細川たかしさんのプロフィール

細川たかしさんは、1950年に北海道虻田郡真狩村で生まれました。東京に出てくる前は、札幌・すすきののクラブを中心に、歌手を目指して活動していました。そのころ、雰囲気が森進一さんに似ていたことから、”札幌の森進一“と呼ばれていたそうです。

東京の芸能プロダクションが森進一さんを見出したことをきっかけに、上京しメジャーデビューしました。上京する時点で細川たかしさんには妻子がいましたが、１年で売れなかったらちゃんと帰って来ると約束して、東京に出てきたそうです。

デビューしたのは1975年。民謡で鍛えられた伸びやかな声量のある歌声がとても評価され、いきなり日本歌謡大賞で放送音楽新人賞や、日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞します。そのほか、その年の新人賞を総なめにしました。

デビューシングルの「心のこり」以降は大ヒットはなかなか生まれませんでしたが、コンスタントに売れ行きがあったそうです。

そして1982年、「北酒場」が「心のこり」以来の大ヒットとなり、それからレコード大賞を3年連続で獲る快挙を成し遂げました。それ以降、紅白歌合戦に39回出場するなど、全国民で知らない人がいないくらい有名な、日本を代表する演歌歌手として知られています。

民謡三橋流の名取でもある細川たかしさんは、三橋 美智貴（みはし みちたか）とも名乗っています。三橋流の三橋美智也さんに師事していました。

また、萩本欽一さんに気に入られ、テレビ朝日の『欽ちゃんのどこまでやるの!』でレギュラーとなっていたこともあり、歌手以外の活動も盛んに行っていました。

そんな細川たかしさんですが、ある番組をきっかけに「カツラ…？」と視聴者から疑われるようになりました。その後、あまりにカツラ疑惑が浸透したため、細川たかしさん自身がそれを否定する騒動にまで発展しました。

疑惑のきっかけや本人が否定した内容などを、年代別の髪型を振り返りながら、まとめました。

【ハゲてる？】細川たかしさんの髪型がおかしいと騒がれ始める

『徹子の部屋』に出演して視聴者がざわめく（2016年9月）

2016年9月、細川たかしさんは黒柳徹子さんが司会の人気番組『徹子の部屋』に出演しました。そのときの細川たかしさんの髪型が、あまりにもインパクトが大きく、ツイッターを中心に大きなどよめきが起こりました。

徹子の部屋に出演した細川たかしさん、ネットでは「放送事故」だの「レゴブロックかよ」だの話題になっているようですが、個人的な感想をとしては「これまたずいぶんとプロ意識の低いカツラメーカーに頼んだものだな」です。 pic.twitter.com/CBx01Do8tK

— まことぴ (@makotopic) 2016年9月15日

細川たかし 徹子の部屋のゲスト
カツラ・・・話しが耳に入らないw

— tarosa友達募集中 (@tarosa1973) 2016年9月15日

多く聞かれた声は「カツラにしか見えない」「細川たかしさんの髪型がレゴブロックみたいだ」「金持ってるならもっと良いカツラ買えよ」と言ったような声…。

視聴者は、どうみてもカツラにしか見えないけど、どうせカツラ被るならもっと自然に見えるやつにすればよいのに…と思ったようです。

うーん……たしかに、後頭部がだいぶ後退している状態に黒い髪の毛が乗っかっている状態で、なんだか違和感が満載の髪型ですね。おでこが相当広い状態なのに、髪が黒々としていてふさふさ状態だというギャップが違和感の元でしょうか？

ちなみに、レゴブロックかよという声があったので、比較画像のためにレゴブロックの人形の画像も載せてみます。

うん、確かにいいたいことはなんとなく分かりますね。「髪型の部分が取り外しできそう！」っていうことですよね。

とにかく、あまりに衝撃的な髪型を披露したため、またたく間に「細川たかしの髪型がヤバい！『徹子の部屋』出演もカツラのような頭にしか目がいかないｗｗｗｗ」のようなスレッドが複数立って、どんどん拡散されてしまいました。

