サッカー界で一時代を築いたイギリスのベッカム選手のタトゥーは全身に彫られており、やりすぎと話題になっています。
今回はベッカム選手のタトゥーの場所、込められた意味、やりすぎているとの噂、ベッカム選手の魅力を紹介します。
ベッカム選手のプロフィール
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本名:ディヴィッド・ロバートジョセフ・ベッカム
生年月日:1975年5月2日
出身地:イギリス ロンドン レイトンストーン
イギリス出身のサッカー選手、ミッドフィルダー担当、FIFA最優秀選手賞を2度受賞した輝かしい実績を持つベッカム選手。
また、2004年イギリスにおける初めてのUEFAチャンピオンズリーグにて、100試合出場を達成しています。
2006年ワールドカップまでは、58試合連続イギリス代表キャプテンを務めていました。
2008年フランス戦で、フィールドプレイヤーとしては、最多の出場記録を持つサッカー選手となりました。
非常に端正な顔立ちで、モデルとしても活躍し、サッカー以外のメディア露出も数多い選手の一人でもあります。
ベッカム選手のタトゥーの場所
両腕
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ベッカム選手のタトゥーは全身に彫り込まれていますが、やはり目立つのは、両腕のものでしょう。
左肩から胸
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左肩から胸にかけても、細かいアーティスティックなタトゥーが掘られています。
背中
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背中には大きな羽をつけた裸の男性が、まるでキリストのように十字に描かれています。
また、最近では脇腹に「生死有命富貴由天」と中国語で刻まれたタトゥーを披露しています。
これは中国のユースサッカー大使に任命された記念に、中国語の意味では「生と死は運命によって、富や名誉は神の意によって定められている」という格言に由来するそうです。
タトゥーに関して家庭では禁止令が!
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ちなみに奥さんのビクトリアさんには、タトゥーを禁止しているそう。
また、ベッカムのタトゥーを担当しているマンチェスター在住の刺青彫師ルイス・モロイ氏には、「首周辺に掘るのはやめてください」とお願いしていると言われています。
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こうした全身にタトゥーを彫り込むベッカム選手自身は、タトゥーは個人の個性の表現としてとらえているそう。
ですが、奥さんだけでなく、家族全員に対してはタトゥーを禁止しているそうです。
理由は、立派な家庭を築けるように成長してからでも遅くはないということのようです。
ですが、息子さんが「パパとママにしてもらいたい」と最近言い出しているようで、それも仕方の無いことだとして、一部容認もしている噂も。
長男ブルックリン君は、11歳で右腕手首あたりに「狂」のタトゥーを入れていることが、新聞に掲載されています。
しかしながら、これが本物のタトゥーかどうかは、まだまだわかりませんね。
ベッカム選手のタトゥーの意味
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これだけ非常に全身に彫り込むことが好きなベッカム選手ですが、そのタトゥー自体は、決してファッションで彫り込んでいるわけではないことは実はファンの間では有名な話です。
家族愛
例えば、ベッカムさんが最初に掘った背中の大きな羽の十字の立ち姿で立つ男性のタトゥーは、長男のブルックリンくんが誕生したことを記念してのものです。
これは守護神を意味しているそうです。
また、お尻にも長男ブルックリン君の名前が刻まれています。
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左腕には、妻であるヴィクトリアさんの写真を基にしたイラストや象徴的な星が掘られています。
また肩から鎖骨にかけてのタトゥーは、2011年7月に生まれた、長女の「Harper Seven」の名前を彫り込むなど、その実態は、すべて家族に捧げられたものとなっています。
奥さんの名前は、ヒンズー語で書かれているそうです。
他には、右の脇腹には2009年12月に亡くなった、祖父のためにイエスキリストが座っている画像を彫り込んでいます。
また「Ut Amem Et Foveam(ゆえに我は愛し慈しむ)」といった意味のラテン語の名言も左腕に刻まれ、そのタトゥーは家族愛を彷彿される内容ばかりなんですね。
その他
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右腕には、所属チームであるRealMadridやL.A.Galaxyでの背番号23や天使、雲などが彫られていることが知られています。
右肩、右上腕二頭筋にはミケランジェロの天使、ラテン語で「Perfectio In Spiritu(精神の完成)」を意味する言葉も右腕には刻まれています。
他にも、子どもたちへの暴力を無くすために、タトゥーを入れるということもやっているそうです。
ベッカム選手のタトゥーはやりすぎ?!
