ビジュアル系バンドのボーカリストの清春さんのタトゥーは数もさることながら非常に凝ったモチーフであることでもタトゥー愛好家から注目されています。
今回は清春さんのタトゥーの場所と意味、特に目立つ龍のモチーフの詳細な意味を紹介します。
清春さんのプロフィール!
清春(黒夢 SADS)
本名:森清治(もり きよはる)
生年月日:1968年10月30日
出身地:岐阜県多治見市
血液型:A型
名古屋系ビジュアル系バンド「黒夢」のボーカルとして活躍されていた清春さん。
1994年に「黒夢」としてデビューしています。
1999年に事実上の黒夢解散の跡、プライベートレーベル「FULLFACEレーベル」を設立し、プロデュース活動を行う一方で、新たなバンド活動などをされていました。
1999年7月に「SADS」として再デビューし、活動されていました。
2003年には黒夢として3度目のデビューを果たしています。
2004年にはファッションブランド「Charm Cult」を立ち上げるなど、独自のファッションセンスにも注目が集まっています。
清春さんのタトゥーの場所&意味とは?
清春さんは、タトゥー専門誌の表紙を飾ることもあるほどのタトゥー上級者です。
清香さんのタトゥーは和彫りと洋彫りをミックスして、腕や首など広い範囲にタトゥーをいれています。
音楽の節目節目に記念に入れているそうです。
右腕のタトゥー
出典:http://parodists18.rssing.com/
右の腕には、型から肘にかけて「刀を加えた龍」が彫られています。
その下には、
『let me go to heaven』
『サソリ』
『Born to be a Rocker』
『蝶』
が彫られています。
黒一色ではなく、龍の所には桜の花が入っていて、中心には赤が使われています。
『let me go to heaven』は「天国に行かせて」と言ったところでしょうか。
『Born to be a Rocker』は「ロッカーとして生まれてきた」ですね。
サソリは毒を持ち、小さな体でも大きな個体を倒すことができることから、強さや毒、魔除けなどの意味があります。
清春さんの場合には、自分の星座がさそり座であることなどから、サソリモチーフを入れたのではないかと言われています。
手首には蝶のモチーフが彫られています。
蝶はタトゥーモチーフの中でも人気のあるものです。
さなぎから成虫へと変態していく様子は、奇跡を見るようです。
見た目の美しさはもちろんですが、空を自由に飛ぶことから「自由」の象徴にもなります。
蝶の種類によっては鱗粉などにも特徴があり、人を惑わす「幻惑」や「魅力」などの象徴でもあります。
左腕のタトゥー
左腕には肩に大きな龍が入っています。
肘から下には「Sads The Rose God Gave me」とあります。
「哀しみは、神が与えたもう1輪の薔薇」といったところでしょうか。
自身のアルバム「The rose god gave me」からきているそうです。
この薔薇は、「才能」を暗示しており、神が自分に与えた歌声という才能を表しています。
「天賦の才能」といったところでしょうか。
その下に赤いロックスターがあります。
この白黒で塗り分けられたデザインはノーティカルスター(北極星)でもあります。
北極星は、航海や旅をする時の目印ともされたことから、「道しるべ」「迷いなく進む」ことの象徴でもあります。
胸のタトゥー
右胸の上の方には蝶、左胸には大きく「Tattoo」の文字が入っています。
2007年に出した11枚目のシングルが「TATTOO」ですので、これのことかと思います。
中森明菜さんのヒット曲「TATTOO」のカバーですね。
アレンジが異なるので聴きごたえがあると言われています。
背中のタトゥー
背中にもタトゥーが入っているという噂があります。
残念ながら画像を見つけることができませんでした。
2008年6月の清春さんのブログに背中の画像がありますが、この時点では、タトゥーが入っていないようです。
2008年以降にブログで「最近彫ってないな」「入れなきゃな」というコメントをされているので、2008年以降はあまりタトゥーを増やしていないようです。
局部のタトゥー
なんでも、清春さんは局部にもタトゥーを入れているそうです。
ラジオ番組で股間にも入っているとコメントされていたそうですが、本当かどうかは不明です。
2003年頃に「局部にもタトゥーを入れたい」というコメントをされていたので、入れている可能性はあります。
ただ、この時一緒に入れようと話していたメンバーとうまく行かなくなり、そのまま計画倒れになったという話です。
局部へのタトゥーは、痛みが強いので、自分への誓いなどの重要なモチーフを入れることが多いといわれています。
清春さんのタトゥーにもある「龍のモチーフ」の意味とは?
出典:https://item.rakuten.co.jp/
ここまで、清春さんのタトゥーをざっくりと見てきました。
清春さんのタトゥーに多いのは龍、蝶、星のようです。
特に大きく彫られているのが両肩にある龍ではないでしょうか。
タトゥーや刺青のモチーフとして人気の高い龍ですが、世界各国で水を司る神としてあがめられています。
龍というのは「九似」の姿と言われています。
鹿のツノ、ラクダの頭、鬼の目、牛の耳、蛇の胴体、鯉の鱗、蜃(蜃気楼を作りだすとされる伝説の生物)のお腹、鷹の爪、虎の手のひらを持つとされています。
動物や数多くいる神の中でも、すべての要素が集まった神の中の王とされています。
こういったことから、「王者」「権力」「万物の王」「東西南北」の象徴とされています。
清春さんのタトゥー「刀を持った龍」の意味とは?
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/
左右の肩に龍が彫られているようですが、龍の加護がほしいのであれば、どちらかひとつでも良いはずです。
2頭の龍が彫られているというのには、意味があるのでしょうか。
右肩の龍を見ると、刀を抱えています。
刀には魔力があり、持ち主はむやみに人や物を傷つけてしまいたくなるとされています。
そのために、刀と併せて龍などの文様を刻むことで、魔力を抑えることがありました。
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
清春さんの右肩の龍を見ると、刀を守るように龍がからみついています。
これは、自分の中にある魔を閉じ込めるという意味があります。
不動明王が持っているのも、この龍が巻きついた剣です。
この不動明王が持つ剣そのものも神であり、大倶利伽羅と呼ばれます。
まとめ
・清春はタトゥー専門誌の表紙を飾ることもあるほどのタトゥー上級者。
・清春は局部にもタトゥーを入れていると発言している。
いかがでしょうか?
タトゥー上級者である清春さんのタトゥーを調べてみました。
文字に込められた意味や、モチーフの組み合わせ方も素敵です。
ぜひ参考にしてみてください。