メッシュは全体的にカラーするよりも髪に優しくおしゃれ度がアップするスタイルで注目されています。
今回はメンズメッシュの人気の理由3つ、髪型別メッシュの入れ方、おすすめカラー4種類&組み合わせ7選を紹介します。
目次
メッシュとは?
メッシュとは一体何でしょうか。
メッシュとはカラーリング用語の一種で、簡単に言うと部分染めのことを示しています。
派手なイメージをお持ちの方もおられると思われますが、落ち着いたカラーのメッシュからハイライトなど目立つものまで種類は様々です。
メッシュについて共通して言えるのは「筋状に部分染めする」ということです。
これをフランス語でメッシュと呼びます。
美容室によってはメッシュのことをハイライトカラーと呼んでいるところもあります。
説明書きにメッシュカラーと併記されている場合もあります。
メッシュをハイライトで入れるとそこだけハイライトカラーと呼ぶため、そのように表記しているところもあります。
しかし、メッシュにはハイライトのみではなく、ローライトのものもあることを知っておいてください。
メッシュがおしゃれメンズに人気の理由3つ
どうしてメッシュは人気なのでしょうか。
普通のカラーリングと何が違うのでしょうか。
メッシュ未経験者の方は、メッシュが人気の理由はよく分からないかもしれません。
しかし興味があるなら、メッシュが人気の理由を3つご紹介しますので、是非見てください。
①立体感が出る
まず1つ目の理由が、立体感が出るということです。
ダークトーンの部分と明るいトーンの部分ができますので、髪全体にメリハリができ立体感のある髪型となります。
この特性を生かして、メッシュカラーのことを3Dカラーと称している場合もあります。
髪の毛にコントラストが付くことで、ペタッとした寝ている印象がなくなり、髪のボリュームアップを印象付けることができます。
特にストレートヘアの方はメッシュを入れることによって華やかなイメージにイメチェンすることもできます。
単色だとべったりとした印象もメッシュを入れると立体的になります。
②外国人風になれる
2つ目の理由は、外国人風の髪型になれるというものです。
欧米人の中では髪の毛がツートンある人も多く見かけます。
そのようなヘアスタイルに憧れる日本人の人数も多く、そのようなカラーリングを取り入れている人もいます。
カラーコンタクトを使ったり華やかなアイメイクをしたりする、メイク系メンズにおすすめです。
全体を明るくしなくてもポイントでメッシュを入れることによって、外国人風のカラーリングを実現しますので、全体のカラーリングは避けたいという方にもおすすめです。
③おしゃれ
3つ目はとてもおしゃれということです。
単色カラーのカラーリングよりメッシュの方が確実にオシャレ度がアップします。
校則や社則でカラーが単色のみに限定されていなければ、メッシュはおすすめです。
落ち着きのある単色カラーに、少し遊び心をのあるハイライトなカラーを入れることでオシャレになります。
会社的また学校的に無理であれば、休日にカラーチョークなどで部分的に染めるのを楽しんでいるという方もおられます。
メッシュの入れ方3つ
メッシュカラーの入れ方には自分でメッシュを入れるものと、美容室のプロに任せるもの、そして染めるのではなくエクステを使うという3つの方法があります。
1つずつご紹介していきます。
セルフ
まず1つ目は自分でメッシュを入れるというやり方です。
普通に髪を染めるときは脱色するときと同じですが、染めない髪を避けることを注意しましょう。
まずは市販のヘアカラーと脱色剤、ヘアピン、輪ゴム、ビニール手袋、アルミホイルなど必要な物を準備します。
先にシャンプーを済ませます。
仕上がりをイメージしてどの部分を脱色するかを決めます。
メッシュを入れる部分の上にヘアカラーを塗りましょう。
ヘアカラー剤は刺激が強いので手袋をして作業をしましょう。
塗り終わったらアルミホイルかサランラップで固定します。
しばらく放置して洗い流します。
染まりにくい時は何分か長めに放置すると良いでしょう。
美容室
次に、美容室でメッシュカラーを入れてもらう時のことです。
複数の色を入れたり、髪に動きや立体感が出るようにオシャレに入れたい時は技術が必要です。
ですから美容室のプロに頼みましょう。
箇所を指定したり、自分のイメージを伝えることもできます。
具体的な画像を持っていくと美容師さんは助かるでしょう。
仕上がりがどうなるかは美容師さんの腕次第ですので、美容室や美容師さんを選ぶ時は慎重さが大事です。
エクステ
次にエクステを使ったやり方です。
自分の髪を染める必要はないので髪を傷めなくて済みますし、取り外しもできますし、色々なカラーを楽しむことができますのでおすすめです。
自分の髪を染めるのには抵抗があるけれども、メッシュは一度経験したいという方にピッタリですね。
ただし、エクステは値段が高いのでお財布と相談しましょう。
自分の髪質や髪の長さと合っているかも要注意です。
また、つけ髪のように見えないようなエクステは非常に高価です。