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メッシ選手やネイマール選手など、有名サッカー選手はとても派手なタトゥーを入れていることが多いですね。
一方で、世界最高峰のサッカー選手であり、奇跡のハットトリックなどその活躍で注目を浴び続ける、ロナウド選手はタトゥーは入れていません。
献血する際に血管が見えなくなるから、というのが理由で、ロナウド選手は、「子供達のために定期的に献血を行う為、体には刺青を入れないと決めている」と自身が語っています。
ちょっと感動モノですよね。
実は、献血の場合は、感染症予防のために、タトゥーを入れた人は一定期間、献血ができない決まりになっているのだそうです。
サッカー選手など、アマチュア、プロを問わず、現在のスポーツ選手にタトゥーが多い理由は、やはり有名選手の影響が計り知れないことが多いそう。
実際ベッカムさんがその端正な顔立ちから頻繁に雑誌のモデルとして起用された頃から、こうしたタトゥーを入れる流行がサッカー界でも広まったようですね。
元々サッカーは労働階級者のスポーツでしたので、クリケットといった上流階級のスポーツとは違って、タトゥーに関して紳士の国とされるイギリスでも、問題にならなかったようです。
しかしながら、肝心のベッカム選手は、現役時代もその活躍もさることながら家庭的な側面や子供好きな面が前面に出たタトゥーばかりです。
こうした一般的なファンションとしてではなく、キチンとした家族愛の個人表現が基になっている例は、それほど多くは無いかもしれません。
タトゥーの数が多すぎて「やりすぎ」とも言われてしまうベッカム選手ですが、その内容は決して軽はずみで入れたものではないことが分かりますね。
ベッカム選手の魅力
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輝かしい経歴
ベッカム家は、母方がユダヤ人系譜のために、ベッカム自身も自分のことを”半分ユダヤ人”と称しています。
少年時代からサッカー選手に憧れ、ロンドン北部のいくつかのクラブから誘いを受けて、1992年には17歳以下の試合において、FAユースカップで優勝を経験しています。
その後も連勝記録を更新して、当時からAリーグとセントラル・リーグでは、20年ぶりの優勝に導くなど、幼少からその才能を開花していたのが印象的です。
その後、1990年代にファーガソンという人物が集めたマンチェスター・ユナイテッドのチームの若手有望サッカー選手の一人として、その後のチーム6連勝に貢献もしています。
公式なメジャーデビューは、1996年9月1日に行われたワールドカップ予選のモルドバ戦です。
引退宣言と共にサッカー界でのキャリアに幕をおろした最後の試合は、フランスのサッカーチーム、パリ・サンジェルマンFCでの試合です。
ファンからスタンディングオーベーションを受けた時に、思わず男泣きをしたのが、ファンの心に残る印象的なシーンとして記憶されています。
家族を大事にする父親
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プライベートでは家族を大事にする父親として知られています。
1999年、元イギリスの大人気女性アイドルグループ「スパイス・ガールズ」のヴィクトリア・アダムズ(さん現在ヴィクトリア・ベッカム)と結婚。
3男1女のパパであり、温かい家庭を築いていることは既によく知られていますよね。
まとめ
・ベッカムのタトゥーは全身に及んでいて、やりすぎという声もある。
・ベッカムは家族にはタトゥーは禁止している。
・ベッカムのタトゥーの意味は家族愛を彷彿される内容が多い。
デビッドベッカム選手のタトゥーの意味や、その彫られた場所などについて解説しました。
日本のスポーツ界では、なかなか公然とタトゥーを入れる文化はなく、なにかと悪い意味でとらえられがちです。
日本もワールドカップに多数出場し、海外で活躍する人が今後、更に増えれば、タトゥーを入れる選手も増え、タトゥーのマイナスイメージも変わっていくかもしれません。