就活は身だしなみが重要で面接官への印象を良い髪型を選ぶことが大切です。
今回は就活のメンズの髪型のポイント3つ、NGの髪型5つ、おすすめの髪型15選、前髪のセット方法2選&注意点、ワックスの注意点2つを紹介します。
目次
就活のメンズの髪型のポイント3つ
これまでは学生として、節度をわきまえながらも、自分好みのカラーやスタイルでの髪型を楽しんでこられたことでしょう。
しかし社会人になるとなると、髪型も自分の好みを100パーセント反映することは難しくなります。
特に就活の間は面接でできるだけ良い印象を与えることができるように注意しなければなりません。
面接で好印象を残し、理想の会社に就職するための髪型のポイントをご紹介したいと思います。
①爽やかさ&フレッシュさ
まず一つ目のポイントとなるものは、爽やかでフレッシュな髪型です。
就活生に求められるのは爽やかで新鮮な印象です。
第一印象が爽やかであることに悪いことはありません。
すっきりしていて清潔感があり、爽やかな印象を与えることのできるヘアスタイルなら、面接官に良い印象を与えることができるでしょう。
就職後に社会人としてやっていく上でも清潔感や爽やかは求められるものです。
学生としてのフレッシュな印象を最大限アピールするようにしましょう。
②フロント・襟足・耳周りはすっきり
2つ目のポイントは髪の長さですね。
フロントや襟足、耳周りの髪の毛はすっきりと切るようにしましょう。
最近の流行りや自分のコンプレックスを隠すための髪型などは、それらが見えないように髪の長さで調整することがあります。
しかし、就活中はフロント、襟足、耳周りの髪の毛すべて短くカットしなければなりません。
ですから、いつも同じスタッフさんに切ってもらっているという方も、初めての美容院に行くという方も、リクルートヘアをオーダーするようにしましょう。
③黒髪×ノーパーマ
3つ目のポイントは黒髪でパーマを当てていない髪型です。
「いくら就活中だからといってもおしゃれでいたい」という方でやってしまいがちなのが、カラーリングやパーマです。
確かに短髪で爽やかな印象を与えることができたとしても、黒髪でノーパーマスタイルでなければ就活生としてはNGです。
髪色や髪質を変えなくても、スタイリング次第でOFFの時は自分好みにできるはずです。
ツーブロックやアップバングなどのヘアスタイルを取り入れておくことをお勧めします。
就活にNGのメンズの髪型5つ
面接の際はヘアスタイル、髪型が第一印象を左右します。
身だしなみを整えているということは社会人としての最低限のマナーだからです。
自分ではおしゃれにしていて爽やかなスタイルだ、と思っていても面接官からすると不真面目でやる気のない学生に見えるということがあります。
せっかくやる気があって、就活のためにいろいろな準備をしているのに見た目一つで印象を操作されてしまうと大損です。
ですから、面接ではやってはいけない5つのヘアスタイルについて説明しておきたいと思います。
①カラーリング
まず、1つ目のNGポイントはカラーリングです。
中にはカラーリングOKの企業もありますが、就活生には許されていないところがほとんどです。
面接でカラーリングをしていたがゆえに他の良いところを一つも見てもらえなかったということでは残念です。
もともと髪の毛が染めているような色をしている場合もありますね。
その場合は逆に黒染めをしておくことで、面接で落とされる危険性をできるだけ低くすることができます。
学生の場合であれば、学校側に地毛の色であることを証明すればよかったのですが、企業を相手にそうしたことはできませんからね。
②長髪
2つ目のNGポイントは、長髪です。
男性が長い髪の毛をしているというのは面接の際絶対にNGです。
清潔感を感じられませんし、身だしなみが整っているとはお世辞にも言えないでしょう。
はっきり言って男性のロングヘアの印象はよくありません。
今までは自分の長髪スタイルを気に入っていた、という方も就活の間はすっきりカットしておきましょう。
面接を機にショートスタイルにすることをお勧めします。
就活中は自分の好みよりも髪型が与える印象の大きさを考慮しましょう。
③凝ったセット
3つ目のNGポイントは、凝ったセットです。
面接はおしゃれをしていくところではありません。
確かに美容業界など見た目に必要以上に気を遣わなければいけないところもあります。
しかし、ワックスやヘアアイロンを使って盛りまくっている髪型は印象ダウンにつながります。
セットしなさすぎも、セットしすぎもNGです。
あくまでもナチュラルなヘアスタイルを心がけましょう。
入社してからはある程度自分好みにスタイリングすることが許されるでしょう。
面接で落とされる可能性のあることは避けましょう。
④ワックスの使い過ぎ
ワックスを使いすぎているスタイリングの仕方は印象ダウンにつながります。
スタイリングすること自体は間違っていないのですが、ワックスをつけすぎるとギトギト、べたべたした印象になってしまうからです。
