード・ソリンの息子）と共にトレーニングをしているとき、なんのウォームアップもなしにハンドグリッパー（COC/No.3）をクラッシュしてしまったことがあるそうです。

 

(※クラッシュに必要な握力は280 lb = 約127kg)

 

「あれってすごいの？」と室伏広治さんがバートン・ソリンに尋ねたところ、「あれね、君は閉じちゃったから、世界クラスの握力王の仲間入りしたんだよ」と言われたそうです。

 

ちなみに、COC/No.3を初握りで達成することは前代未聞なことで、これまでにNo.3をクラッシュした日本人は室伏広治さんを除いてもわずか5人しかいないそうです。

 

 

室伏広治選手が凄いのは、握力自慢の人間でもなかなか握れないNo.3を、いきなり閉じちゃったこと。
白筋に関しては史上最高のポテンシャルでしょうね。
ただ、持久力を含めた総合的なポテンシャルでは、秋山幸二前監督が、日本のアスリート史上最高と思っています。

— 喜多野土竜『通潤橋物語』発売中 (@mogura2001) 2017年12月8日

 

 

今回、ハンマー投げで銅メダルを受賞した、室伏広治選手って本当に凄い身体能力を持った人だね。

100mも10秒台で、立ち幅跳びでは360cm以上。

握力は強過ぎて計測不可能らしい。超人w

#オリンピック

— orangeflower08 (@orangeflower08) 2012年8月8日

 

 

室伏広治が化け物過ぎてヤバい。
走力、ジャンプ力、握力共に最強❗️

走力では100㍍10秒台、ジャンプ力では練習で世界記録更新しちゃうし、やり投げでも練習してないのに準優勝🏆

30㍍走ではボルトでも勝てないというぐらい速い✨

握力120㎏の計測器が簡単に握っただけで壊れるというもはや化け物❗️

— MG マラソンランナー (@go10559425) 2018年3月13日

 

 

最強伝説2：足が速い

 

 

室伏広治さんは、足も速いことでも有名で、100m走ではなんとあの大柄な体型に関わらず10秒台で疾走します。

 

2002年に放送された「スポーツマンNo.1決定戦」では、総合No.1にも輝いています。

 

また、BEACH FLAGS（ビーチフラッグス）というスピード競技では、世界選手権100Mのメダリスト「ドノバン・ベイリー」と勝負しても圧倒的大差で勝利したのです！

 

専門家によれば「ビーチフラッグスや30m走にならウサイン・ボルト選手よりも速い」と言われています。

 

 

昔、筋肉番付みたいな番組で室伏広治が他のアスリートをストラックアウトで一蹴して、こいつ足も速いんかよ……みたいな絶望感出させてたのめっちゃ好き

— ヨル (@yoru_dq10) 2018年5月31日

 

 

パワー系が強いのは分かる！だけどね、足もめちゃくちゃ速い。

ラグビー選手の大畑大介さんがは足が速くて有名なのに、それよりも余裕で速い。
始球式なんて野球してたわけじゃないのに131km。

どゆことやねん！！！！！！
室伏広治選手は、しかも頭がよい。

— 猪鼻ちひろ (@chihiro0212) 2015年12月23日

 

 

室伏広治は身体能力半端な過ぎて、スポーツマン決定戦にもう呼ばれないらしい。
だって、世界レベルの短距離選手にビーチフラッグ勝つんだもの。

野球したこと無いのに始球式で130キロの弾投げるんだもの。

— ジョージ (@George_V_Y) 2011年10月14日

 

 

最強伝説3：投球力も半端ない

 

 

室伏広治さんは、野球経験はありません。

 

しかし、2004年11月12日の日米野球の始球式では129km/hを記録、その翌年2005年4月5日に開催されたプロ野球の巨人VS横浜戦の始球式では、131km/hを記録しました。

 

フォームこそ、未経験らしいフォームでしたが、それでもこの2回ともストライクで、しかもコントロールも抜群だったそうです。

 

 

 

 

最強伝説4：跳躍力も半端ない

 

 

室伏広治さんは、立ち幅跳びをさせても軽々と世界記録を更新してしまう、やはりここでも”最強伝説”を残しました。

 

立ち幅跳びの世界記録は3m47cmなのですが、テレビ番組で室伏広治さんに立ち幅跳びをさせてみたところ、なんと3ｍ70cm以上とあっさりと世界記録を更新してしまったのです。

 

 

室伏広治が他の競技をやっていたら世界最強の選手だったかも知れないと言うのを知らない人は多い。
ちなみに立ち幅跳びの世界記録を軽く超え、めちゃくちゃなフォームでも30mまでならボルトより早く走れ
綱引きはメジャーリーガーもかなわない
女投げのようで投球フォームで球速131km

— 壱番 (@ichisensen) 2016年8月15日

 

 

 

 

 

最強伝説５：ベンチプレスも半端ない！

 

室伏広治さんは、ベンチプレスでも凄い記録を残しています。

 

ベンチプレスの日本人（成人男性平均）の平均記録は40kgだと言われているそうです。

 

日本人の成人男性で100kg以上挙がる人は人口の1~3%しか満たないそう。

 

つまり人口が1億3000万人のうち、130万人〜390万人程度の人だけが100kgあげられるという割合です。

 

室伏広治さんは”170㎏”持ち上げることができるので、この中でもトップレベルに入りますね！

 

 

 

 

室伏広治の最強伝説はトレーニングのたまもの

 

室伏広治さんと言えば身体能力の高さが伝説的ですが、トレーニング方法もストイック過ぎると話題です。

 

そのストイックさは、”百獣の王”の異名で知られる武井壮さんからも「異常」と言われています。

 

一体室伏広治さんは、どのようなトレーニングを行っているのでしょうか？

 

 

「トレーニング理論」

 

 

この動画を簡単に要約すると…

 

 

室伏広治さん曰く、運動はこの３項目から成り立っていると言います。

 

①と②は年齢によって衰えていくものなので、③を発達させていくことがトレーニングにおいて非常に重要だそうです。

 

 

こちらは10年以上前の動画になりますが、室伏広治さんのストイックなトレーニングを覗くことができます。

 

 

 

室伏広治さん自身も、30歳を過ぎたころからウエイトでの限界を感じたようで、さらなる高みを目指す為に自分自身で様々なトレーニングを考案していったそうです。

 

40歳を過ぎても”超人”と呼ばれるのは、室伏広治さんの努力の証しですね！

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか？

 

今回の記事をまとめると…

 

 

どのスポーツに挑戦させても、その道のプロの人たちも顔負けの記録を更新する室伏広治さん。

 

そしてのトレーニング方法も、あの”百獣の王”と呼ばれた武井壮さんも”異常”と呼ぶほどのストイックなものでした。

 

残念ながら現役引退してしまった室伏広治さんですが、テレビの企画などでまた”超人ぶり”を見たいですね！