髪型別メンズメッシュの入れ方
メッシュを入れる際は、髪の長さが関係しています。
長さによって入れ方も印象も変わります。
派手すぎないおしゃれなメッシュスタイルを楽しむために、髪型別のメッシュの入れ方をご紹介します。
ショート
まずショートヘアです。
髪の短い方はメッシュラインを入れすぎると、カラーリングの後のムラのように悪い印象になってしまうことがあります。
メッシュ部分は髪の一割程度以内にしましょう。
少なくて細い方が綺麗に見えます。
全体のカラーより、ワントーンツートン明るいカラーがファッショナブルな印象にはぴったりです。
顔周りの髪は暗くすることで小顔効果を期待できます。
ロング
ロングヘアの場合は、毛先だけ入れたり、根元から入れたりの調整も可能です。
メッシュを見せたい方は分け目部分に入れると強調できます。
さりげなさが欲しい方は、髪全体に何本も細いメッシュ柄を入れると立体感が出てオシャレな印象になります。
暗い色単色のロングヘアだと重くなりがちなので、メッシュを入れて軽い華やかな雰囲気を作ることもできます。
今の髪の長さ・髪色のままでイメチェンしたいという方におすすめの方法です。
メンズメッシュのおすすめカラー4種類
メッシュを入れるときどんなカラーにするかは非常に重要です。
一般的には、髪全体のカラーより少し明るめのカラーを入れることで立体感を出します。
おしゃれ上級者の方であれば、茶色系以外のカラーで髪をさらにオシャレに見せる方もおられます。
まずは脱色、つまりブリーチしてからメッシュカラーを入れることで綺麗なカラーリングになります。
ここでは74種類のおすすめのメッシュカラーをご紹介します。
①青系
まず1つ目は青系です。
あまり一般的には見られないカラーで、セルフメッシュでは難しいカラーです。
特に男性に人気で、髪に深みを出すことができます。
短髪の髪でも数本入れているとおしゃれに見えます。
黒髪でも青系のメッシュカラーが入っているだけで、おしゃれ度がぐっと上がります。
②赤系
2つ目は赤系です。
海外で最も人気のメッシュカラーです。
海外アーティストや女優など赤のメッシュを入れている人をよく見かけるでしょう。
赤は日本人の髪質の根本的なものですから、髪全体のベースが何色でもなじみやすいものとなります。
特に茶色に近い色であれば、茶髪と合わせれば会社に中ででも分かりにくく、隠しメッシュにもなります。
元々明るいヘアカラーであれば、そのままカラーを乗せて綺麗な立体感のあるメッシュにすることもできます。
③ピンク系
3つ目はピンクです。
学生さんや若い方に大人気の個性的なメッシュカラーです。
日本人の人気歌手なども取り入れています。
このカラーは難易度が高いのでサロンでいられるのがおすすめです。
根元より毛髪の毛先などを中心に部分的に入れることで、おしゃれに見せることができます。
ブラウンカラーをベースにピンクカラーのメッシュを入れると、とてもおしゃれで可愛らしい雰囲気になります。
④ラベンダーアッシュ
4つ目はラベンダーアッシュです。
会社員など髪色に制限のある方には不向きなカラーです。
色素の薄いカラーでまとめて、できればホワイトブリーチなどがおすすめです。
色白な方にお似合いです。
ラベンダーカラーはさらに肌を白く見せてくれる効果があります。
ラベンダーアッシュはかなり上級者向けのメッシュスタイルといえます。
髪が短ければ短いほどラベンダーアッシュを強調できるでしょう。
メンズメッシュを長持ちさせる方法4つ
メッシュを長持ちさせるにはどうすればいいのでしょうか。
メッシュカラーをした後のケア方法を4つご紹介します。
カラー当日のシャンプーはNG
1つ目は当日はシャンプーをしないということです。
髪を染めたら必ずスタイリストに言われることですが、決して破ってはいけません。
髪を洗うと色素の定着が悪くなり、すぐにカラーが落ちてしまいます。
パーマも同じですね。
カラーリングをしたら翌日以降からシャンプーをするようにしましょう。
そうすることで色が落ちにくくなります。
髪の毛が濡れてしまった時は速やかにブローをして乾かしましょう。
カラー用トリートメントの使用
2つ目はカラー用トリートメントを使うということです。
カラーリングした後の髪はとても傷んでいます。
放置すると切れ毛になった色が抜けたりする原因となりますから、カラーヘア専用トリートメントを使ってしっかり髪をいたわりましょう。
洗い流さないトリートメントを使うことで、髪をサラサラで髪質の良い状態で仕上げてくれます。
傷みでパサパサになってしまっている髪の毛も、艶を出すことができます。
シャンプー後、ドライヤーをかける前に毛先中心に塗るのがおすすめです。
濡れたまま放置しない
3つ目は濡れた髪を素早く乾かすという点です。
濡れている時間が長いとキューティクルが剥がれ、髪がどんどん傷んでしまいます。
そうすると、もちろんカラーリングもすぐに剥がれます。
濡れたらすぐに乾かしましょう。
まずは優しくタオルドライして、その後、ドライヤーの強めの風ですぐに乾かします!