あくまでもナチュラルなイメージが必要です。
ワックスでがちがちに固めた不自然な髪型は不潔な印象を与えることもあります。
⑤寝癖
スタイリングしすぎることもNGですが、全く整えず寝癖をつけたまま面接にいくのは論外です。
だらしなく自己管理ができていないという印象を与えることになるでしょう。
本当に就活する気があるのか疑われるかもしれません。
面接の日は前もって早めにアラームをセットしておいて、身だしなみにいつも以上に気を遣うようにしましょう。
寝癖がついていないか鏡でチェックするのを忘れないようにしましょう。
就活中のメンズにおすすめの髪型&前髪15選
では、さっそく就活中のメンズにおすすめしたい髪型をご紹介していきたいと思います。
・黒髪
・パーマなし
・さわやか
・フレッシュ
・寝癖なし
・ナチュラル
こうした要素を詰め込んだ、まさに就活にピッタリのヘアスタイルを15種類選んでみました。
一つずつご紹介します。
①ナチュラルマッシュショート
まず一番最初にご紹介するのはナチュラルマッシュショートです。
これはもともと持っている髪の質を最大限生かした自然な髪型です。
リクルートヘアとして最も好まれているスタイルです。
耳周り襟足はすっきりとカットすることで、清潔感と爽やかさのある髪型になります。
②ナチュラルルーズショート
2番目はナチュラルルーズショートです。
こちらもナチュラルな雰囲気がよい印象を与えてくれるヘアスタイルです。
就活中はもちろん、スタイリング次第では友達との飲み会や気になる彼女とのデートなどシーンに合わせて変えることができます。
③ノーブルショート
3番目はノーブルショートです。
少し大人っぽい風を吹かせることができる爽やか系のショートヘアですね。
ノーブルショートはスタイリングがとても簡単なことが魅力の一つです。
朝が弱い人は、面接の日もそんなに早く起きなくてもいいように、すぐに仕上げられるノーブルショートがおすすめですよ。
④ナチュラルショートヘア
4番目にご紹介するのは、ナチュラルの中の王道ヘアスタイル、ナチュラルショートです。
黒髪がもっともきれいに見える、地毛の髪の流れをそのまま生かした自然なショートヘアです。
爽やかとフレッシュさがよくでている髪型ですね。
⑤ツーブロックおしゃれショート
5番目はツーブロックおしゃれショートです。
ツーブロックでサイドと襟足をすっきりと刈り込むことで爽やかな印象になります。
前髪は斜めに流れるようにスタイリングすることで、今どきおしゃれな印象になります。
刈り上げた部分にトップからの髪を流すことで、プライベートもおしゃれな自分でいることができますよ。
⑥ビジネスアップバング
6番目はまさにリクルートヘアである、ビジネスアップバングです。
アップバングは最近トレンドの前髪ヘアスタイルです。
おでこが出ることで爽やかさがアップしますね。
リクルートヘアとしてはもちろん好感度アップですが、就職してからもビジネスヘアとして大活躍するので就活を機にこの髪型にするのがおすすめです。
⑦ナチュラル爽やかショート
7番目はナチュラル爽やかショートです。
自然な雰囲気と爽やかな印象の両方を兼ね備えているマッシュベースのショートヘアスタイルです。
耳周りをすっきりとさせることで就活にベストな髪型となります。
ワックスでかっちり決めるのではなく、ナチュラルなままのほうが印象はいいでしょう。
⑧ツーブロックビジネスショート
ツーブロックビジネスショートもリクルートヘアスタイルとしておすすめです。
眉上で前髪をカットし、斜めに流したりアップバングにすることでおしゃれなヘアスタイルになります。
ツーブロックの男らしさとエアリーな束感がポイントとなり、若々しくてフレッシュな雰囲気がおすすめです。
⑨ベリーファインマッシュ
9番目にお勧めするヘアスタイルはベリーファインマッシュです。
眉をすっきりと出すことで顔の表情がよりよく面接官に伝わるようになります。
そうすることで話す言葉の説得力が増すことでしょう。
就職活動ではもちろん、プライベートでも好感間違いなしの爽やかでフレッシュな髪型です。
⑩クリエイター風ビジネスショート
10番目にお勧めするのは、クリエイター風ビジネスショートです。
高い位置まで刈り上げることで清潔感が増します。
ビジネスショートはできる男を演出してくれるヘアスタイルですが、就職活動中にも好感間違いなしの大人気リクルートヘアです。
⑪シンプルツーブロック
11番目にお勧めするのは、シンプルツーブロックショートです。
ツーブロックは長年あらゆる世代に親しまれている、男性に大人気のヘアスタイルです。
ですから面接官たちの世代にもきっと受けが良いことでしょう。
前髪はダウンスタイルにすればナチュラルで柔らかい印象を与えることができます。
アップバングにすれば爽やかさと男らしさが増しますので、企業の種類や自分の与えたい印象によって使い分けるといいでしょう。
⑫爽やかクールビジネス