その結果……

細川たかしさん本人が、かつら疑惑を否定！（2016年）

『徹子の部屋』が放映されてから約10日後、すぐさま細川たかしさんは、報道陣の前でカツラ疑惑を否定しました。しかも、その場所は偶然にも増毛の町と言われる「増毛駅」(ましけ)がある場所でした。

細川たかしさんは、「第４５回増毛秋の味まつり」のため、増毛を訪れていました。この増毛という町名は、「ましけ」と読むのですが、「ぞうもう」とも読めることから、薄毛に悩む人にとって演技が良いと知られている町です。

「増毛駅」の看板の前で写真におさまる細川たかしさん。昔バラエティに出ていたこともあって、報道陣に対してのサービス精神満点ですね。

スプレーでがっちり固めているだけらしい（本人談）

ご本人いわく、カツラではないかという疑惑が流れているけど「私は大丈夫です！」とのこと。

なんでも、細川たかしさんのカツラ疑惑はこれまでにも何度もあったそうで、70-80年代に『夜のヒットスタジオ』で強風の中出演したときも、風が強いのに髪が揺れなかったことから、カツラではないかと言われてしまったことがあったそうです。

その時も、今回も、「スプレーでがっちり固めているだけ」だと語りました。

カツラ疑惑を釈明した細川さんですが、別に気にしている素振りは無く、「増毛で増毛！」と高らかに報道陣の撮影に応えたということです。明るく気さくな方ですね。

かつら疑惑騒動にそろそろお怒りモードの細川たかしさん

2016年の増毛では気にしていない様子だった細川たかしさんですが、その後も続くカツラ疑惑騒動に、そろそろ嫌気がさしているようです。

『ダウンタウンなう』で心中を激白（2017年4月）

2017年4月にバラエティ番組に出演した細川たかしさんは、カツラ疑惑を否定したあともさらに疑惑の声が続いていることを不満にもらしました。さらには、自身の物まねをするタレントに対し、「バカにしてるだろ！」と非難しました。

その物まねタレントとは、レイザーラモンRGさんのこと。

たしかにちょっと悪意がありますよねえ。いや、だいぶありますかね。

RGさんが、自分をバカにしているような物まねを知っていることを知り、クビにしてやると宣告していた細川たかしさん。しかしその後、2017年5月放送の『行列のできる法律相談所』でレイザーラモンRGさんは細川たかしに土下座して謝罪。

「北酒場」をうたい上げたレイザーラモンRGさんを見て、細川たかしさんは「よく覚えたね。たいしたもんだ」と認め、和解しました。その後は何と、一緒に営業を回るなど、むしろ仲良く仕事しているようですよ。

若き日の細川たかしさんの画像

せっかくなので、若いころのカッコイイ細川たかしさんの動画や写真もいくつか紹介します。

『心のこり』でデビューした細川たかしさん（1975年）

妻子を残し、1年で売れなかったら戻ると約束をして上京しデビューした細川たかしさん。そのデビュー作の写真です。この時、1975年なので大体25歳ですね。いやあ、イケメンですねえ。

『北酒場』をリリースした頃の細川たかしさん（1982年）

『北酒場』を歌う細川たかしさん（年代不明）

こちらは年代が不明なのですが、30代の頃の細川たかしさんでしょうか。デビュー時などと比べると少しお顔はふっくらしていますが、誠実そうなお顔が素敵ですね。

まとめ

以上、細川たかしさんのカツラ疑惑と騒動に関する情報をまとめました。

カツラ疑惑が流れて、こんなにハッキリと本人が否定するのも珍しいことなのではないでしょうか。それほど、言われたくない言葉なのかもしれないですね。

「カツラかどうかは知らないけど、とにかく細川たかしさん歌うまいな」というコメントを多く見ました。本当に声量があって色気もあって素晴らしい歌声をお持ちの細川たかしさん。これからもカツラ疑惑を気にせず、ステキな歌を聞かせていただきたいですね！