自然乾燥で乾かすという方法は一番髪の毛にとっては悪い方法です。
半乾きの状態を過ごしていると摩、擦でどんどんキューティクルが剥がれ傷む原因となります。
ドライヤーの熱に注意する
4つ目はドライヤーの熱に注意するということです。
ドライヤーの強風で素早く乾かすことが大事ですが、熱すぎると傷む原因となります。
温風を当てる時間や距離は気をつけましょう。
一番風力があって温度が低めのドライヤーがおすすめです。
質の良いドライヤーを使えば、ヘアカラーはかなり長持ちします。
メンズメッシュカラーのおすすめの組み合わせ7選
メッシュヘアカラーに挑戦したいけど、どんなカラーを選べばいいのかわからない。
そう思いませんか?
初めてのメッシュヘアカラーにおすすめのカラーを7つご紹介したいと思います。
①スモーキーアッシュ×ハイライト
1つ目はスモーキーアッシュとハイライトの組み合わせです。
スモーキーアッシュは夏にぴったりの爽やかなヘアカラーです。
ハイライトを入れることで立体感アップにつながるでしょう。
②ブラウン×ローライト
2つ目はブラウンとローライトの組み合わせです。
ありがちなブラウンベースの髪色にローライトを入れることによって、落ち着きと深みのある髪色になります。
ローライト入れているメンズは少ないので、個性的で人と差をつけられるかもしれません。
大人な雰囲気に憧れているメンズにおすすめの髪色です。
③ブラック×アッシュブラウン
3つ目はブラックとはアッシュブラウンの組み合わせです、
派手なのは苦手で黒髪をずっと続けているというメンズにおすすめのカラーです。
ブラックベースには渋めのメッシュを入れることで、あまり違和感なく黒髪に立体感と動きの出るスタイルとなります。
④ブラウン×ハイライト
4つ目はブラウンとハイライトの組み合わせです。
いつものブラウンに飽きたら、ハイライトを入れることで少しイメチェンできるでしょう。
美容師さんの腕が試されるデザイン系のメッシュヘアカラーのスタイルです。
⑤ブラック×ハイライト
5つ目はブラックとハイライトの組み合わせです。
ブラックをベースに、トップのみにハイライト入れたスタイルになっています。
ハイライトと言ってもそこまでトーンを高くしたものではなく、黒やブラウンがベースになっているものを使います。
そうすることで、黒髪により動きが出ておしゃれ度がアップするヘアスタイルとなります。
⑥アッシュグレー×ハイライト
6つ目はアッシュグレーとハイライトの組み合わせです。
アッシュグレーは大人気のヘアスカラーですが、さらにハイライトを入れることによって髪色にアクセントをつけることができます。
全体的に引き締まった印象になるため、髪をボリュームダウンさせたい事におすすめです。
⑦ピンクバイオレット×ローライト
最後におすすめするのは上級者向けのヘアカラーです。
ピンクバイオレットとローライトの組み合わせになります。
ピンクバイオレットをベースに、ローライトのヘアメッシュを入れて全体に動きを出しています。
モードスタイルのファッションによく似合うヘアスタイルです。
髪を艶っぽく見せる効果がありますし、肌を白く見せる効果もあります。
おしゃれが好きなメンズにおすすめです。
まとめ
・メッシュは美容院で入れるほかにセルフで入れたり、エクステで入れることも可能。
・メッシュを長持ちさせたければ、メッシュを入れた当日はシャンプーをしないこと。
メッシュは立体感とラフな外国人風ヘアが叶い、非常におしゃれなだと話題になっているヘアスタイルです。
未経験者でもナチュラルテイストなものから始めることができます。
自分にマッチするものを美容師さんに勧めていただくこともできるでしょう。
全体のカラーリングよりも髪の傷みが少ないものなので、カラーリングしたことのない髪をできるだけ傷めたくないという方にもおすすめです。