爽やかクールビジネスなヘアスタイルもおすすめです。
ナチュラルな毛束感がおしゃれな髪型ですね。
前髪は長めに残しますが、面接の際は前髪が目にかからないように斜めに流してスタイリングしましょう。
⑬ナチュラルショートレイヤー
ナチュラルショートレイヤーも就活中にお勧めのメンズヘアスタイルです。
ショートレイヤーベースでカットされている髪型はエアリー感がありおしゃれです。
それで毛量を調整しながらもナチュラルな印象があるというポイントが、面接にはもってこいです。
眉毛を見せる前髪の長さにすることで凛々しい表情をアピールしましょう。
⑭スパイキーショート
14番目にお勧めするのはスパイキーショートです。
スパイキーショートはサイドと襟足をすっきりとカットしトップをふわっとさせた髪型です。
グラデーションカットすることによって髪型全体がナチュラルな雰囲気になります。
⑮大人リッチショート
大人リッチショートは、丸みのあるシルエットと大人っぽい雰囲気が、面接官の目には魅力的に映るはずです。
柔らかい雰囲気を与えるリクルートヘアというのは珍しいのですが、就活にガツガツしすぎている印象を与えず、落ち着いた印象を与えることができます。
就活中のメンズの前髪① セット方法2選
同じヘアスタイルでも前髪のセット次第で与える印象はまるっきり変わってきます。
就活中の前髪はどのようにセットすると面接に受かりやすくなるでしょうか。
①アップバング
まず一番にお勧めしたいのは、アップバングです。
おでこを隠していると、証明などの影響で顔のトーンが落ちて暗い印象になってしまうことがあります。
おでこを出せば、本来の自分をアピールすることができますし、心を開いている、オープンな印象与えることができます。
おでこを全開にまではしなくても、分け目を作って少しだけアップにすることで爽やかな印象をより強くすることができます。
若々しくてフレッシュな印象を与えることができるでしょう。
②サイド流し
前髪をアップにすることに抵抗がある人は、サイド流しがおすすめです。
ただ下した前髪ではまとまりがなく、だらしなく感じられることがあるからです。
サイドにまとめて流すことですっきりとした印象になります。
ドライヤーで乾かすときに、流したい方向に髪の毛を持っていきましょう。
あまりべたつきが目立たないタイプのソフトワックスで、前髪をなでるようにサイドに流します。
就活中のメンズの前髪⓶ 注意点2つ
就活中のメンズに前髪のことで注意してほしいことが2つあります。
①前髪が眉毛にかからないようにする
②もみあげを左右対称にする
前髪が長いと表情が暗くなります。
目にかからない、ではなく眉毛にかからないようにすることで、表情がよく見えるようになり好印象を与えることができるでしょう。
もみあげも左右対称にすることで、顔のバランスが整って見えるようになります。
非対称にすることがおしゃれなのかもしれませんが、顔がごちゃごちゃして見えると面接に悪影響なのでやめましょう。
就活中のメンズの髪型はワックスNG!?注意点2つ
日常生活ではワックスを使って毎日スタイリングをしている、という方が多いことでしょう。
おしゃれになるために欠かせないアイテムでしょう。
しかし、就活の際にはワックスの付けすぎに注意しなければなりません。
2つの注意ポイントをご紹介しましょう。
①適量なら問題なし
ワックスはつけてはいけない、という決まりはありません。
ワックスは適量であれば使用したほうが良い場合もあります。
大量のワックスをつけてしまうと髪がべたべたして見えるので、不潔でだらしないという印象を与えてしまうかもしれません。
また、トップ部分をたつようにスタイリングすると派手な印象を与えてしまうかもしれません。
不真面目な印象になるので避けましょう。
ワックスの香りやタイプなどを注意深く選んで、できるだけマイナスなイメージにならないようにしましょう。
②職種によって違う
職種によってはワックスを使用しないほうが良い場合もあります。
一般企業では、ワックスのつけすぎにそこまで目を光らせていないところの方が多いでしょう。
しかし、警察や消防士などの公安系では非常に真面目な選考が行われます。
ただワックスでスタイリングしていただけでも、不真面目なレッテルを張られる可能性があります。
面接では、髪型やスタイリング方法までチェックされているという意識を忘れないようにしましょう。
まとめ
・就活のメンズの髪型のポイントは「爽やかさ&フレッシュさ」「フロント・襟足・耳周りはすっきり」「黒髪×ノーパーマ」の3つ。
・就活にNGのメンズの髪型は「カラーリング」「長髪」「凝ったセット」「ワックスの使い過ぎ」「寝癖」の5つ。
就活の際は髪型や前髪のセット方法なども注意しなければなりません。
間違ってもNGな髪形をして面接を落とされるということにはならないようにしてください。
あなたの本当の良いところ、企業への熱い思いを見てもらえるように、身だしなみは注意しましょう。